台風で一部日程が中止となった世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会がTOKYO LIGHTSとともに11月11~13日に待望の再演決定!グランプリ含むファイナリスト全19作品と招待2作品再上映

2022/10/13  一般財団法人 プロジェクションマッピング協会 

一般財団法人プロジェクションマッピング協会(本社:東京都渋谷区、代表理事:石多 未知行)は、2022年9月に台風の影響を受け一部日程が中止となった世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会『1minute Projection Mapping Competition』(以下、国際大会)のファイナリスト19作品と招待作家の2作品、合わせて21作品を11月11日(金)~11月13日(日)の3日間に渡り、明治神宮外苑にて再上映することをお知らせします。


9月開催時の様子 グランプリ受賞作品:チーム名EPER DIGITAL、作品タイトルElemental constructions
9月17日~19日の公演では国際大会観覧エリアのチケットが全日SOLD OUTと、多くの皆さまから大変ご支持いただいておりましたが、残念なことに台風の影響で初日のみの実施となってしまいました。それを受けて、9月にご来場頂けなかった皆さまと、プロジェクションマッピングという最新の映像表現に興味を持って頂いた皆さまに、引き続きこの映像競演をぜひご体験頂きたく、9月のプログラムの一部を変更し再上映することが決定いたしました。

世界各国から集まったハイクオリティーなプロジェクションマッピング作品を、東京都心の歴史ある巨大建築物へ投映し、大迫力な映像競演を目前でご覧頂ける機会は滅多にございません。

11月の開催も9月と同様に東京の新しい風物詩、未来へのメッセージを発信する“光の祭典” TOKYO LIGHTSのメインコンテンツとして開催いたします。なお、国際大会観覧エリアへのご入場は無料チケットのご予約が必要です。チケットは10月17日(月)17:00より受付を開始し、先着順で申込上限に達し次第、受付は終了となります。詳しくは公式サイトをご確認ください。

▷TOKYO LIGHTS公式サイト: https://tokyolights.jp/
▷1minute Projection Mapping Competition公式サイト:https://1minute-pm.com/

▼ 1minute Projection Mapping Competition について
1minute Projection Mapping Competitionは世界各国から集まるハイレベルで個性豊かな作品を、同じ会場で一度に見ることができる、唯一無二のプロジェクションマッピング国際大会です。毎回異なる制作テーマと、1分台という短いプロジェクションマッピング作品で世界一の称号と優勝賞金200万円を競います。
今年は世界55の国と地域(過去最多)から241組のエントリーが寄せられました。全世界から注目を集めるこのコンペティションは、上位入賞者が世界を舞台に活躍するきっかけになるなど、世界的にも影響力のある映像祭典です。

◆ 2022年度(第10回大会)の各受賞作品について
9/17~19の3日間の開催を予定していた国際大会は残念ながら9/17のみの実施となってしまいましたが、審査員陣による審査は開催されました。厳正なる審査の結果、今年のグランプリほか各受賞作品は下記となりました。11月開催時は受賞作品を含むファイナリスト19作品全てを上映します。

GRAND PRIZE(東京都知事賞)
EPER DIGITAL(ハンガリー)「Elemental constructions」


作品について:これまでのプロジェクションマッピングのイメージと比べても異質で、多くの人に新鮮な驚きと、強い印象を残しました。音楽と同期した、原色と3DCGでのシンプルな表現は聴衆を強く魅了しました。単純な色と図形が徐々に混じり合い、多様な価値観が徐々に溶け合って一つの世界観を築いていく様にも感じられる作品。シンプルで完成度も高く、且つ新鮮な表現は多くの人の心を動かし、抽象性の中にもテーマを感じさせ、見事にグランプリを受賞。

SECOND PRIZE (TOKYO LIGHTS賞)オーディエンス賞
DecideKit(タイ)「Owari (終) ・Tsuzuku(続)」


作品について:テーマについての明確なストーリーを持ち、熟練ともいえるような映像制作技術と構成、全てにおいて高い評価がされ、準グランプリとオーディエンス賞の2冠に輝いた作品。
昆虫が変態する様を軸に、命が生まれ羽ばたく循環を描き、建物全体が生命の繭となり、それが羽化し羽ばたく様はとても美しく、見る人の心にゆっくりと染み入る秀作です。

JURY PRIZE(審査員特別賞)
RESORB(ドイツ)Mutate / Evolve」


作品について:AIアルゴリズムで生成された生命体が描かれ、それらは突然変異したかの様でありながら、建物と溶け合う様に緻密に設計されています。
命が有機的に絡み合う様や、透明感のあるビジュアルは命が持つ生々しさ、そして強さを感じさせ、時代の複雑な価値観を示唆する様な作品でもあります。

Tokyo Tokyo PRIZE(Tokyo Tokyo賞)
Kurbas Production(ウクライナ)Resistance」


作品について:今回の重いテーマに対して、ウクライナの人々が置かれた環境を批判ではなく、客観的な描写として柔らかに、そして高い技術と独特の美しい世界観として描き切った作品。今の時代に正面から向き合い、自らの存在を伝えようとする姿勢や佇まいは、多くの人々の胸を打ちました。

▼ TOKYO LIGHTS 2022 について
2021年より始まった『TOKYO LIGHTS』は、東京の新しい風物詩として未来へのメッセージを発信する光の祭典です。TOKYO LIGHTSの『LIGHTS』には、未来の可能性を示す「ビジョン」、表現技術を示す「先進性」、これからを担う「人材」、それらを育み集まる「コミュニティ」など様々な意味が込められています。こうした「光」を集め、その化学反応によって輝く希望のメッセージを東京から世界へ届けるイベントです。
目玉となる世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会は、世界各国から集まった作品が聖徳記念絵画館という歴史ある巨大な建物へ投映され、圧倒的で上質な映像体験ができる貴重な機会となります。光の祭典エリアでは、非日常感のある光の世界を旅する様に、光のアートや先進的なエンターテインメントコンテンツが配置され、エリア全体で多種多彩な体験をすることが出来ます。
【環境・エネルギーに配慮した取組について】
〇当日の使用電力は自家発電を使用することにより、電力の供給に影響や追加の負荷を与えないよう工夫をしています。また、燃料の一部にバイオ燃料を使用することにより低炭素の取組を進めています。
〇燃料電池車(FCV)、電気自動車(EV)等の電気も活用し、HTT<電力をH減らす・T創る・T蓄める>の理解や普及促進を進めます。

▼ プロジェクションマッピング協会 について
さまざまなクリエイターを中心に作られた業界団体として、石多未知行が代表となり2011年に発足、2012年に一般財団法人化。
プロジェクションマッピング表現の普及啓発、新たな技術による表現フィールドの拡大、行政や地域団体との連携による観光資源の創出や地域ブランディングなどを手掛けています。また表現の追求や人材育成を進め、世界最大級となるプロジェクションマッピング国際大会を長年にわたり実施するなど、国内外で業界の広がりに貢献しています。公式サイト:https://projection-mapping.jp/

他の画像

関連業界