ぼうさいこくたい2023にセッション出展!『「防災×女性リーダー」で地域の防災力をアップデートする』

2023/09/02  一般財団法人 大阪男女いきいき財団 

女性をはじめ多様な人材が地域防災へ参画することへの重要性やその取組についてご紹介します

一般財団法人大阪男女いきいき財団は、「女性のエンパワメントで高める地域の防災力リーダー育成事業助成プログラム」にて、女性の活躍が災害の困難を軽減する地域創りに取り組んでいます。 今回、この事業に取り組む青森から熊本まで全国の各団体と合同で、ぼうさいこくたい2023にセッション出展いたします。 女性をはじめ多様な人材が参画することで、地域防災がどのようにアップデートされるのか、事例発表やディスカッションを通じてご紹介します。



ぼうさいこくたいプログラム
https://bosai-kokutai.jp/2023/s-26/



内容


日頃から、各地域で防災・減災活動、女性のリーダー育成に取り組む全国の団体が、休眠預金を活用して「女性のエンパワメントで高める地域の防災力リーダー育成事業」に取り組んでいます。
本事業は、平時から「ジェンダー平等の視点」が地域に反映され、多様性に配慮された"しなやかな社会"が醸成されることを目標とし、2年半かけて行われるものです。

防災・減災、復興過程におけるジェンダー平等の視点は注目されていますが、令和5年では、防災・危機管理部局の女性職員比率は全国平均で9.9%しかありません。


出典:地方公共団体における男女共同参画の視点からの防災・復興に係る取組状況について フォローアップ調査
(内閣府男女共同参画局 令和5年5月)

また、都道府県防災会議の女性比率は 16.1%と女性の参画度合いが低く、まだまだ防災・減災の分野での女性の活躍が進んでいない状況です。
参照:令和3年版 防災白書|図表1-10-1 地方防災会議の委員に占める女性の割合の推移について
bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/r03/zuhyo/zuhyo1-01_10_01.html

しかし、災害時の困難を最小限にするためには、多様な人が地域の防災・減災に向けた取り組みを進めていくことが必要です。
特に、人口の半分であり、子育てや介護の多くを担う現状にある女性の視点を取り入れることは、防災・復興に関する取り組みの基本的な考え方の一つとして、世界的に共有されています。

本事業に取り組む実行団体は、防災・減災の課題や、女性のリーダーシップの進展状況を踏まえて、ワークショップや被災地視察などの様々な取組を通じ、女性の活躍が災害の困難を軽減する地域創りをめざしています。
セッションでは全国の実行団体が連携し、それぞれの取組・事例を発表します。
ぜひご参加ください。

出展概要


ぼうさいこくたい2023 次の100年への備え~過去に学び、次世代に繋ぐ~

団体名:女性のエンパワメントで高める地域の防災力リーダー育成事業実行団体ネットワーク
出展内容:セッション『「防災×女性リーダー」で地域の防災力をアップデートする」
日時:令和5年9月18日(月祝)12:30~14:00
会場:横浜国立大学都市科学部講義棟105講義室

セッション
・事例発表
「防災」「女性リーダー」に関する各地域の現状・課題認識
・ディスカッション
次の100年への備えは「防災×女性リーダー×地域」のメインストリーム化


登壇団体

(青森)男女共同参画地域みらいねっと
(福島)いわき放射能市民測定室たらちね
(愛知)こども女性ネット東海
(大阪)大阪男女いきいき財団
(高知)こうち男女共同参画社会づくり財団
(愛媛)U.grandma Japan
(熊本)ミューズプランニング
(資金分配団体)地域創造基金さなぶり

※こうち男女共同参画社会づくり財団・ミューズプランニングは録画参加

コメンテーター
石井山竜平さん(東北大学大学院教育学研究科准教授)

事前申込:https://forms.gle/UjX6c1Gi5Z8dawTt7

問合せ先:地域創造基金さなぶり(TEL 022-748-7283)
     大阪男女いきいき財団(TEL 06-7656-9040)


ぼうさいこくたいとは?


「自助・共助」、「多様な主体の連携」及び「地域における防災力の向上」を促進するため、国民の防災意識の向上、災害に関する知識や経験等の共有、防災に取り組む方々の連携構築を図ることを開催趣旨とし、毎年多くの団体・機関が出展し、取組・知見を発信・共有する日本最大級の防災イベントです。

ぼうさいこくたい2023公式ホームページ
https://bosai-kokutai.jp/2023/


休眠預金活用事業『女性のエンパワメントで高める地域防災力リーダー育成事業助成プログラム』について


当財団が提案した事業プログラムが、女性のエンパワメントで高める地域の防災力リーダー育成事業助成プログラムに採択されました。
これは民間公益活動として助成金を活用した事業で、2022年度(令和4年度)から2024年度(令和6年度)までの3年間にわたって、女性の活躍が災害の困難を軽減する地域創りに取り組みます。
地域の女性たちのエンパワメントを通じ、防災・減災にかかる人材育成プログラムを実施することで、大都市における防災力や女性及び多様性の視点をより高め、地域発展の新しい枠組みとして、女性防災人材を核とした地域エコシステムの創造につなげていきます。

実行団体:一般財団法人大阪男女いきいき財団
指定活用団体:一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
資金分配団体:公益財団法人地域創造基金さなぶり

主な事業
I.地域における実態把握のためのヒアリング調査
II.防災人材育成プログラム
III.フィールドワーク、郊外研修
IV.啓発活動、ネットワーキング


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