2022/05/31

「SDGsサステナビリティ・リンク・ローン」による大貫繊維株式会社への資金協力について~株式会社浜銀総合研究所の評価を活用したSLL第1号案件~

株式会社 横浜銀行 

2022年5月31日

「SDGsサステナビリティ・リンク・ローン」による大貫繊維株式会社への資金協力について
~株式会社浜銀総合研究所の評価を活用したSLL第1 号案件~


コンコルディア・フィナンシャルグループの横浜銀行(代表取締役頭取 片岡 達也)は、大貫繊維株式会社(代表取締役 大貫 雅文、以下「同社」 ※1)に対し、「SDGsサステナビリティ・リンク・ローン」(以下「SLL」)による資金協力をおこないましたので、お知らせします。本ローンは、当行グループ会社の株式会社浜銀総合研究所(代表取締役社長 鈴木 圭一、以下「HRI」)の評価を活用したSLL(※2)により資金協力する第1号案件です。

SLLは、環境課題や社会的課題の解決に向けたサステナビリティ活動の目標値として、「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット」(以下「SPTs」)をお客さまが設定し、その達成度合いに応じて借り入れ条件が変動する仕組みの融資商品です。当行は本商品の提供を通じて、お客さまにSPTs達成に向けた動機付けを促し、お客さまのサステナビリティ経営を支援するとともに、地域企業の持続的成長に貢献します。

今回、同社は本ローンによる資金調達を通じて、同社が掲げる「環境保全に向けた取り組み」を進めていきます。具体的には、2050年時点でのCO?排出量ネットゼロを目標に、「2029年度のCO?排出量を基準年比で50.12%削減する」ことをSPTsに設定し、再生可能エネルギー由来の電力使用などに取り組んでいきます。

なお、本ローンの融資フレームワークは、国内外で策定されている各種原則・ガイドライン等に対する整合性について、株式会社格付投資情報センターのオピニオンを取得しており、お客さまは、外部評価機関の評価を取得する場合に準じたスキームとして、気候変動への対応をはじめとするSDGsへの取り組みをステークホルダーに訴求することができます。

横浜銀行は今後も、サステナブルファイナンスへの積極的な取り組みを通じて、多様な資金調達ニーズに応えるとともに、地域社会の持続的な発展に貢献していきます。

(※1)同社は、工業用ミシン糸のトップメーカーとして、「エースクラウン」の名称で各種素材のミシン糸を製造・販売しています。

(※2)HRIへ第三者評価および実績の検証をご依頼いただく際には、所定の費用がかかります。

【大貫繊維株式会社の概要】
代表者 大貫 雅文
所在地 神奈川県愛甲郡愛川町半原6番地
事業内容 工業用ミシン糸、各種資材用ミシン糸、絹および各種撚糸加工
設立 1949年7月(創業1894年)

【同社によるSDGsへの取り組み】

【本ローンの仕組み】

以 上

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