平井一夫が創設した感動体験支援基金が第3回公募を開始!子どもたちに “感動体験”を提供するNPOへの資金支援を実施!

2024/07/08  公益財団法人 パブリックリソース財団 

今年度は令和6年能登半島地震で被災した子どもの体験活動の支援を行うNPOへの支援も実施

一般社団法人プロジェクト希望(所在地:東京都渋谷区、代表理事:平井一夫 以下、プロジェクト希望)は、公益財団法人パブリックリソース財団(所在地:東京都中央区、代表理事:久住 剛 以下、パブリックリソース財団)と協働し、2022年度に同財団内に感動体験支援基金を創設しました。本基金は、経済的に困難な状況下にいる子どもたちに対して“感動体験”を提供することによって、子どもたちが多様な生き方・働き方を知り、自らの人生を自分自身で切り拓く力を得て、将来的な貧困状態の解消と世代間連鎖を断ち切ることを支援するものです。本日7月8日より、資金支援を行う団体の公募を開始しました。
▼基金特設サイト:https://www.public.or.jp/project/f0166

■「感動体験支援基金」創設の背景となる社会課題
- 日本の子どもの貧困率は 11.5%、ひとり親家庭の貧困率は 50.8%と、依然深刻な状態(厚生労働省の調査による)
- 幼少期の体験が豊富な大人ほど「意欲・関心」や「規範意識」、「人間関係能力」が高く、学歴が高く収入が多い割合も高い傾向にある(国立青少年教育振興機構の調査による)
- 経済的に貧困している家庭の子どもは、経済的理由から必要最低限ではない「体験」「経験」を得る機会が少ないため、将来に対する夢や希望を抱きづらい


■「感動体験支援基金」の目的
本基金は、経済的に困難な状況下にいる子どもたちの「体験の格差」に対し、多様な生き方・働き方を知り、自らの人生を自分自身で切り拓く力を得るきっかけとなる“感動体験”の提供を通じて、将来的な貧困状態の解消と世代間連鎖を断ち切ることを支援するものです。
また、本年度は2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震について、主に石川県を中心とした被災地の子どもたちの体験の格差にも着目し、被災地の子どもたちに“感動体験”を提供する事業についても支援を行います。

■「感動体験支援基金」の特色
本基金は、NPO への助成金による資金支援のほか、希望する団体には、平井一夫とのコラボレーション企画として、平井自らが子どもたちにセミナーを行い、子どもたちに“感動体験”を提供する支援も行います。

■公募概要
支援対象
NPO法人、一般社団法人、社会福祉法人、公益法人などの非営利組織を対象
支援内容
1件150万円を上限とする助成金支援、平井一夫によるセミナーを通じた“感動体験”の提供
助成対象期間
2024年10月~2025年9月末
支援団体数
5団体程度
公募期間
2024年7月8日(月)~ 2024年8月7日(水)

※公募内容の詳細は、特設サイトおよび募集要項をご覧ください
▼基金特設サイト:https://www.public.or.jp/project/f0166

■基金創設者・平井一夫からのメッセージ


子どもにとっての感動体験には、すごいパワーがあります。感動体験は、将来「これがしたい」「こうなりたい」という希望を持つきっかけになります。私自身にとっても、感動体験の積み重ねがキャリアの礎となり、自分の人生をユニークなものにしてくれたように、ひとりでも多くの子どもに、きっかけになる、感動体験を提供していきたいと思います。みなさまのユニークな体験のご提案を期待しています。




<参考情報>
一般社団法人プロジェクト希望https://www.projectkibo.org/
プロジェクト希望はソニーグループ元CEOの平井一夫が代表理事を務め、2021年に設立した子ども支援団体。あらゆる子どもたちにさまざまな体験機会を届けることをミッションに活動している。

公益財団法人パブリックリソース財団https://www.public.or.jp/
2000年に非営利のシンクタンク、NPO法人パブリックリソースセンターとして発足し、NPO など非営利事業体のマネジメント強化、SRI(社会的責任投資)にかかる企業の社会性評価やCSRの推進支援、そしてオンライン寄付をはじめとする寄付推進事業などを展開。2013年1月、これらの成果と蓄積を踏まえ、「誰かの力になりたい」という人びとの志を寄付で実現するために、個人や企業の資金力を社会的事業への投資につなぐ寄付推進の専門組織「公益財団法人パブリックリソース財団」として新たにスタート。「意志ある寄付で社会を変える」ことをミッションに、テーマ基金、オリジナル基金、遺贈など様々な寄付の方法を提供し、人生を豊かにする寄付、未来を切り拓く寄付の仕組みづくりに取り組む。

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