三菱HCキャピタルと東北大学発スタートアップのAEOSが資本業務提携契約を締結

2024/09/25  三菱HCキャピタル 株式会社 

2024 年 9 月 25 日

三菱HCキャピタル株式会社
株式会社AEOS

三菱HCキャピタルと東北大学発スタートアップの AEOS が
資本業務提携契約を締結

災害時・平時を問わず適切に医療情報を活用できるプラットフォームの構築をめざす

三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:久井 大樹/以下、三菱HCキャピタル)と東北大学発スタートアップ企業である株式会社AEOS(代表取締役:滝内 冬夫/以下、AEOS)は、このたび、資本業務提携契約(以下、本提携)を締結しました。

1. 本提携の背景について
災害大国である日本では、災害時においても質の高い医療を提供すべく、さまざまな取り組みが推進されています。しかし、現状、患者の医療情報は医療機関ごとに管理されており、災害時のみならず平時においても医療情報へのアクセスおよび活用が難しい状況です。その結果、適時適切な医療提供ができず病状が重篤化するケースや、不要不急な受診による医療機関の業務負担の増加が課題となっています。それらの課題解決のために、災害時・平時を問わず個人・医療機関双方が適切に医療情報を活用できるプラットフォームの構築が求められています。

2. 本提携の内容について
AEOS は東北大学発のスタートアップ企業であり、「新たな医療福祉社会の実現、価値変容にあった経済社会の創出および災害対策がコストにならない社会の実現」をビジョンに掲げ、医療・健康情報などのデータ活用により医療従事者・患者双方の課題解決につながるサービスを開発しています。

三菱HCキャピタルは、ヘルスケア分野において、医療機関の経営支援により安定した地域医療サービスの提供と質の向上に貢献すべく、医療DX の促進、地域医療連携の効率化・高度化支援の取り組みを進めています。

今後、両社は、本提携にもとづき、両社が保有する技術や専門的な知見を活用し、医師の業務負荷軽減や医療サービスの質向上による持続可能な地域医療提供体制の構築に取り組むとともに、医療・健康情報などを統合的に管理・活用可能なプラットフォームを構築することで、災害時においても継続して適切な医療を受けることが可能な社会の実現をめざします。

本提携は、三菱HCキャピタルが、スタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じた新サービスの創出、新事業の開発促進を目的に運用する「イノベーション投資ファンド*」を活用したものです。

* 2023年6月8日付ニュースリリース「総額100億円のイノベーション投資ファンドを創設」
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2023060801.pdf

■三菱HCキャピタルの概要
社名
三菱HCキャピタル株式会社
代表者
代表取締役
社長執行役員
久井大樹
所在地
東京都千代田区丸の内一丁目5 番1 号
設 立 年 月 日
1971 年4 月12 日
事業概要
各種物件のリース、各種物件の割賦販売、各種ファイナンス業務等
資本金
331 億 9,600 万円

■AEOSの概要
社名
株式会社AEOS
代表者
代表取締役 滝内 冬夫
所在地
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉 468 番 1 号
東北大学マテリアル・イノベーション・センター 青葉山ガレージ
設 立 年 月 日
2023年11月29日
事業概要
安心・安全な生活を支える IT 環境に関する研究・開発
日々の暮らしをアシストする AI エンジンの研究・開発
人々と社会をつなぐデータモデルに関する研究・開発
資本金
1,450 万円(資本準備金を含む)

■三菱HCキャピタルグループについて
三菱HCキャピタルグループは、“未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター”を「10 年後のありたい姿」に掲げ、その実現にむけて、ファイナンスに加え、有形無形のアセットの潜在価値を最大限に引き出しつつ、それらを活用したサービスや事業経営などに取り組むことで、「ビジネスモデルの進化、積層化」を進めていきます。

わたしたちは、絶えず変化する社会やお客さまのニーズに応えるべく、地球環境に配慮し、独自性と進取性のある事業を展開することで、明るく希望に満ちた未来社会、豊かな暮らしの実現に貢献していきます。

詳しくは、三菱HCキャピタルのウェブサイトをご覧ください。
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/

■AEOS について
医療情報のパーソナライゼーションが進んでいます。患者一人ひとりの健康状態や病歴、ライフスタイルに基づいて、最適なヘルスケアサービスや医療サービス、治療法を選べることが期待されています。株式会社AEOS は自ら保有・蓄積する医療や健康情報に基づいて、自らに最適なサービスを、いつでも誰でも受けられるようなヘルスケアプラットフォーム構築に取り組んでいます。

病気にかかると日常生活が変わります。治療を中心にした生活を余儀なくされます。本来は生活の中に治療があり、生活中心であるべきです。しかしそれには上手に病気と共存する知識と対応方法を知り、不安の中で実践しなければなりません。

弊社はその不安を軽減できるよう意思決定をお手伝いするアプリケーションの提供、症状や嗜好に合わせた健康食などヘルスケアサービスの紹介、自身の病気に向き合う仲間との交流の場を提供していきます。

そしてこのプラットフォームサービスは平時だけでなく、災害の時にも役立つよう取り組んでいます。人と生活を中心に新たなレジリエンス社会とウェルビーイングの達成に寄与して参ります。

詳しくは、株式会社AEOS のウェブサイトをご覧ください。
https://www.aeos.co.jp/

■本件に関するお問い合わせ先
三菱HCキャピタル株式会社
コーポレートコミュニケーション部
〒100-6525 東京都千代田区丸の内一丁目 5 番 1 号
TEL 03-6865-3002 (直通)

株式会社AEOS
代表取締役 滝内冬夫
〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉 468 番 1 号
東北大学マテリアル・イノベーション・センター 青葉山ガレージ
TEL 090-5322-4799

以上

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