炭素回収・有効利用・貯留の市場規模、2025年には35億米ドルに到達見込み 導入にかかる高コストが市場の抑制要因

2021/01/13  株式会社 グローバルインフォメーション 

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「炭素回収・有効利用・貯留 (CCUS) の世界市場 (~2025年):サービス (回収・輸送・利用・貯蔵)・エンドユーザー産業 (石油&ガス・鉄鋼・セメント・化学&石油化学・発電)・地域別」 (MarketsandMarkets) の販売を1月13日より開始いたしました。

炭素回収・有効利用・貯留の市場規模は、2020年の16億米ドルから2025年には35億米ドルに達し、CAGR17.0%で成長すると予測されています。炭素回収・有効利用・貯留市場は、工業プラントや発電所でのCO2排出量の削減への注目が高まっていることにより成長しています。

 

CCUSは主にCOVID-19の影響が限定的な発電所や天然ガス処理プラントで使用されております。各国で実施されたロックダウンにより影響を受けた、セメントプラントや化学プラントなどの商業部門でのCCUSの役割も非常に小さいものとなっています。しかし、ロックダウンは、その後のプロジェクトの遅延を引き起こし、CCUS市場の成長に影響を与えています。

 

推進要因:CO2排出量削減への注目度の高まり

 

気候変動への懸念が高まっていることから、排出量を削減するためにCCUSの採用が増えています。CCUSは、大気中への放出を避けるために、様々な方法でCO2を回収し、利用または貯蔵します。化石燃料や天然ガスを使用して発電することは、CO2を排出する主な原因となっています。CCUSは、温室効果ガスの大気中への放出を防ぐことができます。

 

抑制要因:炭素回収・有効利用・貯留の高コスト

 

炭素回収・貯留のコストは、プラントの初期費用と継続的な運転・維持費を含むと、炭素回収・貯留を使用しないCO2排出量の削減対策よりも高額になります。炭素回収・貯留のコストとは、プラントでのCO2の回収、輸送、貯蔵も含まれます。回収プロセスで吸収されたエネルギーによる効率の低下や、CO2回収専用機器の追加は、CO2回収プロセスの主要なコスト要因となります。例えば、後燃焼のためのCO2スクラバーや、オキシ燃料技術のための空気分離ユニットの追加により、初期CAPEXと運転・保守コストは増加することになります。貯留コストを計算するためには、初期探査、サイト評価、サイト準備などの要因も考慮されます。これに加えて、監視コストも必要となり、プラントメーカーのCCUS導入を妨げる要因となっています。

 

【 当レポートの詳細目次 】

https://www.gii.co.jp/report/mama967508-carbon-capture-utilization-storage-market-by.html

 

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