ウクライナ侵攻から2年、国際NGO、オンラインイベント「国際協力の現場を知る3者が語るウクライナの今」を2月20日に開催すると発表

2024/02/06  公益財団法人 ケア・インターナショナルジャパン 



途上国の「女性と女子」に焦点を当てた活動を行う公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン(理事長:目賀田周一郎 事務局:東京都豊島区)は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始から2年となることを踏まえ、国際協力の現場を知る3者がウクライナの「今」を語るイベントを2月20日にオンラインで開催すると発表した。

2022年2月24日に開始された軍事侵攻は、未だ終息の兆しが見られない一方、ウクライナから国外へ避難をした人は634万人以上、国内避難民は推定367万人(※1)に上り、その多くは女性や子どもとされている。
※1:国連UNHCR協会調べ 2023年12月時点

この危機に対し、同財団も一員である国際協力NGO「CARE」は、2025年3月までウクライナおよびその周辺国において避難民への支援活動を継続することを決定している。また、危機の長期化・深刻化による支援ニーズの変化と拡大に伴い、活動資金が不足する中、同財団は、より多くの人々にウクライナへの関心を惹起し、寄付を呼びかける機会として、国際協力の現場を知る3者をゲストに迎え、2月20日にオンラインイベントを開催する。

同イベントでは、国連機関や国際NGOなど、様々な立場でウクライナ支援に直接携わり、国際協力の現場を知る3者が、メディアでは報道されない、当事者目線でウクライナのリアルについて、深堀していく。同財団によると、「ウクライナの人々が、今、何を思いどのような生活をしているのか」、「我々NGOがウクライナの人々に提供できる価値とは何なのか」について、「国際協力」に馴染みのない方にもわかりやすく解説するという。

【イベント概要】
ロシアによる軍事侵攻からまもなく2 年となるウクライナの「今」~国際協力の現場を知る3者によるオンライントーク~
■日時:2024年2月20日(火)20:00~21:30
■開催形式:ZOOM ※事前申し込み不要
 参加 Zoom URL:
https://us02web.zoom.us/j/87411373613?pwd=Q09TR2EyQTUybVJoeFZjRytuRWQxZz09
■テーマ:ウクライナの「今」、ウクライナ支援における NGO が提供できる価値 など
■ゲストスピーカー
・赤尾邦和氏 国際移住機関(IOM )職員
・滝澤三郎氏 東洋英和女学院大学名誉教授、ケア・インターナショナルジャパン副理事長
・児玉光也氏 ケア・インターナショナルジャパン事務局長

※日本に避難しているウクライナの方にも、事前収録した動画でのご出演を予定

【参考情報】
■国際協力NGO「CARE」についてhttps://www.careintjp.org/about/index.html
CAREは、1945年から100か国以上で人道支援活動を実施してきた世界最大級の国際協力NGO。2023年度は、111か国の途上国や紛争地域において、1,631件の事業を通じ、1億7千万人以上の人々に対して支援を届けた。戦後ヨーロッパの被災者へ「CAREパッケージ(ケア物資)」を送ることから始まった貧困の根絶に向けた活動は、国連や各国政府の高い評価を得ている。

公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンについてhttps://www.careintjp.org/about/index.html
世界100か国以上で活動する国際協力NGO「CARE」の一員。第二次大戦後、1,000万人の日本人が、米国の市民や団体から届いた緊急支援物資「CAREパッケージ(ケア物資)」を受け取る。そして当時の支援を受けた人々が「次は世界に恩返しを」と、1987年5月、現在のケア・インターナショナル ジャパンを設立。災害時の緊急・復興支援や「女性や女子」の自立支援を通して貧困のない社会を目指している。

他の画像

関連業界