ヘラルボニーが店舗コンセプト・空間設計を担当した、つくば市新事業となる店舗「融点」が市役所内にて6月27日オープン

2024/06/19  株式会社 ヘラルボニー 

福祉との出会いの場として、つくば市内の福祉事業所の商品が店頭に並ぶ




株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、6月27日(木)よりつくば市役所(住所:茨城県つくば市研究学園1丁目1−1)にオープンする、つくば市内の福祉事業所が魅力を持ち寄る店「融点」の店舗コンセプトと空間を設計しました。店頭には、つくば市内の福祉事業所がつくるパンや野菜などの食品やアクセサリーやバッグなどの雑貨が数多く並びます。商品とともに、商品の背景にある、それぞれの事業所が大切にしている福祉に対する考え方も店内に展示されています。店舗を訪れる人と福祉事業所で働く人とが出会い、障害や福祉について考えるきっかけの場となることを期待しています。

■コラボレーションについて
つくば市は「世界のあしたが見えるまち」をヴィジョンとして掲げ、市民が抱える諸課題への先進的な解決手法がモデルとなり、世界の課題解決に貢献することを視野に様々な取り組みを行っており、その中でも「頼れる福祉」という観点で「すべての人が自分らしく生きるつくば」を推進しています。
これまでつくば市では期間限定のイベント形式で「福祉の店」を開催していましたが、市役所という市政の中心から、継続的な売り上げによる障害のある方々の賃金向上に加え、市役所を訪れるまちの方々と障害のある方々の新しい接点の創出を目的とした新事業として生まれ変わらせ、この度市役所内での常設営業を決定しました。


開業にあたり、ヘラルボニーが店舗のコンセプトと空間を設計。これまで「障害」や「福祉」との接点がなかった人々が障害のある人々と出会うきっかけとなり、交流が生まれることで、多くの人に福祉を身近に感じてほしいという思いから、つくば市と対話を積み重ね、創り上げました。
参加するつくば市内の福祉事業所の商品を陳列するだけでなく、その商品をつくり出す背景でそれぞれの事業所が福祉、利用者の方々や施設環境に対して大切にしている考え方を商品とともにお届けする、ギャラリーのような店舗です。


障害のある方もない方も、福祉に触れたことのある方もない方も、違いを超えて共感できる思想に出会える場を用意することで、市民が障害や福祉と出会う場を創出。ここでの出会いがきっかけに、多くの人が障害や福祉について考えるきっかけが生まれ、ひいてはつくば市の福祉をより前進させる場となることを期待しています。

■店舗コンセプト「融点」

融点に達すると、物質の状態が
固体から液体へじわじわ変化するように。この場を訪れると、あなたの気持ちが
じわじわ変化しはじめる。そんな変化がゆっくりひろがり、
まちもじわじわ変化していく。じわじわ変わる。
融点





公式HP:https://yuten.city.tsukuba.lg.jp/(※6月27日公開予定)


■販売商品紹介(一部)
商品名:飲むにんじん
価格:300円(税込)

(ごきげんファーム・飲むにんじん)

一般的には約40%がニンジンで残りの大部分はリンゴジュースで作られていることが多いニンジンジュースですが、「ごきげん畑の飲むニンジン」は98%がごきげんファームで収穫したニンジンを、味の調整に有機栽培のレモンと梅エキスを使用しています。「本当にニンジンだけなの?」と驚かれるほど、甘く飲みやすいジュースができました。


商品名:シナモンロール
価格:180円(税込)

(みもり園・パン各種)

つくばウェルネスパーク内のまごころ市や、茨城県主催の「ナイスハートバザール」、「福祉の店」でも人気の商品、シナモンたっぷりのロールパンです。他にも多数のパンと焼き菓子などを製造しています。



商品名:つくほう米 3kg/5kg
価格:3kg 1500円/5kg 2400円(税込)

(筑峯学園・つくほう米)

自然が多く残る中山間地に位置する棚田、筑波山麓より流れ出る綺麗な沢水、砂が多い田んぼの地質、昼夜の寒冷さなど、おいしいお米を作る条件のそろった田んぼで、農薬を最小限に抑えて生産。粘りと甘味がある艶々もちもちのお米です。
商品名:BROOCH
価格:S 1000円/L 1500円(税込)

(CWらぼ つくば・BROOCH)

青森県津軽地方発祥の伝統工芸「津軽こぎん刺し」をベースに、目の細かい麻100%の生地を使うことで精妙に仕上げたアクセサリーを揃えています。
商品名:マイクロミニバッグ
価格:1650円(税込)

(さくら学園・マイクロミニバッグ)

手織りとオリジナルのイラストを組み合わせた、一点もののリバーシブルバックやメガネケースなどの小物を揃えています。

■初日、6月27日にはオープン記念パフォーマンスを開催!
店舗オープンを記念し、「融点」に自身も出品するつくば市内の福祉事業所・自然生クラブによる和太鼓パフォーマンスを予定しています。また、初日にご来店いただいた方先着300名様に、オリジナルシールをプレゼントいたします。


概要
日時:2024年6月27日(木) 10:15~ 
場所:つくば市役所1階 東正面側玄関付近 「融点」店舗前スペース
(〒305-8555 茨城県つくば市研究学園1丁目1−1)

和太鼓パフォーマンス:自然生クラブ

※雨天中止

イベント詳細は店舗公式SNSにて順次お知らせいたします。
URL:https://www.instagram.com/yuten_galleryandshop



■福祉事業所紹介(一部)

・ごきげんファーム(住所:茨城県つくば市大角豆2168-1)
・さくら学園(住所:茨城県つくば市島名2304)
・CWらぼ つくば(住所:茨城県つくば市竹園2-4-11 TWビル1F)
・千年一日珈琲焙煎所(住所:茨城県つくば市天久保3-13-3高野テナント105)
・筑峯学園(住所:茨城県つくば市平沢655-4)
・みもり園(住所:茨城県つくば市水守859-4)

(50音順)

出店する事業所の情報は随時、公式HP・SNSにてお知らせいたします。


■STAFF

プランナー:阿部麗実、大門倫子(ヘラルボニー)
プロジェクトマネージャー:吹田奈穂子(ヘラルボニー)
ビジネスプロデューサー:泉雄太(ヘラルボニー)
イベントプランナー:宮本英実(ヘラルボニー)
コピーライター:鳥巣智行(Better)
アートディレクター:古谷萌(Study and Design)
グラフィックデザイナー:山下衿子
空間設計/デザイン:西尾健史 (DAYS.)
展示解説ライティング:北野早苗
カメラマン:橋本美花


【株式会社ヘラルボニー概要】
ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩作家とともに、新しい文化をつくるアートエージェンシーです。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、東京都千代田区大手町2丁目7−1 TOKIWAブリッジ13F(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/




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