市原八幡埠頭バイオマス発電所の商業運転開始について

2024/09/25  東京瓦斯 株式会社 

~首都圏の電力需給安定化と環境負荷の低減に貢献~

 東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、このたび、プロミネットパワー株式会社(東京ガス100%出資子会社、社長:川村 俊雄)を通じて建設した市原八幡埠頭バイオマス発電所(以下「本発電所」)(*1)の商業運転(FIT売電)を開始しました。

 本発電所は、東京ガスグループが出資する首都圏初のバイオマス発電所です。年間想定発電量は約5.3億kWhであり、一般家庭約17万世帯の年間消費電力量に相当する発電規模となります。データセンターなどの拡大に伴い電力需要の増加が見込まれる中、気象条件に左右されず安定的に発電できるメリットを活かし、首都圏の電力需給安定化、環境負荷の低減に貢献します。
 なお、本発電所の運転開始後のオペレーションとメンテナンス(O&M業務)は、本発電所のオーナーズエンジニアリング(*2)も務めた東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:小西 康弘)が担います。

 東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」で「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げ、2030年における国内および海外での再生可能エネルギー電源取扱量600万kWの実現を目指します。今後も、ビジネスパートナーとの協働に加え、案件開発に主体的に携わることで、地域・社会に寄り添いながら、太陽光、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギー電源開発・運営を推進していきます。

                    発電所の全景

<市原八幡埠頭バイオマス発電所の概要>

*1:富山県高岡市および千葉県市原市における木質バイオマス発電事業の取得について(2020年8月26日発表)
*2:設計・建設における技術支援およびコンサルティング  
                                            以上

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