植物の『根』について、その種類、構造、機能から品目ごとの特徴、樹種による違いがわかる本。

2024/09/26  株式会社 誠文堂新光社 

株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2024年10月9日(水)に、『図解でよくわかる 根のきほん』を発売いたします。




■『根』から世界を眺めてみる
『根っこ』に関する情報や知識は、土の中に根があることからも、一般の人々が意識したり調べたりすることはあまりありません。しかし、『根』は食や環境を根底から支える植物の重要な部位です。食と環境の重要性が改めて増している現在にあって、今までにない切り口でとして、『根』から世界を眺めてみる必要があるのではないかと根研究学会は考えました。

本書は、植物の『根』に着目し、草本や木本植物・農作物の根について、根研究学会の会員が中心となり、各方面の専門家が詳しく執筆・解説・編集した書籍です。






■本の内容
本書は、根の種類と共通構造、根の生物的な起源、植物による構造の違い、根の基本的な役割について、基本的な根の知識を身に付けることができます。

また、根と文化や食を支える根、イネ科やイモ類・根菜類・果菜類・葉菜類・花き・果樹など品目ごとの根の特徴について解説しています。さらに、樹種による根系の違いについても解説していて、普段目にしない土の中の根の様子を知ることができます。






その他、『環境を支える根』の章では、『根』をみつめなおし、減災や気候変動への有用性を説き、最終章では『根の研究 最前線』について、宇宙と根・根と植物ホルモンなど、最新のトピックスを掲載しました。



植物の『根』に焦点をあてることで、自然環境や農業、造園などへの新しい視点を見つけることができるでしょう。また、根を知ることにより、土壌や肥料についても、より一層理解を深めることができるようになります。

植物の『根』について、詳しく理解できるよう、解説した本です。


【目次】








【編著者プロフィール】
根研究学会(ね・けんきゅうがっかい)
「根研究学会(Japanese Society for Root Research)」は、1992年に「根研究会」(ねけんきゅうかい)として発足し、2013年に「根研究学会」(ねけんきゅうがっかい)と改称しました。通称は「根研(ねけん)」、英語の略称は JSRR です。国内外あわせて350人以上の会員が参加しています。
植物の根や、根に関連した植物・土壌・農業・環境保全などに関心をもつ人々の情報交換の場を提供するとともに、国内外の根研究の発展に寄与しています。なお、本会は日本学術会議の協力学術研究団体です。

【書籍概要】
書 名:図解でよくわかる 根のきほん
編著者:根研究学会
仕 様:A5判、176ページ
定 価:1,980円(税込)
発売日:2024年10月9日(水)
ISBN:978-4-416-62309-1

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