2026/04/06

悪性リンパ腫に対するIV BCVの抗腫瘍効果ならびに作用機序・感受性バイオマーカーについて学術誌「BMC Medicine」に掲載

シンバイオ製薬 株式会社 

2026年4月6日

悪性リンパ腫に対するIV BCVの抗腫瘍効果ならびに作用機序・感受性バイオマーカーについて学術誌「BMC Medicine」に掲載

シンバイオ製薬株式会社(以下、シンバイオ製薬)は、シンガポール国立がんセンター(NCCS)との共同研究成果を、学術誌BMC Medicineにおいて公表したことをお知らせします。本論文は、IV BCV(注射剤ブリンシドホビル)が悪性リンパ腫モデルにおいて見出された抗腫瘍効果と作用機序、さらには治療成功率を高めるバイオマーカーを解明したものであり、当社のがん領域におけるグローバル展開を強く支持する重要なマイルストーンとなります。

今回の公表論文では、BCVのNK/T細胞リンパ腫および末梢性T細胞リンパ腫に対する抗腫瘍効果の作用機序解析により、免疫療法との高い併用効果が示唆されました。これにより、単剤での使用にとどまらず、既存の治療法と併用できる可能性が示されています。また、BCVの感受性を左右するバイオマーカー群(TLE1等)の特定にも成功しました。予後不良の患者の中から効果が期待できる層をあらかじめ選別できるため、今後の臨床試験における成功確率の向上が期待されます。

NCCSメディカルオンコロジー部門の上級コンサルタント兼本研究の主任研究者であり、Duke-NUS Medical Schoolの准教授であるDr. Jason Chanは、「IV BCVにこれほどまでに新たな有用性を見いだせたことは、難治性リンパ腫治療にとっての大きな希望です。この科学的知見が実際の臨床現場へ届くプロセスに関わることに非常に大きな期待を寄せています」と述べています。

吉田文紀代表取締役社長兼CEOは、「この度の論文公表は、IV BCVががん領域において有用な価値を提供できることを証明するものです。積み上げられた科学的知見により、がん領域における開発を加速させ当社の成長戦略の新たな柱へと育てていきます」と述べています。

以上

【公表論文の情報】Preclinical activity of brincidofovir in peripheral T-cell and NK/T-cell lymphoma. BMC Med(2026). https://doi.org/10.1186/s12916-026-04680-8

公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.symbiopharma.com/news/pdf/20260406.pdf

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