2024/07/05

Acall、ハイブリッドワーク時代における「働き方・仕事の進め方」に関する実態調査を実施

Acall 株式会社 

1日あたりの【会議件数】は平均2.0件、【会議時間】は平均1.9時間 また、実施している会議の6割程度は不要と考えられている結果に

~働く人の一日に寄り添い、パフォーマンス向上をサポートする「Acall Personal」を開発~


WorkTech市場で事業を展開するAcall株式会社 (本社: 神戸市中央区) は、ハイブリッドワーク時代に欠かせない、1日を通した働き方や仕事の進め方に関する実態を探るため、アンケート調査を実施いたしました。また、その調査結果から、仕事の質や会議の密度などの課題解決につながるハイブリッドワーク時代のコーチングエージェント「Acall Personal」を開発し、7月下旬に提供開始することをお知らせいたします。
「 Acall Personal 」URL: https://px.acall.inc/



調査背景


Acallは「くらし」と「はたらく」を自由にデザインできる世界の実現に向けて、オフィスワークとリモートワークを支えるインフラとして国内外問わず、多くの企業の働き方を支援しています。新型コロナの影響を受けて急速に多様な働き方が浸透する中、ハイブリッドワークやフルリモートなど、ビジネスパーソンには、自律的にスケジュールやタスクを管理しながら生産性を上げる取り組みが求められています。
そこでAcallでは、ハイブリッドワーク時代に欠かせない、1日を通した働き方や、仕事の進め方に関する実態を探るため、アンケート調査を実施いたしました。


調査概要


・調査手法 インターネット調査(調査会社の保有する調査パネルを利用したネットリサーチ)
・調査エリア 東京都・大阪府・愛知県
・調査対象
  年齢:20歳以上 / 職業:会社員 
  勤務先所在地:東京都・大阪府・愛知県のいずれか / 従業員規模:300人以上
  職種:総務・人事・経営企画・営業・マーケティング・技術のいずれか
・サンプル数 600サンプル
・割付 年齢層と職種によりそれぞれ割付
  年齢層:20代、30代、40代、50代、60代を各120s
  職種:総務、人事、経営企画、マーケ、技術を各100s
・調査期間 2024年06月18日(火)~2024年06月20日(木)


調査結果


<1>「時間配分実施の状況/時間配分実施の影響に関する意識」について

1日の始まりにその日の予定やタスクを確認し、当日の時間の使い方を決める時間を設けているか聞いたところ、【1日の始まりにその日の予定やタスクを確認し、当日の時間の使い方を決める時間を設けている人】は65.5%となりました。年齢層別にみると、50代において最も高く73.3%となり、職種別にみると人事部において最も高く8割を超えました(81.0%)。

“1日の始まりにその日の予定やタスクを確認し、当日の時間の使い方を決めること”について、自身の仕事パフォーマンスに良い効果を与えると思うか聞いたところ、【そう思う】は合計8割近い結果(79.5%)となりました。また、実施している人の【そう思う】は合計95.9%と高い結果に対し、実施していない人の【そう思う】は合計48.3%と大きく差があります。

他方、“1日の始まりにその日の予定やタスクを確認し、当日の時間の使い方を決めること”について、適切なやり方やより良い方法がわからないと感じるか聞いたところ、【そう思う】の合計は半数を超える54.7%となりました。年代別にみると20代が71.7%と顕著に高い結果となっています。尚、実施している人の【そう思う】の合計は約6割(59.8%)と、実施はしているものの“時間の使い方を決めること”に自信がない様子がうかがえます。

【 考察 】
1日の働き方をデザインする大切さを感じ、“1日の始まりにその日の予定やタスクを確認し、当日の時間の使い方を決めること”を実践している人のほとんどが効果を実感している様子が分かります。しかしその方法が分からないと考えている人が約6割おり、若手はさらに増える傾向であることから、働き方をサポートするツールの必要性がみてとれます。


<2>「1日あたりの会議・会議調整の件数と時間」について

1日あたりの【会議件数】は平均2.0件、【会議時間】は平均1.9時間という結果となり、会議1件あたり1時間程度になっている様子がうかがえます。年齢層別に【会議件数】をみると、20代(2.4件)、30代(2.3件)、40代(2.3件)では50代(1.6件)、60代以上(1.6件)と比較して多くなりました。職種別では、人事が2.5件と他の職種と比較して多い結果となりました。

また、1日あたりの【会議調整件数】は平均1.8件、【会議調整時間】は平均26.5分という結果となっており、年齢層別に【会議調整件数】をみると、若い年齢層ほど多く、最も多い20代では2.3件となりました。職種別では、他の職種より会議件数が多くなっていた人事が2.3件と他の職種と比べて多くなり、【会議調整時間】も人事では32.1分と他の職種と比べて長いことが分かります。

【 考察 】
オンライン会議が増えたことで会議件数は増え、1日の働く時間のうち1/4を会議に費やしていることが分かります。会議の在り方は、柔軟な働き方をデザインする上で、改善すべき重要な項目の1つとしてあげられます。


<3>「本当に必要だと感じる・もっと効率化ができると感じる会議の割合」について

【本当に必要だと感じる会議の割合】は平均39.1%と4割に満たず、実施している会議の6割程度は不要だと考えられている結果となりました。年齢層別にみると、20代~50代の40%前後に対し60代以上では36.1%と低めとなっています。職種別にみると、総務では35.8%、人事では34.7%と総務と人事では必要な会議をしている割合が他の職種と比べて低く、不要だと感じる会議を実施している割合が他の職種と比べて高い結果となりました。

【もっと効率化ができると感じる会議の割合】は、平均43.1%と低くない結果となりました。年齢層別にみると、いずれの世代も40%台前半。職種別にみると、経営企画では49.1%と他の職種と比べて高く、約半数の会議において効率化できると考えられている結果となりました。

【 考察 】
この結果から、会議の質についても課題感が明確になりました。複数人数の関わる会議においては、1人の行動だけで柔軟に変化をもたらすことが難しいことが分かります。


ハイブリッドワーク時代のコーチングエージェント「Acall Personal」を開発



今回の調査結果を受けて、Acallでは、あらゆる仕事の「はじめ」と「終わり」のチェックイン・チェックアウトに着目いたしました。働く人それぞれの1日に寄り添い、取り組むべきことへの集中を促すことが、仕事の質や会議の密度改善などの課題解決につながります。現在、時間価値の最大化をサポートするパーソナルアプリ「Acall Personal」の開発を進行しており、7月下旬に提供開始いたします。

「Acall Personal」は、カレンダー連携やアジェンダ作成支援、オンボーディング、AIによるレコメンドなど、パフォーマンス向上をサポートし、働く人の1日をデザインします。
「Acall Personal」URL:https://px.acall.inc/


事業紹介


オフィスワークとリモートワークを支えるインフラとして国内外7,000社以上の働き方を支援しているAcallは、多様な働き方で生じる「オフィス」と「組織」の課題を解決するため、2024年2月1日より、オフィス体験を高めるFacility Experience 事業部と、従業員体験を高めるPeople Experience 事業部の新体制で事業を展開しています。

【 Facility Experience 事業部 】
プロフェッショナルな知見とテクノロジーを活用して、ファシリティ体験を継続的に向上させるプロダクトとデータ基盤の整備を提供しています。

《 プロダクト紹介 》
業務効率化・コミュニケーション活性化・働く場所の最適化を実現するクラウドサービスです。座席予約・会議室予約・入退館管理・自動受付・リモートワーク連携・オフィス分析の機能を内包し、オフィスワークとリモートワークの最適な働き方をサポートします。

【 People Experience 事業部 】
ワーカーの体験や人と人の関係をみつめ、最適な組織と従業員体験を構築するコンサルティング・コーチングサービスとプロダクトを提供しています。


会社概要



Acall (アコール) は神戸・東京・シンガポールを拠点にワークスタイルプラットフォーム「Acall」の開発・提供を行っています。私たちは、「くらし」と「はたらく」を自由にデザインできる世界を実現し、オンライン・オフラインに関わらず、働く時間と場所を自由に選択できる環境をサポートすることで、誰もが自分らしく生きることができる世界を目指しています。

社名    :Acall株式会社
事業概要  :「Acall」の開発・提供
設立    :2010年10月
所在地   :兵庫県神戸市中央区加納町4丁目2番1号 神戸三宮阪急ビル 13階
代表取締役 :長沼 ⻫寿 
URL     :https://corp.acall.jp/

提供元:PRTIMES

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