ポーランドで 大型ロジスティクスセンターの稼働開始

2024/07/02  郵船ロジスティクス 株式会社 

プレスリリース

ポーランドで 大型ロジスティクスセンターの稼働開始

2024/07/02

プレスリリース

郵船ロジスティクス株式会社(社長:岡本宏行)のポーランド法人Yusen Logistics (Polska) Sp. z o.o. (社長:Marek Wieckowicz、以下、YLPL)は、ポーランド・ヴロツワフに大型のロジスティクスセンターを新設し、6月18日に稼働を開始しました。

新たに開設したロジスティクスセンターは、ポーランド南西部の都市ヴロツワフに位置し、約44,000m2の面積を有する大型施設です。一般消費財や自動車関連貨物を取り扱うほか、フルフィルメントセンターを併設し、ファッションや美容関連商品などリテール産業における幅広い商品の取り扱いにも対応します。中央ヨーロッパに立地するこのロジスティクスセンターは、高速道路へのアクセスも容易なことから、在庫管理、流通加工、配送手配など欧州域内の最適な物流拠点として、より多くのお客様の要望に沿ったサービスを提供します。

郵船ロジスティクスグループは2050年までに提供する全てのサービスをネット・ゼロエミッション化することを目標に掲げています。同ロジスティクスセンターでは、太陽光パネルを利用した高効率な蓄電システムと省電力のLED照明を導入することで、温室効果ガス排出量が少なく環境にやさしい施設を実現しました。また、高い気密性に加えて、排熱を利用した空調システムや高性能ヒートポンプを設置するなど、環境に配慮した性能が評価され、BREEAM認証?*?の最高評価「Outstanding」を取得しました。

ロジスティクスセンターの開設に伴い、6月18日にヴロツワフ市関係者やお客様などゲストを招いてオープニングセレモニーを執り行いました。高度な倉庫管理システムに加え、YLPLの経験とノウハウを結集した新たな拠点が稼働したことで、e-commerce市場における旺盛な需要にお応えするとともに、お客様に最適なロジスティクスサービスの提供を目指します。

当社グループは、お客様と共に持続可能な成長を生み出す戦略的パートナーとして、またESG経営を成長戦略に掲げるNYKグループの中核企業として、持続可能な長期的視点に基づいた取り組みを推進し、今後もお客様にご満足いただける高付加価値サービスを提供してまいります。

?*?英国のBRE(Building Research Establishment)が策定し運用する建物の環境性能を評価するシステム“Environmental Assessment Method (EAM)”で、建築物の持続可能性を評価する国際的に認知された評価制度。

<開所式の様子>

(左から)当社取締役常務執行役員 杉岡 正寛、当社執行役員 太中 稔
Yusen Logistics (Europe) B.V., Managing Director - Central and Eastern Europe, John Mitchell
International Logistics Group Limited, Managing Director, Tom Ashley?
Yusen Logistics (Polska) Sp. z o.o., Managing Director, Marek Wieckowicz

<施設概要>

名称7R Park Wroc?aw West II
所在地K?ty Wroc?awskie, Polska
倉庫面積44,000m2

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