「内向き」と言われがちな若者が、世界に目を開き、世界に貢献するような意思と能力を育む場を目指すインターバンドの挑戦!
特定非営利活動法人 インターバンド若者たちが世界の平和構築のために行動し、成長する「拠点」として、インターバンドのアップグレードを目指します。
NPO法人インターバンドは1992年の創設以来、30年にわたって紛争の予防・解決を目的に活動してきています。紛争の解決においては、実際に紛争地・紛争の可能性のある国のさまざまな人々の声に耳を傾け、報道だけではわからない紛争の実態や根本原因を分析することが必要だと考えています。その上で、紛争地域で活動するNGOや多様な関連機関と協力して紛争の解決を目指し、活動を行っています。また、国際社会に早期警報を発することで紛争の予防にも取り組んでいます。
今インターバンドは、「内向き」と言われがちな若者が世界に目を開き、世界に貢献していく意思と能力を育む場としての成長を目指し続けています。エキスパートと若者がタッグを組んで紛争解決のために行動する、持続性のあるプラットフォームづくりを実現していくため、継続寄付者を募集するなど現在の取り組みをスタートさせています。
紛争解決・平和構築のために行動する小集団「バンド」のつながり;インターバンド
世界では毎日、目を覆いたくなるような紛争が起こっています。
ひとたび紛争が起こってしまうと、その国の社会経済、そして人々の心は取り返しのつかないダメージを受けてしまいます。私たちはそのような紛争を未然に解決し、または起きてしまった紛争を早期に終息させるためには、そもそもの紛争の根源(Root Causes)に目を向けなければならないと考えています。
そして私たちは、紛争のような複雑に絡み合った問題を解決するために、まず覚醒した個人が立ち上がらなければならないと考えた。現状を変える意志を持ち、行動する人々の主体的な小集団、それが「バンド」なのです。
様々な国や地域の紛争、暴力について考え、行動しようとする人々が次々と「バンド」を作りだす。そんな「バンド」たちの繋がりが大きなうねりを起こしていく。私たちはそのような意味を「インターバンド」という名前に込めています。
そして私たちインターバンドは、紛争を未然に防いだり、紛争後の社会に平和が定着するように、設立から30年にわたり、紛争地域のファクト・ファインディング(実態把握)を行い、アジア諸国の民主化支援活動や除隊兵士の社会復帰、人道支援や平和教育を行ってきました。
紛争地域の知識や経験が豊富なエキスパートたちと、紛争解決のために行動する若者たちのプラットフォームへ
インターバンドには、紛争地域や開発途上国での活動経験や知見を持つエキスパートたちがいる。国連平和維持活動(PKO)や国連機関、開発援助機関、国際NGOなどで、紛争解決や平和構築に取り組んできました。
そしていま、紛争解決に情熱を持つ若者たちがインターバンドに数多く集まっているのです。若者たちはその行動力や発信力を最大限に発揮しています。そして何より、学生たちの政治的・経済的利害に左右されない「中立性」や、それゆえに様々な階層の人たちと出会い、様々な人々をつなぎ合わせる「つなぎ力」もまた、紛争問題に関わる上で大きな強みだと考えています。
このように、経験豊富なエキスパートと行動する若者たちが力を合わせていくプラットフォームがインターバンドの新しい形になってきております。
インターバンドの活動の基礎にあるもの
インターバンドでは、紛争や内戦の原因はしばしば抑圧的な国家体制にあると私たちは考え、選挙監視、除隊兵士支援、人道支援など自由で民主的な国づくりを支援する活動を行っています。
具体的には、紛争地域のファクト・ファインディング(紛争の根本原因と実態の把握)、ファクト・ファインディングにもとづいた平和への支援、紛争地での支援活動の経験を外交政策に繁栄させたことなどが挙げられます。直近では、カンボジアやミャンマーでの活動に当たって学生を主導としたクラウドファンディングなどにも挑戦しきました。
そして、インターバンドは1992年の創設から30年が経ちました。この30年間のインターバンドの活動参加経験者には、その後も平和構築に関係する活動の道に進んだ人が数多くいます。インターバンドでの学びと実践の経験、そして刺激をしあう仲間たちとの出会いで、その後のキャリアへとつなげているのです。
国連機関、中央省庁・政府関係機関、外務省、防衛省、内閣府、国際協力機構(JICA)、その他大学等での平和構築研究の道へ進んでいるOB・OGが多くいます。
加えて、青年海外協力隊員派遣や、開発コンサルタント会社勤務、平和構築支援NGO立ち上げなど平和構築、国際開発協力のフィールドで活躍する人たちが、インターバンドから世界へと広がっていっています。
現在の挑戦
近年ではクーデター後のミャンマー、そして日本の国際平和貢献の転換点であるカンボジアの平和と民主化の活動を経て、紛争地域の知見を持つエキスパートと、紛争地域のために行動をしていこうという若者たちの「化学反応」による紛争解決のアクションがだんだんと形になってきています。
そしてこれから、その他の国にも散らばる仲間たちが紛争の影響を受けた地域でファクトファインディングを行い、そこで明らかになった課題について緊急な支援を行ったり、その紛争の影響を受けた人たちの状況を、社会や政策に対して迅速に発信するシステムをつくっていきたいと考えています。
そのようなプラットフォームになる活動拠点をつくるために、今回継続寄付者を募集しております。
詳細はこちらから:https://syncable.biz/campaign/4045
世界中で起こる事態に対し、早急に効果的なアクションを起こせるようにしていきたいと考えています。また、海外に在学中の学生インターンを現地調査に派遣し、新たなバンドの構築を目指し、これからも活動して参ります。
■団体概要
団体名: NPO法人インターバンド
創設:1992年
所在:東京都新宿区四谷4-6-1四谷サンハイツ511号室
公式HP: https://www.interband.org/
提供元:PRTIMES