絶滅危惧種を纏うことで"着る教材"の実現へ。

2023/09/06  CLASS EARTH 株式会社 

生物多様性保全を目的とする「CLASS EARTH」、創業150年を誇る老舗制服メーカー明石スクールユニフォームカンパニーと協働し、9月4日より学校制服の展開を開始。

~教育の場での生物多様性保全に挑む~


CLASS EARTH株式会社(本社:東京都中央区 代表:高岸遥 以下、CLASS EARTH)は、150年以上の歴史を誇る制服メーカー、株式会社明石スクールユニフォームカンパニー(本社:岡山県倉敷市 代表:河合 秀文)と協働し、9月4日より絶滅危惧種をモチーフとしたパターンを含む、学校制服の企画発売を行います。学校生活で日々身に着ける制服を通して生物多様性やSDGsの学びを提供いたします。

CLASS EARTHについて


大人も子どもも地球で学ぶクラスメイトという由来の「CLASS EARTH(クラスアース)」。これまで7年間SDGsの普及・教育に取り組んできたチームが、教育を通したNature Positive(生物多様性の回復)を目的として設立しました。

ブランドについての詳細は、ローンチ時の下記プレスリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000121038.html

CLASS EARTH制服3つのテーマ


1.  Nature Positive・SDGsの学び
絶滅危惧種モチーフで育むポジティブなドレス効果。正しい知識なくして正しいアクションは起こせない。という理念の元、倫理的な行動に導くナレッジの提供を目的としています。また気候変動や汚染、土地活用の変化など、生物多様性の損失の要因を学ぶ工夫として、無水染色の生地や、洗濯時のマイクロプラスチック流出を防ぐ糸から出来た素材など、環境負荷軽減素材を活用します。

2. 子どもたちのアクティブラーニング
サステナビリティの講義を行った後に、生徒自身が能動的にデザインや素材の策定に関わるプログラムも提供します。
与えられたものを着るのではなく、子ども達自らが時流を捉え創造した制服を、長きにわたって後輩に継承してほしいと考えます。

3. ネイチャーポジティブWEBサイトへの学校取材
学校は地域社会と深く結びつく地域のインフラのような存在です。各地域の環境に合わせて、多様な動植物が適応し暮らしています。各学校、各地域の持続可能な生態系を育むNature PositiveポイントをCLASS EARTHが独自取材し、WEBサイトで紹介していきます。

CLASS EARTH制服の5つのこだわり


1.  洗濯時のマイクロプラスチックの流出を抑制する特殊な生地
通常ポリエステル製の洋服は洗濯時に大量のマイクロプラスチックが流出しています。
CLASS EARTH制服は、生地の素材となるポリエステル糸をフィラメント状(長繊維)にし、組織的に壊れにくくすることで、マイクロプラスチックとして洗濯時に流れ出ることを抑制した新素材を採用しています。

2. 無水染色の生地
洋服作りの中で、染色工程は、サステナビリティにおいて課題が多く残るプロセスです。
製造過程で大量の真水の使用を伴うことに加え、汚水排水も発生するため、2重に淡水資源に負荷をかけてしまいます。
CLASS EARTH制服は、水を使わずポリエステルを染色する無水染色を採用。
汚水排水を抑制できるだけでなく、繊維自体に染料を練り込むため、発色の定着が良く堅牢度も増すというメリットもあります。


3. 再生ペットボトルから出来たジャケットボタン
ポリエステルからできた服は、ボタンなどの副資材も同じプラスチック素材を使用することでリサイクル率を高めることに繋がります。しかし、毎日着用する制服は検品基準が非常に高く、その基準に耐えられる再生素材のプラスチックボタンは、まだ多く普及しているものではありません。
CLASS EARTH制服では、最新の再生ペットボトル製ボタンにロゴを刻印。
美しさと共に、リサイクル率向上を目指します。


4. 絶滅危惧種モチーフの裏地
再生ポリエステル使用のジャケット裏地に潜むのは、ケツァール・アラビアオリックス・アオウミガメなど国際自然保護連合のレッドリストに掲載されている(2023年時点)絶滅危惧種。CLASS EARTHブランドを象徴する重要なモチーフです。現代において、生態系は世界で繋がってしまっています。地球の裏側の絶滅危惧種について知ることは、Nature Positive達成に寄与する学びとなります。

5. 匠の技術 ダブルカラー(二重襟)シャツ
CLASS EARTH制服では、今では見ることの少ないダブルカラーのシャツデザインを採用。
1枚の身頃生地に対し、8枚を挟んで縫うという工程は、海外の大量生産工場では困難なディティール。まさに日本の制服産業の匠の技が生かされています。
また、最上部以外は隠しボタンとし、ジャケットを脱いでも上品で洗練された印象となっています。

なぜ、Nature Positiveを目指すブランドが学校制服を展開するのか


“着る教材”として学校制服に着目したCLASS EARTHの本プロジェクトは、Nature PositiveやSDGsの教育を学校任せにすることなく、社会教育の一員として共に考え、共に実行することで、真に持続可能な教育環境へ寄与することを目指しています。

また、地域の文化や歴史を学ぶと同時に、生徒たちがデザインに参加することも可能なアクティブラーニングプログラムも開始します。これにより、環境配慮は当然のこととして、Nature PositiveやSDGsについての多面的な理解を深めることができ、制服のデザインにその地域の絶滅危惧種モチーフを入れ込むなどのアイデアを反映させることで、生徒たち自身が社会課題について考えることができます。

3年間毎日着ることが可能な耐久性と変化に対応する範囲を持つ日本の制服は、世界的に誇るべき産業です。
品質とデザイン性、そして教材としても活用できる制服は、新しい価値をもたらします。
プロジェクトは三つの観点から展開します。一つ目は、子どもたちの未来のためのSDGs観点、二つ目は生徒たちと作り上げるアクティブラーニング、そして三つ目は持続可能な地球を育む学校のソーシャルグッドなポイントをCLASS EARTHが独自取材し、Nature Positive Magazine(生物多様性に関するオウンドメディア)に掲載するというものです。

本取り組みについての詳細な情報や商品概要、お問い合わせ先については、CLASS EARTHの公式ウェブサイトやお問い合わせフォームをご覧ください。この度の制服リリースは、CLASS EARTHが掲げる生物多様性保全のための取り組みの一環であり、これからも地球環境の改善に尽力してまいります。

【製品概要】
・幼稚園・小学校・・・CLASS EARTH定番デザイン制服
・中学校・高等学校・・・各校オリジナルデザイン制服

【CLASS EARTH株式会社の社名の由来】
子どもも大人も地球という教室で学ぶクラスメイトとして、生物多様性の重要性や、生命の進化の奇跡、全ての生き物の美しさから学び、子どもたちがこの地球という星で、いつまでも自然と共生できる未来を創りたいという願いを込めて名付けられました。

【CLASS EARTH株式会社  会社概要】
2023年1月6日設立
本社所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座8-17-5
CEO 高岸遥
事業内容 ブランド事業、アート事業、コンサルティング事業

2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン 河森正治館 
WEBサイト制作等プロモーション SDGs監修
https://shojikawamori.jp/expo2025/

日本寄付財団 maaaruプロジェクト
マーケティング支援
https://www.maaaru.org/

盆栽アート Kengo Bonsai Gallery
https://kengo-bonsai.com/

<商品に関するお問い合わせ先>
「CLASS EARTH」カスタマーサポート担当
 mail:contact@class-earth.com

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