多様な人材の活躍と自律的な行動促進に向け基幹職人事制度を改定

2024/11/19  日本碍子 株式会社 

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多様な人材の活躍と自律的な行動促進に向け基幹職人事制度を改定

2024年11月19日

日本ガイシ株式会社(社長:小林茂、本社:名古屋市)は2025年4月に、多様な人材の最大活用と自律的行動の促進に向け、基幹職(管理職)の人事制度を改定します。年齢や在籍年数にとらわれず職務内容に応じた処遇とするなど、挑戦し変革する人材を後押しし、NGKグループビジョンで掲げるカーボンニュートラル関連とデジタル社会関連分野への事業構成転換を推進します。

新しい基幹職人事制度では、これまで1種類であった等級を複線化し、高度な専門知識やスキルの発揮に特化して業務を行うエキスパート等級や、組織マネジメントに特化したマネジメント等級を新設し、多様な人材に活躍の場を提供します。全ての職務に対してジョブディスクリプション(職務記述書)を設定し社内に開示することで、それぞれの職務内容を明確にします。併せて、職務に応じた年収とし、年齢による処遇の低下や役職定年を廃止します。評価制度については、成果に対する評価だけでなく、基幹職として求められる行動に対する評価を取り入れることで、変革に向けた自律的な挑戦や、多様性が尊重される豊かで活気あふれる職場づくりを後押しします。さらに、従来の社内公募に加えて社内スカウト制度を導入することで、個人の意志で次のキャリアに挑戦できる機会を増やし、組織の活性化と新たな挑戦を生み出す環境の整備を促進します。

NGKグループは「NGKグループビジョン Road to 2050」で、「独自のセラミック技術でカーボンニュートラルとデジタル社会に貢献する」ことをありたい姿として掲げ、研究開発や社外との協働の拡大による商品開花などの「5つの変革」で、事業構成の転換に挑戦しています。今回の人事制度の改定を通じて、事業構成転換に向け主体的に意欲を持って挑戦する人材の創出につなげます。

基幹職従業員の新人事制度の概要

等級制度

  • ジョブディスクリプションにより全ての職務を明確化し、担う職務に応じて等級を決定する。これに伴い、年齢による処遇の低下や役職定年を廃止する。
  • 在籍基幹職のモチベーション向上と社外からの人材獲得を目的に、年収水準を引き上げる。
  • 等級の種類
    マネジメント:役職者として、組織運営と組織の成果に責任を負う
    シニアプロフェショナル:専門性の発揮や集団のリードで事業推進の中核を担う
    エキスパート:高い専門性の発揮によって事業推進の中核を担う

評価制度

  • 年収は、等級と各年の評価結果によって増減する。
  • これまでの「成果に対する評価」に加え、基幹職に求められる行動の達成度を評価するため「行動に対する評価」を導入する。

社内公募・スカウト制度

  • 他部門から直接スカウトを受け、本人の意思で選考プロセスに進むことができる社内スカウト制度を新設する。
  • 他部門の募集に対し、本人の意思で選考プロセスに進むことができる社内公募制度を、全基幹職に拡大する。


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以上

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