【社会課題に向き合う姿勢が"見える"素材】廃棄衣類を原料にした新素材『再生繊維フェルトシート・フェルトボード』を企画・販売する株式会社GREEN FLAGが新サイトをリリース
株式会社 GREEN FLAG本当の循環とは? 再生繊維フェルトで何ができるの? 資源循環プロジェクトの実現において不可欠なアウトプットのアイディア発信に注力した新サイトで、お客様のサステナブルな取組みの実現をサポートします。
サーキュラーエコノミーの支援事業を主軸に、2023年5月に創業した株式会社GREEN FLAG(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長:安田達生 以下GREEN FLAG)は、自社が企画・販売する、廃棄衣類問題の根幹に向き合う新素材『再生繊維フェルトシート』および『再生繊維フェルトボード』の活用の幅を広げて持続可能な資源循環の仕組みを実現するために、新素材の具体的なアウトプット事例を皆様に分かりやすく知っていただくことができるコンテンツを用意した新サイトをリリースいたしました。
新サイトURL
https://greenflag-corp.co.jp/ ※コラムページは11月より運用開始予定
再生繊維フェルトシート・フェルトボードについて
左上:廃棄衣類が原料の再生繊維フェルト材(混紡繊維)
右下:コーヒー豆の袋を回収し原料にした再生繊維フェルト材(麻)
【Point1.】繊維リサイクル率向上を阻む混紡繊維の問題を解決
現在市場に流通するアパレル製品は、綿やポリエステル等の単一素材で構成された繊維だけでなく、様々な素材を掛け合わせた混紡繊維を使用した製品も数多く流通しています。単一素材のリサイクルについては様々な技術が確立されつつある一方で、混紡繊維のリサイクルについては、マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクル共に未だ発展途上であり、この問題が繊維リサイクル率の向上を阻む大きな壁となっています。
「サーキュラーエコノミーの実現」をミッションに掲げるGREEN FLAGでは、この課題に着目し、岡山県で自動車内装フェルト製造を手掛ける株式会社ケナテックス協力のもと、単一・混紡を問わずに廃棄衣類をマテリアルリサイクルした『再生繊維フェルトボード』『再生繊維フェルトシート』という新しい素材を開発することで、繊維リサイクル率の向上を実現しました。今後この新素材の活路を開拓していくことにより、世界の繊維技術の進化と並走できるサーキュラーエコノミーの仕組みを確立できると考えています。
また一度製品化された素材も再度回収することで再生繊維フェルト材の原料となり、新しい製品の材料として循環し続けることが可能です。
【Point2.】活用の幅が広がる 厚さ0.5mm~最大20mmのラインアップ
近年活用の幅が広がりつつある廃棄衣類のアップサイクル素材においては、その多くが硬質ボードやパネルのため、店頭什器やディスプレイへの展開が事例として挙がります。
GREEN FLAGが販売する再生繊維フェルト材は、繊維の積層(厚み)と繊維の密度(硬度)の調整により豊富なラインアップがあります。薄型の0.5mm~1mm厚のシート材は縫製や刺繍が可能なため、ファブリック素材として、家具やインテリア雑貨、アパレル雑貨への展開が可能です。また5mm~20mm厚のボード材は店頭ツールやディスプレイ、オフィス家具などの材料や、インシュレーションボードとしての活用ができます。
【Point3.】繊維の良さが活かされている
エアレイド製法で繊維を吹き付けて絡み合わせながら形成される多孔質な素材のため、シートタイプ、ボードタイプ共に防音性と断熱性に優れております。また通気性・型崩れしにくい特長も持ち合わせているため、特長を活かした活用方法に対して期待値が高い素材です。今後は活用の幅の広がりに合わせて性能試験なども充実させて参ります。
サステナブルな取組みは企業だけでなく生活者にとっても身近なものになりつつあり、生活者に見えやすい形の取り組みを検討したいというニーズが増えている昨今、再生繊維フェルトシート・フェルトボードは益々注目が高まる循環素材になることが予想されます。GREEN FLAGでは現在、支援先の企業や自治体の皆様の声に耳を傾けながら、機能性の向上や豊富なカラーバリエーションを用意するなど、さらに使いやすく魅力ある素材にすべく開発を続けています。
再生繊維フェルトシート・フェルトボードを活用したお取組みについて、ご興味がございましたら公式サイトよりお気軽にお問合せください。
株式会社GREEN FLAG
https://greenflag-corp.co.jp/
兵庫県西宮市与古道町3-29 イーストプラザ1-201
担当:横倉
提供元:PRTIMES