川崎市、脱炭素を市民に身近なものに 地球温暖化防止への取組「脱炭素アクションみぞのくち」の新プロジェクトが始動!

2023/07/12  脱炭素アクションみぞのくち 

~地元人材がSNSなどで情報発信~

 神奈川県川崎市(市長:福田紀彦)は、7月12日(水)から、2050年の脱炭素社会の実現に向けた取組「脱炭素アクションみぞのくち」の一環として、「まるっとサステナCAMP」を開始します。地域人材を「インターン」に任命し、様々な脱炭素の取組を発信します。併せて、脱炭素アクションみぞのくちについてもっと知っていただくために、SNSアカウントの新設・運用を開始します。川崎市高津区溝口周辺地域における取組が、より市民にとって身近に感じられるものとなることを目指し新たなプロジェクトを始動します。



新プロジェクトの詳細に関して


(1)地域人材が学びながら情報発信「まるっとサステナCAMP」の開始

 「脱炭素アクションみぞのくち」の活動の様子を地域の人材が楽しく学びながら情報発信する「まるっとサステナCAMP」を開始します。様々な世代・分野で活躍する「インターン」22名が企業へ訪問・取材をしたりイベントに参加しながら、それぞれの目線から気軽に読んでいただける記事や活動レポートをWEBサイト上とSNSで紹介します。
 「まるっとサステナCAMP」の名称は、地域全体で“まるっと”脱炭素やサステナブルにつながることに取り組んでいることを気軽に実感してもらうという想いを込め、設定しました。
 なお、環境やPRなどの分野において知見のあるメンター3名がインターンの活動に伴走します。

【インターン生の紹介】
深澤美乃(武蔵大学)
高橋淳音(株式会社ノンバーバル・東京理科大学)
田中悠太(高津高校)
本江志織(鎌倉女子大学)









他、高校生~社会人まで計22名

【メンターの紹介】
細谷優希 環境NGO ビジネスディベロップメントアナリスト
明石修 武蔵野大学教授博士(地球環境学)
杉原冴樹 株式会社プラチナム PRプランナー











 また、この度「脱炭素アクションみぞのくち」のWEBサイトをリニューアルし、上記インターンの紹介・活動内容などを随時アップデートします。

「脱炭素アクションみぞのくち」WEBサイト:https://carbon0-mizonokuchi.jp/

(2)SNSアカウントの新設
 川崎市では、7月12日(水)から「まるっとサステナCAMP」のメンバーとともに「脱炭素アクションみぞのくち」を発信する各種SNSアカウントを新設します。溝口周辺に在住・在勤・在学の若年層~現役世代及び地域外に向け、同年代であるインターンがガイドとなり、「脱炭素アクションみぞのくち」における活動や施策、また店舗や街の取組を発信していきます。

●YouTube(脱炭素アクションみぞのくち:@carbon0_mizonokuchi)
https://www.youtube.com/@carbon0_mizonokuchi

●Instagram(脱炭素アクションみぞのくち:@dam_mizonokuchi)
https://www.instagram.com/dam_mizonokuchi/

※このほか、インターンや脱炭素アクションみぞのくち推進会議会員事業者のアカウントなどでも情報発信予定!

【アカウントのテーマ「まるっとサステナ」】

 「脱炭素アクションみぞのくち」全体で“まるっと”脱炭素やサステナブルにつながることを気軽に実感してもらうという想いを込めて、アカウントのテーマを「まるっとサステナ」に設定しました。魅力を感じるメッセージや雰囲気で、
アカウントに接触しているうちに自ずと溝口の「まるっとサステナ」を実感できるアカウントを目指し、運用をおこないます。

「脱炭素アクションみぞのくち」とは


 川崎市は、令和2年2月に2050年の二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを表明し、同年11月には高津区溝口周辺地域に脱炭素モデル地区「脱炭素アクションみぞのくち」を創設しました。
 同地域で脱炭素化に資する身近で先進的な取組を集中的に実施し、その効果や利便性を実感してもらうことで、市民一人ひとりの環境配慮型のライフスタイルへの行動変容促進を促し、脱炭素社会の実現を目指します。

【主な取組】
●高津区役所・マルイファミリー溝口・ノクティプラザをはじめとして、様々な民間・公共の施設で再生可能エネルギー100%の電力を使用。
●高津区役所などにマイボトルに水を補充できる給水スポットを設置。ペットボトルの消費削減。
●道具をシェアし、無駄づかいやごみを削減できるシェアリングサービスの普及。
●今秋竣工予定のごみ処理施設(橘処理センター)にて、ごみの焼却時の熱を利用しCO2を出さない電気を発電。
●JR武蔵溝ノ口駅にて、自立型水素エネルギーシステムを導入。太陽光パネルの電力から製造した水素をタンクに補充し、水素から夜間や災害時の電力を発電。
●エコな行動でポイントを貯め、エコな商品やサービスに交換可能な環境アプリの開発。
●水素を燃料に走る車(燃料電池自動車)に水素を充填する「水素ステーション」が梶ケ谷に開設・営業。さらに、燃料電池自動車を高津区役所の公用車に導入。
●田園都市線を含む東急線全線では再生可能エネルギー100%の電力を使用し電車を運行。JR南武線では水素で走る電車が試験運行。
























「脱炭素アクションみぞのくち」 参画企業・団体


 地元企業や地域団体など、溝口周辺地域で活躍する様々な事業者・団体等(令和5年6月現在:45会員)が集まり、取組の展開や広報などを連携して進めています。


一覧と主な取組:https://carbon0-mizonokuchi.jp/member.html

「脱炭素アクションみぞのくち」新プロジェクト始動の背景


 これまでも、様々な企業や団体が「脱炭素アクションみぞのくち」で優れた取組を行っていますが、地域住民や地元企業・団体の皆さまにとってはどこか遠く、難しい話に感じられてしまうことが課題でした。そこで、実は普段の暮らしのちょっとした行動が脱炭素につながっていることを知っていただき、脱炭素を身近で楽しみながら取り組めるものと感じてもらうことを目指して新たなプロジェクトを始動しました。

お問い合わせ


【脱炭素アクションみぞのくちに関すること】
川崎市環境局脱炭素戦略推進室 内田
TEL:044-200-2865   FAX:044-200-3921   MAIL:30dtanso@city.kawasaki.jp

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