Z世代が今、大切にしている価値観は「行動」「自由」~トリプルバリューが「バリュー行語大賞 2022」を発表

2022/11/30  株式会社 トリプルバリュー 

~流行語大賞の発表に先駆け2022年の世相を反映した価値観 TOP10 を公開~

株式会社トリプルバリュー(本社:大阪府大阪市、代表者:山本龍太)は、2022 年の流行を反映し支持された価値観「バリュー行語大賞 2022」を 11 月 30 日(水)に発表いたしました。



「バリュー行語大賞 2022」の実施の背景

個人の価値観は、生まれ育った環境や体験などを通じて養われ年齢を重ねる毎に徐々に確立されていきます。つまり人生経験の少ない学生の価値観は直近で体験した出来事や社会のニュース・事件などに左右されやすく、価値観は年々変化していくものと考えています。 そこで当社は、2022年に20代の学生を対象として実施した「エンゲージメントカード」のプレイ結果から、2022 年に Z 世代の価値観の変化やそこに影響を与えた社会の変化を明らかにすべく「バリュー行語大賞 2022」を発表いたしました。


「バリュー行語大賞 2022」の結果

Z世代が今、大切している価値観TOP10と以下の通りとなりました。
1位:行動(25人)、2位:自由(21人)、3位:感謝(20人)、4位:向上心(18人)、5位:挑戦(17人)、6位:心地良さ(17人)、7位:コミュニケーション(16人)、8位:協力(13人)、8位:創造性(13人)、8位:友情・仲間(13人)


<調査方法>
2022年に20代の学生を対象として実施した「エンゲージメントカード」のプレイ結果に基づき、計138人が現在の価値観として選んだカードの集計値(1人あたり3個の価値観を選択します)




「バリュー行語大賞 2022」に選出された価値観から考察される社会背景

これまでは「心地良さ」「コミュニケーション」など、仲間の連帯感や居心地を大切にする価値観がZ世代を象徴していましたが、新型コロナウイルス感染による行動制限が徐々に緩和されてきたことから、「自由」に「行動」できることの大切さをこれまで以上に実感した1年になったと分析しています。
またロシアによるウクライナ侵攻の報道により、当たり前の日常が失われることを痛感し、平穏な日常を過ごせることや家族や友人への「感謝」の気持ちの大切さが再認識される機会にもなりました。従来から重視されてきた「向上心」「挑戦」というポジティブな価値観は上位を維持しており、Z世代にとって2022年は将来の成長のために行動する出発点と位置づけられてたと考察しています。

※参考:2021年度の実施結果:1位「心地良さ」2位「コミュニケーション」3位「行動」4位「向上心」5位「挑戦」6位「努力」7位「礼儀・礼節」8位「自由」9位「感謝」10位「好奇心」

エンゲージメントカードとは

「エンゲージメントカード」は、自分や相手の価値観や考え方を発見するためのカードです。 88 枚のさまざまな価値観が描かれたカードを噛み締めながら自分と対話をすることで自己理解を深め、チームメンバーとシェアしあう事で他者理解に繋がります。相互の理解を深めることで心理的安全性を高め、信頼関係が構築されていきエンゲージメントが高まります。 2020年 4 月の発売から 2022年 9月30日までに 6,053 個を企業や団体、個人に提供し、様々な企業・団体などで活用されています。





オンライン版エンゲージメントカードもベータ版を公開中

オンライン版「エンゲージメントカード」のベータ版が期間限定で公開中です。最大4人が同時に自分に合った価値観カードを特定するワークショップが実施できるオンラインサービスです。直感的に操作することが可能で、オンラインのトランプゲームや麻雀のように、誰でも気軽に使えるようなサービスです。特定した価値観カードのリストは画像作成でき、SNSなどでの共有も可能となります。
2022年12月31日まで無料プランで基本プランの機能が全て使えます。
「オンライン版エンゲージメントカード」WEBページ:https://online.engagement-card.com/


株式会社トリプルバリューの想い

ひとりひとりが未来や可能性に胸ときめかせ、ワクワクしながら活動することを、私たちは 「ワクワーク」と呼んでおります。このワクワークの連続は生きがいや働きがいにつながり、 人生における充足感、幸福感にもつながる、とても大切な感情といえます。 ワクワークには2つの意味合いが込められております。1つ目はワクワク働くという意味 と、2つ目は、「Work」には「作品」という意味があり、私たちは自分を主役とした人生と いう作品をつくっていると考えております。そのため、ワクワクする人生を送るという意味 を含めております。 ワクワークする人を 1 人でも多く増やしていくために、ワクワークする仲間と共に活動しております。 ワクワークを生み出すには、個人個人の気持ちの持ち方だけではなく、環境や場づくりが大 切になります。ひとりひとりのやる気と挑戦を引き出す場を社会に増やし、可能性に溢れた 世の中を目指しています。

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