2025/12/19

【6刷出来!】ばらまきの先にどんな運命が待っているのか――リアルすぎる描写が話題の歴史ノンフィクション『ハイパーインフレの悪夢――ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する』がふたたび重版しました!

株式会社 新潮社 

著者はケンブリッジ大学で歴史学を修め、欧州統合に深く関わり、英外務省の特別顧問、欧州議会の議員も務めたジャーナリスト。英米で「埋もれた名著」と高く評価された、現代に警鐘を鳴らすスリリングなドキュメント

池上彰「ドイツの経験は反面教師として役に立つはずです」
滝田洋一「政治と経済の混乱がお互いを増幅しあう姿は昔話とは思えない」
藤巻健史「歴史が『生き抜く術』を教えてくれる」

「値上げ」と「円安」が続く日本……このままで大丈夫? 高市政権が発足し財政支出の方針が明らかになる中で改めて注目されるようになったのが本作です。
100年前、大量の国債を発行し続けたドイツでは、通貨安で輸出産業が好況に沸いたのも束の間、やがて深刻な物価高騰が庶民の生活を襲います。失業と破産が増え、モラルが失われ、ありとあらゆる対立が噴出するなかで、ひとびとはどう行動し、社会がどう崩壊していったのか。
破綻の前触れから末路まで生々しく描き出した迫真のドキュメント『ハイパーインフレの悪夢――ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する』(著:アダム・ファーガソン/新潮社)に5度目の増刷がかかりました。発売から14年が経っても読み継がれている名著です。



■ 書籍内容紹介

貨幣価値の下落と物価の上昇が限度を超えたとき、私たちの日常は激変する。
100年前、大量の国債を発行し続けたドイツ。通貨安による好況を味わったのも束の間、やがて深刻な物価高騰が庶民の生活を襲う。失業と破産が増え、モラルが失われ、ありとあらゆる対立が噴出するなかで、ひとびとはどう行動し、社会がどう崩壊していったのか。破綻の前触れから末路までを生々しく描き出した迫真のドキュメント。

■ 著者紹介

アダム・ファーガソン(Fergusson,Adam)
1932年スコットランド生まれ。イートン校からケンブリッジ大学に進み歴史学を修めたのち、ジャーナリストに。ザ・タイムズ紙などで健筆をふるった。また、欧州統合に深くかかわり、英外務省の特別顧問、欧州議会の議員を務めた。『ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―』の舞台は第一次世界大戦後のドイツ。紙幣の濫発により通貨の価値が下落し、誘発されたハイパーインフレによって社会が崩壊していく過程は、今でも貴重な教訓として引き合いに出される。その発生から終息に至るまでを当時の日記や同時代人の証言、外交資料などを駆使して生々しく描きだした本書は、欧米で数多くの高い評価を受けている。

■ 書籍データ

【タイトル】ハイパーインフレの悪夢――ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する
【著者名】アダム・ファーガソン
【発売日】2011年5月27日
【造本】ハードカバー
【定価】3,520円(税込)
【ISBN】978-4-10-506271-2
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/506271/

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提供元:PRTIMES

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