<全国の高校生向け> 海外の社会課題とつながりキャリアを探究する「グローバルキャリア探究キャンパスCROSS BRIDGE」が12月スタート

2022/11/09  特定非営利活動法人 クロスフィールズ 

―経済産業省2022年度「未来の教室」実証事業にて、全国の高校生が社会課題解決に向けたキャリアを探求する2ヶ月の無償オンラインプログラムを開講―


NPO法人クロスフィールズ(東京都品川区、代表:小沼大地)は、2022年12月より国際的な社会課題を探究し、将来のキャリアや進路について考える全国の高校生向けキャリア教育プログラム「グローバルキャリア探究キャンパス “CROSS BRIDGE”(クロス・ブリッジ)」を開講。11/8(火)から12/5(月)12:00までの期間で参加者を募集します。それに伴い、11/24 (木) 19:00より本プログラム開講の背景や若年層が社会課題の現場に越境する価値について、東明館学園の神野校長・トビタテ留学JAPANの西川朋子氏と語り合うキックオフイベントを開催します。 (本事業は 経済産業省 令和4年度「未来の教室」実証事業 (テーマE 「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」の採択事業者として実施します)




CROSS BRIDGEは全国の高校生がオンラインで国際的な社会課題と接点を持ち、その解決に取り組むロールモデルとの出会いから、自身のキャリアの可能性を広げていくものです。参加対象は日本全国から30名の高校生を募集、実施期間は12月末から2月頭までの2ヶ月間。参加費は無料です。(詳細は特設サイトをご参照ください)

▶︎CROSS BRIDGE 特設サイトURL: https://crossfields.jp/crossbridge/

本企画実施の目的は、全国各地の高校生国内外の社会課題との接点を提供し、その解決を志すキャリアの選択肢を提示することにあります。2019年より始まった新型コロナ拡大による移動制限は、子どもが社会的に広い視野を獲得する機会の減少につながりました。その大きな要因として、留学機会の減少をはじめ、海外の文化に触れる機会の低下が考えられます。また、以前から課題となっている教育アクセスの地域間格差もいまだ解決されていない現状があります。一方で、経済産業省が2022年5月に発表した「未来人材ビジョン」[1]で挙げられている次世代の人材要件には、「グローバルな社会課題を解決する意欲」の重要性が掲げられるなど、現状との乖離が生まれています。そこで、本プログラムは高校生を対象に、国内外の社会課題の現場との接点を提供し、社会課題の解決に向けたキャリア選択の可能性を提示していきます。加えて、全編オンラインで開催することで、本領域に関心がある全国の高校生が地理的な制約を乗り越え、学びたい人が学べる機会の創出を目指します。

クロスフィールズは2011年より「留職」プログラムなどを通じて、働く人と社会課題の現場をつなげてまいりました。2022年2月にはビジョンを「社会課題が放置されずに解決され続ける世界」に刷新し、ミッションの1つに「社会課題を自分事化する人を増やす」を掲げています。本事業を契機に若年層に対しても「社会課題を自分事で考える」機会を提供し、ビジョン・ミッションの実現をより力強く目指してまいります。

[1]経済産業省「未来人材ビジョン」 https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf

【CROSS BRIDGEプログラム詳細】
CROSS BRIDGEは全編オンラインで開催する2ヶ月間の短期プログラムです。(一部、参加任意の現地訪問型セッションあり)参加費は無料、現地訪問型セッション参加の場合は交通費も補助されます。参加者はプログラムを通じて海外の社会課題と接点を持ち探究心を育むとともに、その解決に取り組むロールモデルとの出会いから、自身のキャリアの可能性を広げていきます。また全編を通じて、ビジネスと国際協力の両分野での業務経験を持つクロスフィールズのスタッフが参加者に伴走し、学びの深化をサポートします。


<プログラム概要>

<CROSS BRIDGEで提供する3つのセッション>



<CROSS BRIDGEで出会えるリーダーたち (一部)>



本プログラムの具体的なプログラムスケジュールと応募概要など、詳細については特設サイトをご覧ください。

▶︎CROSS BRIDGE 特設サイトURL:  https://crossfields.jp/crossbridge/


● 11/24 (木) 19時よりCROSS BRIDGE開講記念イベントを開催します




「いま求められる最先端の教育の姿とは?」をテーマにイベントを開催します。社会全体がポストコロナへと移行するなか、次世代を担う子どもたちに必要な教育とはどういったものなのでしょうか?特に、海外や社会課題の現場と人生の早いタイミングで接点を持つことの重要性について、教育業界を代表する多様なゲストと共に深掘っていきます。

日時:11月24日(木)19:00-20:30(オンライン配信)
参加費:無料
登壇者:学校法人 東明館学園 校長 神野元基氏
トビタテ!留学JAPAN 広報・マーケティングチームリーダー 西川朋子氏
    NPO法人クロスフィールズ 代表理事 小沼大地
お申し込みはこちらhttps://hblp.crossfields.jp/crossbridge
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ー本実証事業に関わる経済産業省のプレスリリースはこちら:
https://www.learning-innovation.go.jp/news/verify-notice-e-2022-result/

【NPO法人クロスフィールズ】
クロスフィールズは、国内外の社会課題の現場とビジネスパーソンをつなぐことで、社会課題解決とリーダー育成の両方を実現することを目指す非営利組織です。社会課題解決の現場に企業の社員が飛び込み、現地のNPOや社会的企業とともに課題解決に取り組む新興国「留職」プログラムのほか、国内外の社会課題の現場を「体感」する経営幹部・役職者向けのプログラム「社会課題体感フィールドスタディ」などの事業を展開しています。 (ウェブサイト:https://crossfields.jp/ )

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