J-startup CENTRALにWewillが選定

2024/02/15  株式会社 We will 

J-startup CENTRAL選定済み企業の20%以上がWewillの管理部門のシェアリング・サービスを利用

中小・ベンチャー企業の生産性を高めるための管理部門のシェアリング・サービス「コラボ」を展開する株式会社Wewill(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:杉浦直樹、以下「当社」)は、今年度の「J-Startup CENTRAL」に選定されました。


「J-Startup CENTRAL」とは、愛知県または浜松市内に本社があり、ビジョン、先進性・独創性、優位性、成長性、国際性が優れたスタートアップ企業を選定、集中的に支援するために設定されました。

愛知県、名古屋市、浜松市、中部経済連合会、名古屋大学など、産学官で構成されたスタートアップ支援団体「セントラル・ジャパン・スタートアップ・エコシステム・コンソーシアム」が経済産業省中部経済産業局と連携し、集中的に支援することで、グローバルなスタートアップ企業を生み出すことを目的としています。

管理部門のシェアリングサービス「コラボ」とは



「コラボ」は中小企業やベンチャー企業で、経理・人事・法務などの管理業務をまとめて、当社のエキスパートたちが担うシェアリング・サービスです。当社に属する社員で、管理業務に精通したエキスパートたちを契約企業全社で利用します。

一般的な業務外注サービスは、いわゆる手順などがすべて決められた定型的な事務の請負にとどまっています。ですが「コラボ」は、外部から自社の管理部門の社員以上に、最適な形を常に考えながら仕事を担うことができます。まさに社外に熟練の管理部門を抱えている感覚です。

加えて当社代表・杉浦自身も税理士であり、社内にも社労士、司法書士といった資格保有者を複数抱えていることから、専門的な見地からのサポートも可能です。(業法に規定されている業務は行いません。)

単に複数の企業の管理部門の仕事を集約するだけでなく、「コラボ」の導入に際しては、当社のコンサルタントが伴走しながら、徹底した管理業務の構造化とIT化を行います。

集約化・構造化・IT化の3本柱で中小・ベンチャー企業の管理部門の生産性を飛躍的に高め、大企業以上の水準で管理業務を実現します。

加えて「コラボ」は、従来は社員が行っていた管理部門の業務を担えるので、中小企業やベンチャー企業は管理部門の社員の急な退職、その補充のための人材採用に苦しむこともなくなります。

日本の生産性を高めるには管理部門の改革が不可欠


日本の生産性は2021年で経済協力開発機構に加盟する38カ国中27位。前年からひとつ順位を落とし、1970年以降最低を記録するまでに落ち込んでいます。日本の生産性を高めるには企業数の99.7%を占める中小企業の生産性向上が不可欠です。

管理業務に関しては、多くの中小・ベンチャー企業でベテラン社員が紙中心の「昔ながらの方法」を頑なに守る、あるいは採用難から経験の浅い社員に任せなくてはならないなどの課題を抱えています。

「中小・ベンチャー企業は管理部門の生産性を高めれば、大企業に負けない競争力を獲得できる」。当社代表・杉浦は税理士としての経験、そして税理士になる前の世界的なIT企業での勤務経験からそう確信し、「コラボ」を生み出すに至りました。

選定済みStartupの28社中20%以上が「コラボ」を利用


昨年度までに「J-Startup CENTRAL」に選定された28社のうち、20%以上が「コラボ」の利用経験企業です。さらに昨年度に「J-Startup CENTRAL」の全国版である「J-Startup」に東海地方から選定された6社のうち2社も「コラボ」の活用実績があります。

「コラボ」が東海地方で飛躍を目指す有力スタートアップ企業のなかで、「採用・教育コストをかけずに本業に集中するための管理部門のプラットフォーム」として定着しつつあると、当社では自負しております。

「J-Startup CENTRAL・J-Startup」に選定企業の「コラボ」利用企業の例


・株式会社ANSeeN
X線検出器の設計開発・製造販売を行う、静岡大学発ベンチャー。効率的にX線を画像化するX線検出器「高速・高感度X線ラインセンサ」を開発。従来とは一線を画したセンサ性能を実現しています。

・株式会社Magic Shields
自動車工学と医学をベースにメカニカルメタマテリアル技術を用いた新たなプロダクトの研究開発、および製造・販売を行うスタートアップ企業。マジックシールズが提供する転んだときだけ柔らかい床材「ころやわ」は、世界で増加している高齢者の転倒による骨折を減らすため、医療機関や福祉施設を中心に日本、そして世界で提供しています。

・リンクウィズ 株式会社
ロボットはプログラムされた単純作業は得意ですが、臨機応変な対応を苦手としています。リンクウィズは、産業用ロボット向け制御ソフトウェアソリューションによってロボット自体が考え、動きを補正し、変化に対応できるロボットを実現しています。

会社概要


株式会社Wewill
本社:静岡県浜松市中央区高林1-8-43 The Garage for Startups内
東京支社:東京都渋谷区道玄坂1-9-4 ODAビルディング3F
代表取締役社長:杉浦直樹
コーポレートサイト:https://wewill.jp/
コラボサービスサイト:https://collab.wewill.jp/

代表・杉浦直樹の略歴


上智大学卒業後、日本オラクルに入社。営業マネージャーとして大手企業のIT化を支援する。その後ヘッドハンティングされ、イスラエルのIT企業に入社するも、事業方針の変更などで3ヶ月でリストラの憂き目に会う。

「リストラされない専門性を身につけよう」と税理士資格取得を決意。地元・浜松に戻り、税理士事務所に入所し、働きながら税理士資格を取得。浜松で税理士法人を開業し、静岡有数の規模にまで育てる。税理士の仕事を通じて、中小企業の非効率性を目の当たりにする。

「中小・スタートアップ企業の生産性の低さは技術力などのコア部分ではなく、管理部門の非効率さにある」と確信し、事務作業をIT化・構造化・集約化することで生産性向上を支援するWewillを起業。

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