GK京都、新たにオープンしたベッコフオートメーションの「ベッコフ共創ラボ」をデザイン

2023/08/22  株式会社 ジイケイ京都 

株式会社GK京都(京都府京都市 代表取締役社長 麻田風児)は、ドイツの大手制御機器メーカーであるベッコフオートメーション株式会社(神奈川県横浜市)が東京都大田区に新たにオープンした、ベッコフオートメーションの共創ラボ空間のデザインを担当しました。




■「ラボとショールーム」2つの機能を併せ持つユニークなラボ
新設のラボは、多くのお客様に来ていただく展示会と、試作や業務を行うオフィス機能が混ざり合う中間空間を実現しました。
ショールーム機能としては、ベッコフ製品のデモ実機を体験してもらう場となります。展示会では表現しにくい他社との違いを実演したり、危機動作の理解をより深めていただける様に複数の機材を展示しています。
また、ラボ機能はお客様も設備の一部を利用して共同開発を行ったり、社員がデモ機制作やサービス業務の場として使用できるように、作業スペースや商談スペースなどの機能を持たせています。

■デザインコンセプト
この共創ラボはお客様とのかかわりや、その日の作業状況によって、ショールーム機能である「外部向け」と、ラボ機能である「内部向け」、そしてその「中間」スペースの使い方もできる自在に変化する特殊な空間となります。
そのため、この場所はベッコフ社員とお客様との中間点であり、機械好きが集まるマグネットプレイスとして用途に合わせた使い方に変換する
●Switch space → 使用目的に伴って外部、内部の空間を切り替える
●Switch thoughts → 新しい開発をするために思考を切り替える
という意味の【Switch² -スイッチ スクエアド-】というコンセプトを設定しました。

■限られた空間を機能的に活用できる柔軟なレイアウト
約100平方メートル の限られた空間の中で、ショールーム機能の「外部向け」と、作業機能の「内部向け」を共存させるにあたり、機材展示以外の作業場や商談スペースの機能的要素をカーテンで区切れるようにしています。インテリアは「Friendly factory」をテーマに、本来下地に使用する木材(合板)等ラフさのある素材感を生かしながら、ベッコフのコーポレートカラーである「Red」をアクセントカラーとし、親しみを感じるカジュアルなインテリアテイストとしています。

共創ラボ内観 ( 撮影:FIELDRICH ・ GK京都 )

■ベッコフ共創ラボ
・住  所 : 東京都大田区本羽田2-12-1 テクノWING大田 409号室
・最寄り駅 : 京浜急行空港線 糀谷駅より 徒歩15分
JR蒲田駅または京急蒲田駅より車で10~15分
・URL   : https://www.beckhoff.com/ja-jp/


株式会社GK京都
ともに考え、ともに未来をつくる「羅針盤型デザインファーム」
GK京都は広義な意味でのデザインの力で、クライアントや社会の課題に対して羅針盤となれるデザインファームを目指しています。
構想段階では、思考過程や発想を可視化しながらクライアントと共に考えを深め、共感を呼ぶ未来をイマジネーション豊かに描くことで、目指すものの明確化と実現に向けてのエネルギーを引き出します。
実装段階では、デザインの多岐にわたる専門性と様々な業界経験、そしてそれらエッセンスの自在な組み合わせによるデザインマネジメント力を駆使し、複合的なデザイン解を、シンプルで調和のとれた力強いものに着地させます。1972年設立。URL: https://www.gk-kyoto.com


ショップ・展示空間デザインへの取り組み
GK京都のショップ・展示空間デザインの取り組みは、バイクショップ・洋菓子店・書店・新規事業パイロット店舗・公共施設からイベント展示・空間演出装置など、インテリア・家具什器・コミュニケーション・サイン・UI/UXなど、領域を越えてトータルデザインサービスを提供しています。
各業態における背景や周辺環境、歴史観察し本来の在り方やアピールポイントを再構築することからスタートし、様々なデザインスキルの組み合わせによる独自のアプローチを行います。

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