プロロジス、災害時における物流施設使用について岩手県矢巾町と協定を締結

2024/02/15  株式会社 プロロジス 

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会 兼 CEO:山田 御酒)は、2月14日に岩手県紫波郡矢巾町(町長:高橋 昌造)と、「災害時等における施設の提供協力に関する協定」を締結し、同日、矢巾町役場において締結式を執り行ったことを発表しました。


左から、プロロジス 山田 御酒、高橋町長

協定概要

プロロジスと矢巾町は、「災害時等における施設の提供協力に関する協定」を締結しました。これにより、災害発生時に矢巾町からの要請に応じて、プロロジスが町内で運営する物流施設「プロロジスパーク盛岡」の一部を、避難車両の受け入れ場所および車中泊避難場所として提供します。

プロロジスパーク盛岡

また、トイレ設備および水道設備の利用や、矢巾町が発信する情報、使用施設周辺の被害状況、道路状況等の情報を提供し、車中泊避難者の支援に努めます。

協定締結の背景

プロロジスパークは、効率的な荷物の保管・搬出が可能な先進的物流施設です。また、施設の堅牢性、非常時にも車両がアクセスしやすいランプウェイやスロープ、BCP(事業継続計画)を考慮した設備・仕様、快適性に配慮したアメニティ設備などを備えています。これらの施設特性を活かし、災害対策において市町村と連携することで、地域の方々の安心・安全を支援することをめざしています。

他地域での災害支援協定

プロロジスは、これまでにも物流施設を運営する地域における自治体・行政機関との災害支援協定を締結しており、今回が13件目となります。加えて、関西圏におけるプロロジスパークを対象に、株式会社ポプラ(本社:広島県広島市)と「災害時の物資供給に関する協定」を締結しています。




地域コミュニティへの支援 : 子育て支援NPO 「矢巾ゆりかご」へ寄付を実施
プロロジスは、施設を運営する地域社会とともに発展することをめざし、地域コミュニティの支援に努めています。


矢巾町においては、保育・交流事業・育児支援等に取り組む特定非営利活動法人矢巾ゆりかご(代表者:半澤 久枝)に賛同し、150万円を寄付しました。寄付金は、子育て家庭の居場所として同NPOが運営する「どんぐりっこ」で使用する玩具や、地域保育施設への玩具の貸し出し事業にかかる費用として利用される予定です。

社会インフラとして先進的物流施設の重要性が増すなかで、プロロジスは引き続き防災への取り組みや地域の皆様に貢献できる事業活動を継続してまいります。

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