「コーデックス委員会を理解する-食品衛生基準行政の移管を機に」
消費者庁「コーデックス委員会を理解する-食品衛生基準行政の移管を機に」
2024年11月01日
消費者庁は、食品衛生基準行政推進調査事業「食品行政における国際整合性の確保と食品分野の国際動向に関する研究」研究班等との共催で、シンポジウム「コーデックス委員会を理解する-食品衛生基準行政の移管を機に」を開催します。
詳細
食品の安全を守る仕組みは、「リスク評価」、「リスク管理」、「リスクコミュニケーション」の3要素から構成されています。我が国では、リスク評価機関(食品安全委員会)とリスク管理機関(厚生労働省、農林水産省、消費者庁、環境省等)がそれぞれ独立して業務を行いながらも、相互に連携しつつ、食品の安全性を確保するための取組を推進しています。
こうした中で、コーデックス委員会※は、食品の安全性と品質に関して国際的な基準を定めており、各国の食品の基準は、この国際基準との調和を図るよう推奨されています。また、食料、保健、気候変動、プラスチック汚染対策など、地球規模課題に関するルール形成・強化を進める必要があります。
今回のシンポジウムは、食品の衛生・基準行政が消費者庁に移管されたことに伴い、食品安全確保をするうえでの国際食品規格の重要性について改めて消費者とともに考えることを目的として開催します。特に、消費者の関心の高い課題(食品添加物、残留農薬、食品残留動物用医薬品、食品汚染物質)を取り扱う部会への参加者から実際の現場の議論を紹介し、国際規格の重要性、その策定機関であるコーデックス委員会について理解を深めるための議論を行います。
※コーデックス委員会は、1963 年にFAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が合同で設立した政府間組織です。消費者の健康を保護し、公正な食品貿易を保証するために、国際標準となる食品の規格(コーデックス規格)や基準・ガイドラインなどを定めています
【シンポジウム開催概要】
- 開催日時
令和6年11月19日(火) 13:30~16:00 - 開催形式
オンライン開催(Zoomウェビナー、YouTube配信)
※事前申し込みが必要です。 - 主催
食品衛生基準行政推進調査事業「食品行政における国際整合性の確保と食品分野の国際動向に関する研究」?研究班(代表:国立医薬品食品衛生研究所 渡邉 敬浩) - 共催
消費者庁、食品安全委員会、厚生労働省、農林水産省、東京大学未来ビジョン研究センター - 定員
350人(先着順) - 申し込み方法
以下のイベント案内ページ(東京大学未来ビジョン研究センター ウェブサイト)から、お申し込みフォームに必要事項を記入してお申し込みください。(定員に達し次第、受付を終了します)
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event/18885/ - プログラム内容
プレスリリース参照
公表資料
- プレスリリース[PDF:354.7 KB] https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms203_241101_01.pdf
関連リンク
- イベント案内ページ(東京大学未来ビジョン研究センター ウェブサイト)https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event/18885/
- 問合せ先
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消費者庁消費者安全課
保科・高橋・長谷部
電話番号 03-3507-8800
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