2024/01/16

重心・医ケア児者の子を持つママが働くカフェがついに完成ークラウドファンディングで400万円達成案件

社会福祉法人 あいの実 

223名の支援者に感謝し、2024年4月正式オープン



SWC(社会福祉法人)あいの実(本部事務所:宮城県仙台市泉区実沢中山北100-2、理事長:乾祐子)は、重症心身障害や医療的なケアを必要とするお子さんをお持ちのママたちが社会参加できる環境づくりを目指しクラウドファンディングを活用しカフェを建設をしました。
クラウドファンディングで400万円を集めたカフェが完成しました!

このカフェの建築に際し、READYFORによるクラウドファンディングで223名の支援者によって4,065,000円を支援いただきました。
https://readyfor.jp/projects/ainomi-sendai-avain
わたしたちのプロジェクトに大勢の方に賛同いただき感謝しております。

そしてついにそのカフェが完成しました。
今後カフェでの就業訓練やプレ・オープンなどを経て、2024年4月に正式オープン予定で、キャンプ場に来たようなアウトドア要素満載の体験型カフェになる予定です。
カフェ建設の背景・目的





SWCあいの実は、重症心身障がい児者・医療的ケア児者ファミリーが社会から孤立しがちであることを背景に、特に重心・医ケアの子の母親たちが「生きがい」を見出し、社会に出ていくために募集を行います。私たちは、重心・医ケアの子の母親たちの新しい才能やアイデアを発掘し、どんなファミリーも取りこぼさない社会を目指しています。



重症心身障がい児者・医ケア児者ファミリーでは、『普通の暮らし』の実現には程遠い現状です。子供たちは、呼吸器や胃ろうをつけています。ほとんどの子は、立つことも座ることもできません。
多くのママたちは何年も、2時間以上続けて睡眠が取れていません。コンビニやゴミ出しに行くのさえ、不安や不便を感じています。社会と関わり輝くことは、とっくの昔にあきらめています。
- 慢性的な睡眠不足である(71.1%)
- いつまで続くかわからない日々に強い不安を感じる(70.4%)
- 自らの体調悪化時に医療機関を受診できない(69.7%)
- 日々の生活は緊張の連続である(68.0%)
- 資格取得のための学習が行えない(83.9%)
- 希望する形態で仕事ができていない(75.6%)
- 子どもを連れての外出は困難を極める(65.3%)
- 社会からの孤立を感じる(51.3%)

『医療的ケア児とその家族の生活実態調査』による

社会制度やテクノロジー、地域の機関や個人レベルの取り組みまで総動員して、なお難しい問題です。福祉の窓口やサービスは多岐に渡り、連携や一体化が実現していません。医ケア児者とご家族のニーズが複雑にからみ合い、両者とも自分の人生の主人公になれません。
母親と医ケア児は、家と介護施設を往復する日々です。医ケア児と母親が過ごせる場所も、社会とつながれる機会もないことに、気付きようがありません。医ケアの子のママの就労の機会は非常に限られています。
そこで、医ケアの子の母親たちが働けるカフェを創り、社会参加の機会を創出できればと考えました。
ですから、わたしたちが創りたいのは「カフェ」ではなく「生きがい」です。






この募集は、重症心身障害児者・医療的ケア児者ファミリーが『生きがい』を見つけることを目ざした「仙台あばいんプロジェクト」の一環です。

https://avain.ainomi.com/

医療的ケア児者のファミリーは『生きる』ことに必死です。しかし『生きる』だけでは足りません。2023年春、『仙台あばいんプロジェクト』が始動しました。

医ケア児ファミリーが『生きる』に加え、『生きがい』と『生きやすさ』を創り出すプロジェクトです。十分な睡眠時間、ママの仕事、パパの晩酌、家族旅行の思い出を取り戻します。

『あばいん』は仙台の方言で、『いっしょに行こう』という意味です。どのファミリーも取り残されず、生きがいと生きやすさを感じる未来に、私たちといっしょにいこう!という意味が込められています。
パートナー企業募集中

カフェで働くお母さんたちは様々な制約があり、運営にも通常と異なるコストがかかります。それで、カフェに必要な物品の提供、カフェの維持に必要な協賛金の拠出など、このプロジェクトを支援していただけるパートナー企業を募集しております。
詳しくはこちらをご覧ください。
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提供元:PRTIMES

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