デザインとサスティナブルが調和する-----新しい内装材-----。(1)リアルレザーの端材から生まれた「再生レザー」&(2)高級突板端材から再生した「ピース状壁面材」が新発売。

2023/07/19  イビケン 株式会社 

これまで、サスティナブルな空間を叶えるためには、 内装材をできる限り「使わない」という選択をし、 シンプルな空間を表現することがスタンダードとされてきました。 IBIKEN Sustaina-Labが提案するのは、 「だから、使う」という選択肢。 捨てられてしまうものを資源として作られた意義あるもの。 味わい深く洗練されたもの。 「だから、使う」ことで、 デザインとサスティナブルが調和する、空間づくりの新しい選択肢を提供します。


イビケン株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長:臼井勝弘)は2023年6月30日(金)、新たな素材開発を通してサスティナブル社会へ貢献する新たなプロジェクト、IBIKEN Sustaina-Lab(イビケンサスティナラボ)を発足し、2つの新しい内装材を発売しました。

新製品1 リアルレザーの端材から生まれた再生レザー、UP-BORN LEATHER(アップボーンレザー)


靴やベルトといった革製品の製造工程の中で、型紙からあふれ切り取られていた部分は、端材として捨てられていました。同じ革に変わりがないのに、価値のないものとして大量に捨てられていく。私たちはそこに違和感を持たずにはいられませんでした。

▼新しい素材へと生まれ変わる
捨てられていた、大量の端材を、粉砕し再形成することで、再生レザーとして生まれ変わりました。独特の風合いと特性により、リアルレザーではできなかった新しい表現を可能にします。



▼特徴

継ぎ目のない表現へ。
全長15mで、継ぎ目のない状態の素材としてご提供が可能です。リアルレザーでは難しかったサイズ感での、シームレスな表現を可能にします。

02
本物の質感のために。
素材の約60%に本革の端材を使用し、リアルレザーの質感が得られます。手に触れた感触も、本物を彷彿する仕上がりです。

03
バリエーションにも高級感を。
カラーは、素材感を活かす7色のダルトーンで展開。用途の多いブラックはエンボスを2種ご用意し、全8点のラインナップです。落ち着きのある色合いは格調高いプロダクトと調和し、作品に高級感を漂わせます。

04
新しい表面素材として。
ベニヤ、合板、MDFなどの基材に貼る表面素材としても、加工しやすい仕様です。様々な家具のデザインに豊かな表情を与えます。

■製品情報


新製品2 高級突板端材から再生したピース状壁面材、PIECE WOOD(ピースウッド)


チークやナラといった高級天然木の突板の中で、割れや節などが強い規格外のものや、家具製作工程で出る端材は、用途がなく多くが捨てられていました。それらの突板端材を基材に貼り合わせることで、 天然木の風合い豊かなピース状壁面材が生まれました。
サスティナブルな空間をつくりながら、一つひとつ異なる木目の表情が、存在感ある上質な壁面を演出します。

新しい素材へと生まれ変わる。
捨てられていた大量の端材を、基材に貼り合わせることで、ピース状壁面材として生まれ変わりました。割れや節も自然の風合いとして活かすことにより、新しい空間表現を可能にします。


▼DESIGN
4つの形状×4つの樹種の組み合わせから、お選びいただけます。


 (↑左から)クラシックタイル/ヘリンボーン/ヘキサゴン/ブリック

▼4つの樹種

▼オリジナルカラー
標準のクリア塗装マット仕上げ以外にも、ご希望に応じて着色塗装も承ります。空間イメージに合わせて、オリジナリティーの高い演出を可能にします。

■製品情報


専用サイト → https://ibiboard.jp/product/sustainalab/
イビケン建装事業部専用サイト → https://ibiboard.jp/

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