セック、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/人協調型ロボティクスの拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」(NEDO公募事業)の委託先に採択

2023/11/04  株式会社 セック 

「人」と「サイバー・フィジカル空間」が融合した「HCPS(Human-Cyber-Physical Space)融合人協調ロボティクス」の社会実装・技術開発を開始

株式会社セック(代表取締役社長:櫻井伸太郎)は、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の公募事業「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/人協調型ロボティクスの拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」に、川崎重工業株式会社などと共同で提案・応募し、委託先として採択されました。


■研究開発テーマ
「住宅・ビル等の人協調ロボティクスの社会実装技術開発」
本事業では、「人」と「サイバー・フィジカル空間」が融合した「HCPS(Human-Cyber-Physical Space)融合人協調ロボティクス」という新領域の技術開発・社会実装を推進することで、人とテクノロジーが共生・協調して相互に支えあう社会(テクノピアサポート社会)を実現することを目指しています。

本研究開発テーマにおいては、HCPS融合人協調ロボティクスの基盤技術を活用し、人々が日常多くの時間を過ごしている住宅やビル(集合住宅、オフィスビル等)、商業施設、病院等を対象としたHCPS融合人協調ロボティクスの社会実装に取り組みます。HCPS融合人協調ロボティクスの導入促進ツールの整備やロボットフレンドリーな環境の構築を推進し、労働人口減少対策、高齢者・障がい者の生活の質向上、子育て世代の可処分時間の延伸などへの貢献を目指します。

プロジェクト体制(提案時)
研究代表者:
 株式会社セック

共同提案者:
 川崎重工業株式会社
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
 名城大学
 株式会社キビテク

当社の役割
当社は研究代表者としてプロジェクト全体を取りまとめ、プロジェクトを推進する役割を担います。HCPS融合人協調ロボティクス実現のために、デジタルツインや生成AIを活用したサービスロボットの実装技術を開発し、ロボットフレンドリーなプラットフォームを構築します。

また、これら実装技術を活用した「おもてなしロボットサービス」の実装を行います。例えば案内ロボットであれば、杖をついている人にはスピードを落として案内したり、困った顔をしている人には問いかけをしたり、身体や健康、心理状態などの人情報を活用した、人に寄り添ったロボットサービスを実現します。集合住宅やオフィスビル、商業施設、病院などの人が集まる空間で、配送や案内、警備、清掃などのロボットサービスを実装・評価し、実用化・事業化を目指します。

「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/人協調型ロボティクスの拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」について
人協調型ロボティクスの拡大に向けた基盤技術・ルールの整備 社会実装に向けた戦略及び研究開発計画(内閣府)
https://www.nedo.go.jp/content/100960671.pdf

「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/人協調型ロボティクスの拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」に係る実施体制の決定について(NEDO)
https://www.nedo.go.jp/koubo/CD3_100342.html



株式会社セック 会社概要
セックは、「社会の安全と発展のために」をスローガンとするリアルタイム技術専門のソフトウェア会社です。交通・防衛・医療・環境エネルギーなどの「社会の安全を支える社会基盤分野」から、科学衛星・ロボット・車両自動走行・MRなどの「社会の発展に貢献する宇宙先端分野」まで、リアルタイムソフトウェアを提供しています。


ニュースリリースに関するお問い合わせ先
株式会社セック 広報担当
Tel:03-5491-4770
問い合わせフォーム:https://www.sec.co.jp/ja/contact/contact7.html

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