【アットホーム調査】価格・家賃が上昇した「相鉄線」の駅ランキング

2024/06/18  アットホーム 株式会社 

~新横浜線開業から1年、都心直通と再開発で沿線が進化~

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された新築戸建・中古マンションの価格と居住用賃貸マンションの家賃(管理費・共益費等含む)について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:大武 義隆)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。 2023年3月の新横浜線開業で都心へのアクセスが向上した「相鉄線」(相鉄本線・相鉄いずみ野線・相鉄新横浜線)において、開業前の2022年と比較して価格・家賃が上昇した駅のランキングを発表いたします。




<注目>
2023年開業の新横浜線「羽沢横浜国大」駅が、新築戸建(5位)とファミリー向き賃貸マンション(2位)で上昇率トップ5に入る。沿線の開発が続くいずみ野線は複数駅がランクイン。



<価格・家賃上昇率1位の駅> ※2022年と2024年の各1~3月期を比較。
新築戸建は、「弥生台」(2022年比+19.5%)

中古マンションは、「平沼橋」(同+39.5%)

賃貸マンションは、シングル向きが「三ツ境」(同+25.5%)、ファミリー向きが「いずみ野」(同+53.2%)



【解説】アットホームラボ株式会社 執行役員 データマーケティング部 部長 磐前 淳子(いわさき じゅんこ)
ファミリー層を中心とした需要に注目。沿線開発による更なる活性化にも期待。


開業から1年が経過し新横浜線が定着したことで交通の利便性が向上した影響が価格や家賃の上昇率にも表れました。相鉄沿線では、今年7月にいずみ野線「ゆめが丘」駅に大規模商業施設「ゆめが丘ソラトス」が開業するほか、住宅地の開発予定も多く、ファミリー層を中心とした更なる人口流入が期待されます。神奈川県内では比較的価格が手頃なエリアとしてニーズがある相鉄沿線ですが、こうした開発は、他エリアからの流入促進だけでなく地元の若年層の流出抑制にもつながっていくでしょう。


相鉄線の価格上昇率ランキング(2022年1~3月と2024年1~3月の比較)


※相鉄本線・相鉄いずみ野線・相鉄新横浜線各駅におけるランキングです。


相鉄線の家賃上昇率ランキング(2022年1~3月と2024年1~3月の比較)


※相鉄本線・相鉄いずみ野線・相鉄新横浜線各駅におけるランキングです。



<対象データ・期間>
不動産情報サイト アットホームで、相鉄線(本線・いずみ野線・新横浜線)の各駅を最寄り駅として登録・公開された物件(ターミナル駅の場合には相鉄線以外の沿線登録物件も含む)について、2022年1~3月と2024年1~3月の価格・家賃を比較。
※重複物件はユニーク化
※新築戸建および中古マンションは円単位の平均値に基づく上昇率

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