2024/07/19

インドネシア初の商用EVトラック新型「eCanter」導入で ゼロエミッションへの取り組みを推進

郵船ロジスティクス 株式会社 

プレスリリース

インドネシア初の商用EVトラック新型「eCanter」導入で ゼロエミッションへの取り組みを推進

2024/07/19

プレスリリース

郵船ロジスティクス株式会社(社長:岡本宏行)のインドネシア法人PT. Yusen Logistics Indonesia(社長:青山哲也、以下、YLID)は、インドネシアで初めて商用EVトラック?*1?新型「eCanter ?*2?」を導入し、同国におけるゼロエミッションへの取り組みを推進します。

インドネシア政府は、2060年までにカーボンニュートラル実現を掲げ、2025年までに国内の自動車生産台数に占めるEVの割合を20%に引き上げることを目指すなど、政府主導で政策を進めており乗用EVの販売台数は増加しています。また、昨年には同国内で軽商用EV?*3?の販売が開始され、物流分野における商用EVの導入が始まりました。

今回YLIDは、三菱ふそうトラック・バス株式会社(代表取締役社長・CEO:カール・デッペン)の現地販売代理店PT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(以下、KTB)が、2024年からインドネシアで初めて販売を開始する商用EVトラックの新型「eCanter」を国内輸送に導入します。2024年9月からジャカルタ都市圏、西ジャワ州カラワン地域間で運行を開始する予定で、ジャカルタ近郊の自社施設には急速充電設備を整えます。今後太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを利用した充電設備の設置も検討中です。導入にあたりYLIDは、昨年からKTBと共同で従来型の「eCanter」を使用した走行試験を実施し、バッテリー性能を含む貨物積載時の走行性能や急速充電設備の設置場所など、実際の輸送を想定した検証を重ねてきました。インドネシアで初の商用EVトラック導入を記念し、7月18日にはインドネシア最大級の国際モーターショー「The 31st GAIKINDO Indonesia International Auto Show(GIIAS 2024)」に出展しているKTBのブースにおいて、それぞれの代表者をはじめ関係者が出席した式典が執り行われました。

YLIDは、商用EVトラック導入の他にも、インドネシア国営鉄道会社傘下のPT.Kereta Api Logistikと協業し、ジャワ島内における鉄道輸送サービスの提供を推進するなど、インドネシアの物流分野における温室効果ガス(Greenhouse Gas、以下、GHG)排出量削減に取り組んでいます。持続可能なサプライチェーン構築に関するたくさんのお客様からの要望にお応えするため、今回の新型「eCanter」導入をはじめ、インドネシアにおける環境に配慮したサービスメニューの拡充を引き続き目指していきます。

当社はグループ環境目標として掲げる「2050年までにお客様に提供する全サービスのネット・ゼロエミッション化」に向けて、GHG排出量中期削減目標を設定し、2030年までに、GHG排出量を45%削減(2022年度比、Scope1,2)することに取り組んでいます。社会課題解決に向けてさまざまな企業の架け橋となり、事業を通じて社会課題を解決することで、新たな価値を創造するサステナブル・ソリューション・プロバイダーとして、取り組みを推進していきます。

?*1?車両総重量約6トン(最大積載量約3トン)相当の商用EVトラックとして、インドネシアにおいて初導入。
?*2?eCanterは三菱ふそうトラ ック・バス株式会社の登録商標です。
?*3?最大積載量500kg未満の軽商用EV。

<式典の様子>

(左から)PT Krama Yudha Tiga Berlian Motors 社長 岡本 大資様、PT. Yusen Logistics Indonesia 社長 青山 哲也



ご参考
郵船ロジスティクス ESGの取り組み (yusen-logistics.com)
インドネシアのカーボンニュートラル実現へ 鉄道輸送サービスで貢献 | 郵船ロジスティクス | 日本 (yusen-logistics.com)

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