経済産業省「令和6年度日常生活におけるPHRを活用したユースケース創出に向けた実証調査事業」に採択

2024/07/18  太陽化学 株式会社 

~コンビニエンスストアから、自然と健康が実現される社会の実現を目指して~

 太陽化学株式会社(本社:三重県四日市市、以下、太陽化学)は、経済産業省が推進する令和6年度日常生活におけるPersonal Health Record(以下、PHR)を活用したユースケース創出に向けた実証調査事業*1(以下、本事業)の実証事業者として採択されたことをお知らせします。

 太陽化学は株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン‐イレブン)、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、株式会社セブンドリーム・ドットコム、ドリコス株式会社、京都府立医科大学、国立大学法人広島大学とコンソーシアムを組み、国民生活にとって身近な存在であるコンビニエンスストア(以下、CVS)を場として、PHRを活用することで、健康を強く意識しなくても自然と健康が実現される社会を目指します。


「PHR(ライフログ)と測定データに基づいてパーソナライズされた商品レコメンドによる行動変容の実証」事業概要

背景
 日本国内においてライフログ等のPHRサービスの活用は、自治体および健康経営に取り組む事業者、健康保険組合向けが大半でありPHR活用サービスの普及、マーケット拡大については未だ発展途上の段階と言えます。
近い将来、国民の豊かな健康生活に向けて、PHRが生活に密着した産業のサービスと組み合わせて活用されれば、個人に最適なサービス・体験が提供され、ヘルスケア産業の裾野の拡大に繋がると期待されています。
 このような中、経済産業省では、日常生活の中で、国民が価値を感じられる新たなサービス(ユースケース)の創出に向けた実証事業を行っています。*1

事業概要
 太陽化学は、セブン‐イレブンをはじめとするコンソーシアムのメンバーとして 『PHR(ライフログ)と測定データに基づいてパーソナライズされた商品レコメンドによる行動変容の実証』 に取組みます。
 セブン‐イレブンは「4つのビジョン」*2 の一つに「健康」を掲げ、消費者にとって身近なCVSを社会インフラとして利用するモデルケースの確立を視野に、データドリブンな健康ラボストアの設計・運営を検討しています。本事業はセブン-イレブン店舗を場として、検証に利用するアプリを生活者に無償提供し、アプリの利用や生活者自身が利用するウェアラブルデバイス、店頭に設置する健康チェック機器の各種測定データと購買データを連携させることで、生活者にとって必要な栄養素の可視化と対応する商品のレコメンドを行い、生活者の意識及び行動変容に繋がるか検証いたします。

 食品素材メーカーである太陽化学は、長年にわたり培ってきた健康と栄養に関わる知見と研究開発力を基盤に健康とおいしさを両立し、毎日続けたくなる食品開発のパートナーとして本事業にかかわってまいります。
コンソーシアム参加団体の役割


*1 経済産業省「令和6年度日常生活におけるPHRを活用したユースケース創出に向けた実証調査事業」に係る実証事業者の公募について
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2024/k240508001.html
*2 セブン‐イレブンが描く未来のための『4VISIONS』
https://www.sej.co.jp/concept

太陽化学株式会社 概要
商号  : 太陽化学株式会社
代表者 : 代表取締役社長 山崎 長宏
所在地 : 〒512-1111 三重県四日市市山田町800番
設立  : 1948年1月
事業内容: 乳化剤、安定剤、鶏卵加工品、機能性食品素材等の開発、製造
資本金 : 77億3,062万円
URL   : https://www.taiyokagaku.com/

伝統的な天然素材から、最先端技術を応用した新規素材まで様々な食材・工業用途向素材を取り扱うと共に、研究開発型企業として、無限の可能性を秘めた機能性食品素材の創造に取り組んでいます。

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