【受講者募集】地域防災女性ファシリテーター養成講座2024『今のわたし×防災』4月開講

2024/01/25  一般財団法人 大阪男女いきいき財団 

女性と防災の視点について対話を通じて学び、あなたの活動・実践を後押しします

災害時の困難を最小限にするためには、地域において女性をはじめ多様な人材が平時から意思決定の場に参画し、リーダーシップを発揮することが求められます。 (一財)大阪男女いきいき財団は、地域の防災力向上に向けた女性リーダー育成事業を通じ、女性をはじめ多様な人材が平時から意思決定の場に参画することをめざします。 本事業は2023年に1クールを終え、2クール目を2024年4月から開始します。 日頃の活動、生活に女性の防災の視点を取り入れ、誰もが安心して暮らせるまちづくりをめざしませんか。 事業ホームページ https://danjo.osaka.jp/odiz/info/works/woman_bousai.html


事業背景


「今すぐ逃げてください!東日本大震災を思い出してください!」

令和6年元日の能登半島に震度7の地震。大津波警報を伝えるNHKのアナウンサーが絶叫していた言葉です。被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

人口減少や単身世帯の増加により、地域の防災活動の担い手が減少しています。能登半島地震でも復旧活動を担う人材不足が指摘されています。

避難所運営や復興の過程で見落とされがちなのが、ジェンダー平等や多様性の視点です。阪神淡路大震災や東日本大震災、今回の北陸での災害でも、性別による支援のニーズの違いや、女性の意見の届きにくさが課題としてあがっています。
災害時の困難を最小限にするためには、多様な人が地域の防災・減災に向けた取り組みを進めていくことが必要です。
特に、人口の半分であり、子育てや介護の多くを担う現状にある女性の視点を取り入れることは、防災・復興に関する取り組みの基本的な考え方の一つとして、世界的に共有されています。
また、地域において、女性をはじめ多様な人材が平時から意思決定の場へ参画し、リーダーシップを発揮することが求められます。

このような背景から、大阪男女いきいき財団は、女性の活躍が災害の困難を軽減し、誰もが安心して暮らせる社会の実現をめざして、2023年・2024年で『地域防災女性ファシリテーター養成講座』を開講します。今回の募集は2クール目の講座となります。

この講座では女性のリーダーシップやジェンダー平等・多様性の視点、災害や防災・ファシリテートの基礎知識を学び、そして、避難所開設、東北被災地視察(2泊3日)などを行います。
わたしたちが大事にしていきたいのは“仲間同士の対話”です。
ひとりひとりがそれぞれのフィールドでリーダーシップを発揮していくために仲間とともに動き出しませんか。

要項


実施期間:2024年4月13日(土)~8月3日(土)全10回・土曜日/月2回程度
     ※5月30日(木)、31日(金)、6月1日(土)2泊3日で東北視察を実施します
対象/定員女性25名
      ・主に大阪府内で活動している方
      ・子育て支援など現在の活動に女性の防災の視点を取り入れたい方
      ・行政関係者
      ・企業における社会貢献部門やBCP策定部門担当者
受講費用:10,000円(東北視察にかかる交通費・宿泊費等を含みます。但し一部食事代は自己負担となります)
会場:大阪市立男女共同参画センター中央館(クレオ大阪中央) 他
一時保育:無料(1歳~小学3年生)
     障がいのあるお子さまや小学4年生以上のきょうだいがいる場合はご相談ください
問合せ:一般財団法人大阪男女いきいき財団
TEL:06-7656-9040


応募締切日


2024年2月16日(金)
3月8日(金)までに受講可否をメールにてご連絡いたします
※書類選考ののち、面談による選考を行います
※講座での学びを経て実践する意欲が高いことを考慮し選考します
※選考結果は応募者全員に通知します(3月8日(金)予定)

申込方法


募集期間中にメールフォームより申込または受講申込書を郵送で提出
メールフォーム https://mailform.mface.jp/frms/danjo/0ntteozw1uky
申込書(ホームページよりダウンロード) https://danjo.osaka.jp/odiz/info/works/woman_bousai.html

受講申込書送付先
〒543-0002
大阪市天王寺区上汐5-6-25
一般財団法人大阪男女いきいき財団 女性と防災プロジェクト担当

本事業は休眠預金を活用した民間公益活動として、助成金を活用しています。
休眠預金活用事業「女性のエンパワメントで高める地域の防災力リーダー育成事業助成プログラム」
実行団体:一般財団法人大阪男女いきいき財団
指定活用団体:一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
資金分配団体:公益財団法人地域創造基金さなぶり
協力:大阪市市民局

1クール目講座の様子


「地域防災女性ファシリテーター養成講座2023」を2023年6月17日~11月25日に実施し、29名が修了しました

年齢や所属(活動のフィールド)が異なる女性同士がジェンダーの視点から防災を学び、避難所開設や防災タイムラインの作成などの実践をとおして、対話を重ね、お互いがエンパワメントされました。
現在は、受講者それぞれがアクションプランの実現をめざし、活発に活動しています。
また、修了者同士の協働も数多く生まれ、防災をテーマに女性たちのネットワークを構築することができました。























休眠預金活用事業『女性のエンパワメントで高める地域防災力リーダー育成事業助成プログラム』について


当財団が提案した事業プログラムが、女性のエンパワメントで高める地域の防災力リーダー育成事業助成プログラムに採択されました。
これは民間公益活動として助成金を活用した事業で、2022年度(令和4年度)から2024年度(令和6年度)までの3年間にわたって、女性の活躍が災害の困難を軽減する地域創りに取り組みます。
地域の女性たちのエンパワメントを通じ、防災・減災にかかる人材育成プログラムを実施することで、大都市における防災力や女性及び多様性の視点をより高め、地域発展の新しい枠組みとして、女性防災人材を核とした地域エコシステムの創造につなげていきます。

実行団体:一般財団法人大阪男女いきいき財団
指定活用団体:一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
資金分配団体:公益財団法人地域創造基金さなぶり

主な事業
I.地域における実態把握のためのヒアリング調査
II.防災人材育成プログラム
III.フィールドワーク、郊外研修
IV.啓発活動、ネットワーキング

「女性のエンパワメントで高める地域の防災力リーダー育成事業助成プログラム」(事業開始のお知らせ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000058882.html
地域の女性防災人材育成事業について(大阪男女いきいき財団)
https://danjo.osaka.jp/odiz/info/works/woman_bousai.html

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