【新フェンスカテゴリー】既存のフェンスの課題を解決する! 地際プロ「JIGIWA」リリース~ 持続可能な農業「放牧」を普及するファームエイジが展開 ~

2023/10/16  ファームエイジ 株式会社 

2023年10月16日 持続可能な農業「放牧」を普及するための総合ソリューションを展開するファームエイジ株式会社(北海道石狩郡当別町)は、野生のイノシシなどの害獣による掘り返しに特化したフェンスカテゴリ「地際プロ(JIGIWA)」の販売を開始しました。全国各地で野生動物対策のフェンスや電気柵が設置されていますが、既設フェンスの老朽化や、生産者の高齢化に伴うメンテナンス不足などにより、柵や対策の見直しの必要が叫ばれています。地際プロは、こうした課題解決のために開発されたフェンスです。


(1)なぜ地際対策が必要なのか? 既設フェンスに起きている大きな課題


鳥獣被害対策として、国の補助金導入などの効果もあり、獣害対策フェンスは、この十数年で飛躍的に普及していきました。一方で、課題も出てきています。

1.柵の経年劣化による被害の拡大

 最初はきれいに設置されたフェンスでも、時間がたてば劣化します。最近では異常気象が多発し、豪雨によって土砂が流出したため、フェンスと地面の間に空間ができるという事例も増えています。放置しておくと、動物がその部分を狙って侵入するようになり、さらなる破損を招いてしまいます。
一度突破されると、動物は侵入できるのではないかと、強引に突破しようと考えてしまいます。
最初は小動物だけの侵入だけかもしれませんが、次第にイノシシやシカなど大型動物の侵入を招いてしまうケースもあります。


2.生産者の高齢化に伴うメンテナンス不足
 獣害対策を管理している方の多くは、農家さんであり、高齢の方が多く見受けられます。農繁期になると、作物の栽培や収穫に忙しくなるため、フェンスの補修がしたくても手が回りません。


3.獣害対策だけじゃない。ソーラーフェンスにも火災のリスクが

 フェンスが普及したのは獣害対策だけではありません。FIT法の改正などにより、太陽光発電所の周囲にも、フェンスが設置されるようになりました。中には、小動物が侵入し、ケーブルを噛んで火災が発生するケースがあります。動物の侵入を防止することは、施設の設備を長く保つ上でも、非常に重要といえるでしょう。



(2)補助事業の対象商品に


 上記のような現状を踏まえ、鳥獣被害防止総合対策交付金において、「既設柵の地際補強資材の支援」が新たに補助対象に加えられるなど、対策が進行しています。
地際プロはこの補助事業対象商品として、設計させていただきます。詳細はお問合せください。



(3)地際プロ(JIGIWA)の特徴と商品ラインナップ



【特徴1】360度。片手で折り曲げることができる特殊加工。傾斜や起伏に左右されない。
 中山間地では傾斜が起伏が激しい場所も多いため、従来の金網フェンスだけでは、対処しきれない箇所が多く残されていました。地際プロは360度折り曲げることができるので、地形に左右さません。さらに、片手で折り曲げることができる特殊加工を施すことで、誰でも簡単に設置ができるようになりました。

【特徴2】高耐食特殊メッキで地面に接しても、錆に強い
 亜鉛+アルミの特殊メッキを施しているので、フェンスが地面に設置しても簡単には錆びません。海が近い沿岸の地域や、積雪のある地域でもご使用いただけます。

【特徴3】結束バンドなどで既設フェンスに簡単取付。既設フェンスの補修にも。
 取付けるフェンスは、ワイヤーメッシュやひし形金網など、種類を選ばない高い汎用性があります。結束バンドなどで既設フェンスに簡単に固定することができるので、ピンポイントの補修にも便利です。地面との折曲部には、固定用のペグを打つことでさらにしっかりと固定することができます。



(4)ラインナップ



・H600ライト(地上高30cm+折曲げ部30cm)50m巻 ¥23,980(税込)
・H900タイプ(地上高30cm+折曲げ部60cm)25m巻 ¥30,800(税込)



(5)ユーザーの声と事例紹介


・ケース1 H600タイプ
実際に導入いただいたお客様から、感想を伺うことができました。
「施工もしやすく、とても良い。地面にうねりがあってもベタッとくっついたので侵入を防げている。200mを数名で1日で施工できました。既存柵との接続は結束バンドを使用。」
 
・ケース2 H900タイプ

 太陽光発電所の周囲に設置されたフェンスの上に設置しました。地際60cmにおさえることで、イノシシによる掘り返しを強固に防ぎます。


・ケース3 ウサギなどの小動物対策も可能

 ワイナリー用のブドウ畑に設置されたフェンスです。ウサギなどの小さな動物を防ぐために、さらに細かい網目を併用することで、対策することができます。



(6)お問合せ


ファームエイジ株式会社
本社〒061-0212 北海道石狩郡当別町字金沢166番地8
Tel(0133)22-3060
Fax(0133)22-3013
E-mail info@farmage.co.jp
ウェブサイト https://farmage.co.jp/

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