【オプテックス】エクノス株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

2023/04/03  オプテックス 株式会社 

スマートモビリティ社会に向けて、車路管制システム事業を強化

オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は2023年4月3日付で、エクノス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役:佐藤 博、以下「エクノス」)の発行済み株式を100%取得し、完全子会社化いたしましたのでお知らせします。



1.株式取得の目的
エクノスは駐車場で利用される車両誘導システムの設計・開発、及び販売を行う日本で唯一の専業メーカーです。1998年の創業以来、ショッピングモール、量販店などの大型商業施設や、空港・病院といった公共施設に付帯する大型駐車場で多数の設置実績を有しております。自社開発の車両誘導システムは車両検知センサー、誘導灯、表示機器、制御システム及び、表示用ソフトウェアで構成されており、現場に応じた最適なシステムの提案から施工手配、アフターフォローまでを一貫してサポートしています。

オプテックスは創業以来、独自のセンシング技術で様々な用途に特化したセンサーを開発してきました。車両検知用途では長年、地中埋設工事を必要とするループコイルセンサーが広く市場で利用されておりますが、当社は施工時の作業や環境への負荷を低減できるセンサーを開発し、コインパーキングをはじめとした中・小型規模の駐車場を中心に車両検知用センサーを活用したシステム事業を拡大してまいりました。

この度の株式取得により、両社のシナジーで以下の実現に向けた取り組みを強化いたします。

駐車空きスペースへの誘導表示による利用者の駐車待ち時間・ストレスの軽減と快適性の向上
駐車空きスペースへの効率的な誘導による駐車場回転率(収益性)の向上
車両誘導のシステム化による交通誘導員不足問題の解消
車両センサーから得られる駐車データのマーケティングやMaaS(マース)※ への活用
施設周辺道路の慢性的な渋滞の緩和、並びにアイドリング時間短縮によるCO2排出量削減

※Mobility as a Serviceの略。ICTを活用して複数の交通機関や移動手段を接続し、統合的に提供するサービス


2.今後の展望
オプテックスは、車路管制システム総合メーカーを目指すとともにスマートモビリティ社会に貢献し、当社グループのビジョン「特定用途向けセンサー&ソリューションでグローバルNo.1を次々に生み出していく会社に」の実現を目指してまいります。

3.エクノスの概要 (2023年3月末日時点)




4.取得後の株式所有割合
オプテックス株式会社 100%

5.エクノス製品イメージ