中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議と基本合意書を締結
日本碍子 株式会社企業情報
中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議と基本合意書を締結
2024年11月18日
日本ガイシ株式会社(社長:小林茂、本社:名古屋市)は本日、中部圏で水素やアンモニアなどの社会実装を目指す「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」と基本合意書を締結しました。
中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議は、中部圏で水素およびアンモニアの社会実装を地元自治体や経済団体が一体となって実施するために2022年に設立されました。愛知県知事が会長を務め、水素およびアンモニアのサプライチェーン構築や利活用の促進に向けて取り組んでいます。
このたびの基本合意は、中部圏で水素やアンモニアなどのサプライチェーン構築を目指す20の企業が締結しました。基本合意書締結を契機に、中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議と各企業は、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、より一層相互協力を図り、取り組みを推進していきます。
NGKグループは、中長期ビジョン「NGKグループビジョン Road to 2050」に基づき、カーボンニュートラルに貢献する製品やサービスの開発に注力すると同時に、「NGKグループ環境ビジョン」で2050年までにグループ全体の二酸化炭素(CO2)排出量ネットゼロを目指しています※1。一環として、セラミック製品の焼成炉の燃料を水素やアンモニアなどに転換する実証を進めており、水素燃焼については2025年までに技術を確立し、2030年から国内外の製造拠点の量産設備への適用を目指しています※2。
NGKグループは、引き続きパートナーと連携しながら、独自のセラミック関連技術を通じてカーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
基本合意書の趣旨
- 中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議と水素やアンモニアの供給や需要を推進する企業が相互協力を図り、2050年のカーボンニュートラル実現やサプライチェーン構築を目指す。
- 官民連携のもと地域を挙げて協力し、中部圏でのカーボンニュートラル実現の機運を醸成する。
主な合意内容
- 水素やアンモニア等の需要や供給に関して積極的に推進することに努める。
- 水素やアンモニア等の需要や供給の調査に協力することに努める。
- 水素やアンモニア等のサプライチェーン構築の実現に努める。
以上