～15年にわたるアカリク社独自のキャリア支援ノウハウを活かし、従来の枠を超えた就職支援を実現～
奈良先端科学技術大学院大学（奈良県生駒市、学長：塩崎一裕。以下「奈良先端大」）と株式会社アカリク（東京都渋谷区、代表取締役社長：山田諒。以下「アカリク社」）は、2024年7月18日付けで連携協力に関する協定を締結することとなりました。両者とも、就職支援やキャリア形成支援に関する包括的な協定の締結は初めての試みとなります。
今後、両者は、産学連携による「共創」の下、就職支援サービスの提供やキャリア形成支援の実施に際して相互に連携協力し、科学技術・イノベーションに貢献する人材の育成とこれらを通した社会発展等に寄与して参ります。
理系大学院生の就活支援に確かな強みを持つアカリク社は、2023年10月、奈良先端大に隣接する「高山サイエンスプラザ」に、全国初となる会員制コミュニティースペース「アカリクラウンジ 奈良先端科学技術大学院大学店」を開設しました。奈良先 端大との協力関係の下、これまでに延べ2,000人以上の奈良先端大学生が利用（奈良先端大の学生定員である約1,000人の1/3が来訪）し、リピート数は5回以上となるなど、「アカリクラウンジ」は学生の「サードプレイス（第３の場所）」として地位を確立しています。
このような状況から、奈良先端大は、高度な教育研究機関で創出される知恵を広く社会に繋げる「知恵の流通の最適化」を推進するアカリク社との連携関係をさらに強靭なものとし、次世代の価値を創造するグローバルな先導的人材の育成を加速するべく、2024年7月18日付けで相互連携協定を締結することとなりました。両者とも、就職支援やキャリア形成支援に関する包括的な協定の締結は初めての試みとなります。
アカリク社は「ジョブ型研究インターンシップ推進協議会」（文部科学省と日本経済団体連合会の連携協力により設立）の事務局も担当しており、奈良先端大との連携協力のもとで、15年にわたるアカリク社独自のキャリア支援ノウハウと学生のサードプレイスとしての機能も有する「アカリクラウンジ」をフル活用し、従来の枠を超えた就職支援サービスの提供やキャリア形成支援を両者で展開していきます。
---（参考情報：奈良先端大とアカリク社の特色）---
【国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学】
- 情報・バイオ・物質の科学技術分野に特化した学部を置かない国立の大学院大学として1991年に設立。
- トップレベルの研究者である教員が世界各国から集まり、様々な大学・学部で学んだ国内の学生や世界45か国・地域から留学生を受け入れています。これらの多様性を最先端研究の駆動力とし、異なる視点・アイデア・アプローチの下、日々、新発見や新技術を創出しています。
- このような特色と強みにより、文部科学省による直近の評価（2016～2021年度）において、教育・研究の両項目で国内最高レベルの評価を得ています。
- 創設から30周年のマイルストーンを機に策定した「学長ビジョン2030」の下、科学技術研究の最先端の追求と次世代リーダーの育成を通じ、奈良先端大は未来に貢献するため前進を続けます。
（代表者） 学長 塩崎 一裕
（所在地） 奈良県生駒市高山町8916番地の5
【株式会社アカリク】
- 博士新卒学生の就業支援サービスを主とする株式会社D・F・Sとして2006年に創業し、2010年に株式会社アカリクを設立。
- 「知恵の流通の最適化」を実現するため、大学院生・ポストドクターを対象とした人材サービスを軸に多様な事業を展開。大学院生やポストドクターの企業におけるプレゼンスを高めるための採用コンサルティング事業、研究者向けの人材サービスやITサービスなどの研究支援事業、大学向けセミナーや情報誌発行などのキャリア教育支援事業、文科省と共に取り組むジョブ型研究インターンシップ推進事業を実現しています。
- 15年以上にわたって蓄積したノウハウや、様々なアイデア・テクノロジーを用いて「知恵の流通の最適化」を加速させていきます。
（代表者） 代表取締役社長 山田 諒
（所在地） 東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
