『軽井沢タクシー供給強化プロジェクト』夏の繁忙期に向けて長野県内タクシー事業者による応援隊派遣3社11台が稼働 アプリによる効率化や「日本型ライドシェア」と組み合わせ供給強化へ

2024/07/11  GO 株式会社 




長野県北佐久郡軽井沢町(町長:土屋 三千夫)、軽井沢タクシー協会(会長:松葉 和彦)、軽井沢町商工会(会長:中里 順一)、一般社団法人 軽井沢観光協会(会長:土屋 芳春)、軽井沢ホテル旅館組合(組合長:鈴木 健夫)、GO株式会社(代表取締役社長:中島 宏)は、軽井沢町における観光シーズンの観光客増加による交通課題解決の一手『軽井沢タクシー供給強化プロジェクト』として、2024年3月にはタクシーアプリ『GO』の導入による既存タクシー車両のさらなる効率的運行および、2024年4月からは「日本型ライドシェア」を行なっています。そして年間最大の繁忙期となる夏に向けては3つ目の施策として、期間限定でタクシー車両・乗務員を長野県内の周辺地域から派遣し、ラストワンマイルの足を確保する応援隊施策を始動します。本取り組みについては一般社団法人 長野県タクシー協会(長野市大字高田、会長:山谷 恭博)の協力のもと、佐久交通圏の3社11台に参画いただき、2024年7月12日(金)より稼働します。

|アプリ導入によるタクシーDXをベースに、「日本型ライドシェア」、タクシーの応援派遣の3施策でラストワンマイルの移動をサポート
軽井沢町では、観光シーズン中の観光客増加が顕著となり、GWや7月から9月の夏季期間、11月の紅葉期間などの繁忙期間は移動需要が局地的に膨れ上がるため、観光客・地元住民共にラストワンマイルの移動が困難となっています。一方、地元のタクシー会社が保有する車両数は、ドライバー確保が困難な状況であることや、繁忙期と閑散期との変動が大きいことによる適正な車両台数の確保が難しい状況となっています。
この課題を解決すべく官民連携で連携協定を結び、ラストワンマイルの移動を確保する施策を現在推進しております。軽井沢町の既存タクシー車両合計107台へのタクシーアプリ『GO』導入をベースに、自家用車活用9台とタクシー会社の遊休車両活用5台の合計14台での地元タクシー事業者による自家用車活用事業(以下「日本型ライドシェア」)をすでに進行しており、さらなる台数拡大を目指し採用を進めています。そして今回新たに長野県タクシー協会ご協力のもと、軽井沢町の県内周辺地域からタクシーの応援派遣を実施します。



|タクシーDXによって可視化できた需給バランスの現状をもとにデータドリブンな施策で供給力向上を目指す
2024年3月からの本プロジェクト始動により、アプリを通じたお客様からの注文数や実際のご乗車率など様々なデータが集まっていることから軽井沢町におけるラストワンマイルの需給バランス傾向が明らかになっています。GWのような一時的に需要が高まるタイミングの需給傾向や、連携協定を結ぶ関係者・町の皆様へのヒアリングも踏まえると、夏の時期、特にお盆の時期については週末の需要が大いに高まる可能性が見えてきています。
この傾向を踏まえ、地元タクシー事業者様の乗務員稼働シフトの調整はもちろん、「日本型ライドシェア」の稼働ボリュームを特に需要が高まる週末に寄せて稼働するほか、3社11台の応援隊派遣を行うことで、観光需要が最も高まる夏の最盛期の対策を行います。また応援隊派遣に加えて、夏季期間のみ稼働いただくライドシェアドライバーの雇用・募集を町や観光協会、旅館組合など各者と同時進行で行なっており、需要状況に応じて各施策を稼働させていく予定です。


|長野県タクシー協会、岩村田観光タクシー、ニュー交通、松葉タクシーの協力のもと3社11台の応援隊が結成

2024年7月12日(金)から9月27日(金)までの期間中*、曜日や時間ごとの繁忙予測に応じて台数を変動させる形で、長野県佐久交通圏内のタクシー事業者3社11台が応援隊として軽井沢町内のアプリ注文を受けて営業を行います。7月、9月は週末を中心に、8月は週末に加え、お盆時期の平日稼働を予定しています。
* 終了日は予定、変更の可能性がございます。


【車両・乗務員の応援隊派遣参画事業者】※50音順
- 岩村田観光タクシー株式会社 3台
- ニュー交通有限会社 3台
- 松葉タクシー有限会社 5台


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