モンゴル| 生計向上と自立支援を

2024/06/06  認定特定非営利活動法人ADRA Japan 

羊やヤギなどの過剰放牧による自然災害と食料不足を食い止め「~モンゴルの草原を守り、飢餓を防ぐ~ふわふわ羊と温室野菜プロジェクト」への取り組みを開始

ADRAは5年、10年先を見据え、モンゴルの方々が持続可能な生活を取り戻せるよう、技術的支援を進めていきます。この支援によりモンゴルの農業期間を2倍の6か月に。羊の改良については、オーストラリアからメリノウール種の羊の精液を輸入しDNAの改良を進めていきます。


世界約120か国に支部をもつ国際NGO ADRA (アドラ、本部:アメリカメリーランド州/日本支部:認定NPO法人ADRA Japan <アドラ・ジャパン> 東京都渋谷区神宮前1-11-1 理事長:柴田俊生)は、モンゴルの人々の生計向上を目指し農業と牧畜の分野において中長期的な支援を開始しました。

このプロジェクトで目指すこと

・農業ができる期間を「3か月」から「6か月」に!
太陽熱を有効に利用できるパッシブソーラー温室(Passive solar greenhouse)を用い、野菜の栽培期間を2倍にします


・ 良質の毛が3倍の量取れる羊を増やします!
オーストラリアの羊の力を借りて毛足の長いファインウールが取れる羊を育てます


・モンゴルの飢餓人口を減らし、自然と共存した生活を実現します!
年月をかけ羊の頭数を減らし、モンゴルの草原を守りゾド災害の軽減を目指します

※ゾドとは、一般的に夏の干ばつに続き、豪雪や氷点下40℃以下の極寒の冬が訪れるモンゴル特有の自然災害のことを指し、多くの家畜を死に至らしめます。

モンゴルと聞いて真っ先に思い浮かぶのは澄み切った青い空です。現地に駐在していたスタッフは、夜空に広がる満天の星も忘れられないと言います。その広大な自然が魅力的な国ではありますが、そこで暮らす人々にとっては、自然の影響を受けやすく、生活が不安定になりやすいという課題があります。食料不足は2015年頃から特に深刻になっており、約10年、ほぼ進展が見られていません。

今回開始した「~モンゴルの草原を守り、飢餓を防ぐ~ふわふわ羊と温室野菜プロジェクト」への取り組みは、自然を相手にした活動であるため、短期間では成果を出せません。しかし、3年後、5年後、10年後を見据えて、今から時間をかけて、モンゴルの方々が持続可能な生活を取り戻せることを目指します。皆さまの温かいご支援をお願いいたします。

V(T)ポイントやクレジットカードで寄付ができるYahoo!ネット募金
【モンゴル】ここで暮らす人々の生計向上と自立支援を
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5186032

ADRA Japan
【モンゴル】生計向上と自立支援
https://www.adrajpn.org/mongol

■■■認定NPO法人 アドラ・ジャパンについて■■■
アドラ・ジャパン(ADRA Japan)は、世界中約120ヶ国に支部を持つ世界最大規模の国際NGO、ADRAの日本支部です。各国ADRA支部や国連等のパートナー団体と連携し、「ひとつの命から世界を変える」をモットーに人種・宗教・政治の区別なく、紛争や自然災害の被災地また途上国において、一人ひとりに寄り添い、自立を助ける支援に取り組んでいす。
https://www.adrajpn.org/

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