2022/07/01

秋田県秋田市にて太陽光・風力によるハイブリッド型発電所の運転を開始

三菱HCキャピタル 株式会社 

2022 年 7 月 1 日

三菱HCキャピタル株式会社

秋田県秋田市にて太陽光・風力によるハイブリッド型発電所の運転を開始
年間を通じた安定した電力供給を実現、再エネの導入拡大に貢献

三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:柳井 隆博/以下、当社)のグルー プ会社であるHWP 株式会社(代表取締役:大嶋 秀明/以下、HWP 社)は、本日、秋田県 秋田市にて、太陽光を用いた秋田天秤野ハイブリッド太陽光発電所の運転を開始しました。

秋田天秤野ハイブリッド太陽光発電所は、HWP 社が 2015 年 9 月に竣工した秋田天秤野 風力発電所*(以下、天秤野風力発電所)に、あらたに太陽光発電設備を併設して建設したもの です。HWP 社は、効率的な発電が可能な季節や時間帯の異なる太陽光発電と風力発電を併設 し、両発電所を同じ系統に連系するハイブリッド型で運営、既存の系統枠を最大限に活用しつつ、安定した電力供給を実現します。

2021 年に日本政府が策定した第 6 次エネルギー基本計画においては、2030 年度の電源 構成における再生可能エネルギーの割合を36~38%とする目標の達成に向けて、地域との共生 を図りつつ、その最大限の導入が促されています。一方で、再生可能エネルギーのなかでも主要な発電源である太陽光および風力発電においては、その拡大にあたり、用地の確保や系統枠の制約が課題となっています。

そこで、HWP 社は、天秤野風力発電所周辺の遊休地と既存の系統枠(2MW)の有効活用を 目的に、風力発電設備の隣に、新たに太陽光を用いた秋田天秤野ハイブリッド太陽光発電所(発電容量 1.1MW)を建設しました。これにより、天秤野風力発電所の出力が基準値を下回る 場合、太陽光発電の出力を調整し、風力発電による不足分を太陽光発電で補うことで、年間を通じた安定した電力供給を実現します。

三菱HCキャピタルグループは、「環境・エネルギー」を注力領域の一つに掲げ、国内外にて 再生可能エネルギー発電事業や自家消費型太陽光のPPA(Power Purchase Agreement) 事業、プロジェクト投融資などを推進しています。今後とも、地域やお客さまのニーズにお応えし、創エネ、蓄エネ、省エネをはじめとする最適なソリューションを提供することで、脱炭素社会の構築に貢献していきます。

*2014 年 7 月 14 日付 旧日立キャピタル株式会社 ニュースリリース 「日立が秋田県秋田市に風力発電所を建設」 https://www.mitsubishi-hc-capital.com/pdf/investors/hc/ir/20140714akwi.pdf

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2022070102.pdf

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