【NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ主催】第96回こんぼ亭月例会『認知症に備える』(2024/6/15; オンライン開催)

2024/05/31  特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構 

認知症の「予防」は難しくても、「備える」ことはできます。


(2024/6/15:第96回こんぼ亭月例会)

「こんぼ亭月例会」は、特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構(通称:NPO法人コンボ)が主催する講演会シリーズです。「わかりやすいメンタルヘルス講座シリーズ」と銘打ち、毎回多彩なお客様をお迎えし開催しています。当事者、ご家族、福祉や医療専門職の方、教育関係者など、お立場にかかわらず、興味のある方はどなたでもご参加いたくことができます。

「こんぼ亭」とは?
≪第96回こんぼ亭月例会≫
『認知症に備える』
2024年6月15日(土)14:00~16:00 オンライン開催 (見逃し配信あり)

≪こんぼ亭にむけて~講師からのメッセージ~≫
 認知症には予防という言葉がセットで度々登場します。診察室や講演会でもその予防に関する相談を多くいただきます。それだけ人は認知症に恐れを抱き、その予防に関心を抱きやすいようです。
 しかし相談に応じるため予防に関する論文を読んでも、残念ながら効果的な方法はありません。幼少期の教育、難聴への対処、血圧や血糖の制御が予防に影響するようですが、こうしたことは認知症に限ったことではありません。
 予防が目的化することは予防できなかった時に悲嘆を招きます。
 一方、認知症と診断された後も楽しみや張り合いを得て暮らしている人も多くいます。そうした人たちの話に耳を傾けていると、効果的とはいえない予防に関心を持つよりも、備えるという視点を持つ必要性を感じています。
 あらゆる人が認知症について理解を深め、認知症と診断された後も暮らしやすくなるための知恵が共有され、工夫が凝らされた環境、社会が創造されたのなら、認知症の予防について考える必要はなくなるのかもしれません。(大石智)

≪こんぼ亭でおはなしする概要≫
認知症の予防に関心を抱く人は多くいますが、効果的で確実性の高い予防方法があるとはいえません
張り合いや役割を取り戻し、認知症と診断された後も安心して暮らすことは可能です
認知症と診断された後も安心して暮らすための理解と工夫を備えることが求められます
※当日はZoomのQ&Aで質問できます

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案内チラシ
◆お客様(講師)◆
大石智(おおいし・さとる)さん(北里大学医学部精神科学講師/北里大学病院相模原市認知症疾患医療センター長):
精神科の診療をしながら、認知症疾患医療センターの運営や公立学校教員メンタルヘルス支援に従事。主な関心事は精神疾患を変えることよりも社会が変わるために必要なこと。著書に『知症のある人と向き合う診察室の対話から思いをひきだすヒント』など。

◆こんぼ亭「亭主」(ご案内役)◆
市来真彦(いちき・まさひこ)さん:
東京医科大学精神医学分野教授 / NPO法人コンボ理事
◇日時◇ 
2024年6月15日(土)14:00~16:00 
オンライン開催 & 見逃し配信あり◇参加費◇ 
〇2500円 (コンボ賛助会員: 1500円)
〇グループ参加(3人まで) 6000円
※コンボ賛助会員とは → https://www.comhbo.net/?page_id=5759

お申込
https://comhbotei96.peatix.com※申込締切: 2024/6/12(水)※当日および終了後の申込はできませんのでご注意ください。



【主催 & お問合せ】
特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構(通称:NPO法人コンボ)
「こんぼ亭」係
〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
TEL: 047-320-3870
FAX: 047-320-3871
EMAIL: comhbotei@gmail.com
WEB: https://www.comhbo.net/














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