2024/07/16

海外募集による新株式発行及び株式の海外売出しに関するお知らせ

株式会社 GENDA 

2024 年7月16日
株式会社GENDA

海外募集による新株式発行及び株式の海外売出しに関するお知らせ

株式会社 GENDA(本社:東京都港区、代表取締役会長:片岡 尚、代表取締役社長:申 真衣、以下「当社」)は、本日開催の取締役会において、下記のとおり、海外募集による新株式発行(以下「本海外募集」)及び当社普通株式の海外売出し(以下「本海外売出し」)について決議いたしましたので、お知らせいたします。



1.本海外募集及び本海外売出しの背景と目的

■当社グループの現状について

当社グループは、「世界中の人々の人生をより楽しく」というAspiration(アスピレーション:大志)を掲げ、その実現のためグローバルにエンターテイメントのネットワークを構築し、世の中に流通する「楽しさの総量」を増やすことを目指しております。エンターテイメント・ビジネスを営む当社グループがグローバル展開を進めていく過程で、世界中の人々により多くの楽しさをご提供させていただくことで、当社グループの掲げるAspiration を実現してまいります。

当社グループは、「エンタメ・プラットフォーム事業」と「エンタメ・コンテンツ事業」の二つのセグメントで事業運営を行っております。現在、エンターテイメント・ビジネスは、アニメ等のIPコンテンツと、IPコンテンツとファンを繋げるプラットフォームの二つに大別することができます。世界中で日々生み出されるIPコンテンツをお客様に届けるプラットフォームとして、オンラインであれば動画・音楽・ゲーム配信やストリーミング・サービスが、オフラインであればゲームセンターや各種エンタメ施設等リアルなエンターテイメント体験の場が活用されています。

「エンタメ・プラットフォーム事業」においては、ゲームセンター等のアミューズメント施設を運営する「アミューズメント」に加え、「エンタメとしての食」をお届けするプラットフォームとしてフードやドリンク等を提供する「フード&ビバレッジ(F&B)」、カラオケ施設を運営する「カラオケ」を展開しております。

「エンタメ・コンテンツ事業」においては、人気のIPに登場するキャラクターや当該IPの世界観等や魅力を活かした商品、イベント等を企画・提供する「キャラクター・マーチャンダイジング(MD)」、アニメの制作や出版を含むIPの上流領域である「コンテンツ&プロモーション」を展開しております。

かかるビジネススキームにより、当社グループはエンターテイメント・ビジネスの上流(IP等の企画・製作)から下流(商品化されたIPのお客様への展開)に至るまでを一貫して手掛けることで、バリューチェーン上で当社グループ企業相互のシナジーを発現する、グループ全体ならではのエンタメ経済圏を確立していくことを目指しております。当社グループは、Aspiration の実現のため、エンターテイメント業界でのM&Aによる「連続的な非連続な成長」を成長戦略の柱として定めています。世界一のエンターテイメント企業を目指す当社グループにおいて、M&Aは、経営資源の獲得や事業成長、新規事業参入を早急に実現することができるため、非常に有効な手段と位置付けており、設立以来32件(注1)のM&Aを実施してまいりました。今後も積極的なM&Aを通じて、既存事業の更なる規模拡大と新規事業の獲得を積極的に推進し、事業拡大してまいります。

(注1)クロージング前の案件を含みます。

■本海外募集及び本海外売出しの背景と目的

当社グループは、上記のとおりエンターテイメント業界においてM&Aや資本提携等の手法を用いて企業価値を高めていくことを成長戦略の柱に据えており、株式会社セガ エンタテインメントやプレビ株式会社の株式取得など当社グループの主力事業である「アミューズメント」領域でのM&Aに加えて、アミューズメント施設運営とシナジー効果の期待できるエンターテイメント企業としてカラオケ施設運営等を行う株式会社シン・コーポレーションの株式取得を行うなど多数のM&Aを実施してまいりました。

本海外募集を通じて調達する資金は、全額をM&A待機資金とし、2025年7月末までに当社ならではのエンタメ経済圏の確立を目的とした今後の M&A 資金に充当する予定であります。また、本海外募集による自己資本の拡充により財務体質を強化することで、盤石な金融機関からの支援体制を更に強化し、資金調達手段の多様化が可能になると考えております。以上を通じ、今後はより積極的かつ機動的なM&Aが実施可能となり、M&Aを通じて中長期的な成長及び収益力の強化を図ることで、企業価値の向上を目指してまいります。

上記目的の他、本海外売出しを通じて、より一層の株式流動性の向上及び投資家層の拡大を図りたいと考えております。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9166/tdnet/2475123/00.pdf

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