もっちりぽってり『福まるご』に5つのバリエーションを追加
株式会社イワタ(東京都千代田区、代表取締役社長:水野昭、以下 イワタ)は、『イワタ福まるご』のファミリー書体を2023年2月1日(水)10時に販売を開始します。
鉛活字の手書きや手彫り、インクにじみなどの有機的な曲線から着想を得たオールドスタイルの丸ゴシック書体『イワタ福まるご』。2020年3月の発売より、そのかわいらしいシルエットからSNSのテロップや映画、絵本のタイトルなどに使われているイワタの人気書体に『アソブ』『ウネル』『カタル』『タタズム』『キザム』がファミリーに加わります。
イワタ福まるごアソブ
カジュアルさの中に軽快なリズムを持たせた書体で、親しみやすい遊び心に、ノスタルジックな面持ちも備えています。その姿は原っぱで楽しく遊んだ少年時代を連想させます。
イワタ福まるごウネル
右上がりで華やかな書体です。装飾的な曲線を多く用いた芸術「アール・ヌーヴォー」から着想を得たデザインで、その様式は浮世絵からも影響を受けていると言われます。
イワタ福まるごカタル
映画字幕などで使われていた特徴的な文字をモチーフにした書体です。線画が長く高低差の少ない骨格と、線端の抑揚が手書きのイメージを伝えます。レトロな映写機で映し出された名作が優しくゆっくりと語りかけるかのようです。
イワタ福まるごタタズム
金属活字の古いゴシック体の骨格と幅広な欧文を合わせた書体です。味のあるアンバランスさや小さな拗促音など活字時代に培われたテイストを色濃く取り入れています。時代を超えても色あせない重厚な佇まいは、夕日に染まった富士山を彷彿とさせます。
イワタ福まるごキザム
水平垂直に構成された長体かなを、横方向のラインに沿って揃えた機械彫刻のような書体です。タイプライターで規則正しく打たれたような律儀さに柔らかい曲線が合わさり、整然としていながら堅苦しくない印象を刻みます。
製品仕様(各書体共通)
■フォーマット OpenType
■文字セット Adobe-Japan1-3+N準拠+元号合字「令和」(9,499文字)
■ウェイト L/R/M/B/E
■標準小売価格
・1書体
DL版15,400円(税込)
CD版17,600円(税込)
・5書体セット
DL版61,600円(税込)
CD版6,3800円(税込)
製品情報URL:
https://iwatafont.co.jp/fukumarugo/index.html
【イワタについて】
1920年(大正9年)の創業より100年に亘り一貫した変わらぬ文字づくりの姿勢で、イワタ新聞書体やイワタ明朝体オールド、イワタUDフォント、みんなの文字などに代表される時代のニーズに合わせた書体開発をおこなっております。お客様のニーズに合わせた受託開発も多く対応しております。
Webサイト:
https://iwatafont.co.jp/