2024/10/28

セカンドパートナー意味あるの?何が楽しい?本物のセカパがいる/いた400名に「良かったこと」を聞きました!

レゾンデートル 株式会社 

体の関係がない「本物のセカンドパートナー」当事者に聞いた、[レゾンデートル]真のセカンドパートナー実態調査2024の第3報です。今回は「セカンドパートナーがいて良かったことは何か?」を尋ねた結果を報告します。セカンドパートナーを持つ男性心理について、意外な結果が判明しました。ぜひ、ご覧ください。


 

セカンドパートナーに関心を持つ既婚者が増えています…!

 

インターネットでもたびたび「セカンドパートナー」がトレンドワードに上がるほど。最近の婚外恋愛ブームの影響を受け、不倫にはならない既婚者の新しい男女関係として注目度が高まっているのです。

 

しかしセカンドパートナーという関係性にはまだまだ謎が多いのも実情。周りに「セカンドパートナーがいる」という人は少ないのではないでしょうか。

 

 

そこで、[レゾンデートル]真のセカンドパートナー実態調査では、約15,000人の既婚男女への予備調査から選び出した、肉体関係のない「本物のセカンドパートナー」が現在いる人/過去にいた人377名を対象に、その実態を調査していきます。

 

今回(第3報)のテーマは、「セカンドパートナーがいて良かったこと」です。

 

 

世間では、セカンドパートナーについて「体の関係がないなんて、何が楽しいの?」「頭おかしい」「気持ち悪い」といったネガティブな声もまだまだ聞こえますが、当事者たちは「何が良かった」と感じているのかを探ります。セカンドパートナーに興味のある方は必見です。

 

本調査は、既婚者向けコミュニティサイトの運営会社、レゾンデートル株式会社(東京都新宿区、https://raisondetre-inc.co.jp/)が行う、セカンドパートナーに関する日本初の大規模調査の一部です。過去の調査結果は下記を参照ください。

 

 

セカンドパートナーに関する初の大規模調査として、すでに様々なメディアに引用されています。

 

過去の報告は以下の通りです。「既婚者の男女関係に関する調査」で検索いただければご覧いただけます。

 

 

セカンドパートナーとは?不倫との違いについて

セカンドパートナーとは、既婚者の男女が妻や夫(ファーストパートナー)とは別に持つ、プラトニックな第二のパートナーのことです。2018年に日本で生まれた造語で、その後、既婚者の間で徐々に浸透し、現在は不倫にならない既婚者の新たな男女関係として多くの人に注目されています。通称は「セカパ」です。

 

不倫と違って肉体関係を持たない点が重要で、セカンドパートナーの関係性は「友達以上、恋人未満」とも言われます。セカンドパートナーにどこまで許すかという基準は人それぞれです。「手をつなぐ」「ハグ」までは許すケースが多く、中には「キス」までOKにするカップルもいます。

 

「プラトニック不倫」という別名も生まれていますが、法的に問題になる「不貞行為」には該当しないため、不倫とは別ものとされています。

 

セカンドパートナーについて、おおよそのイメージができたでしょうか。本編に入る前に、既婚者の男女関係の用語を整理しておきましょう。

 

 

セカンドパートナーがいて良かったことは?

今回は、セカンドパートナーを求める人の心理について探る調査です。肉体関係のない本物のセカンドパートナーが現在いる人/過去にいた人377名に「セカンドパートナーがいて良かったこと」を尋ねたところ、「心が満たされる/癒しになる」との回答が最多で68.7%を占めました。

 

 

既婚者が家庭外にパートナーを求める背景には、大きく「性的なニーズ」と「心理的なニーズ」があるでしょうが、セカンドパートナーは「心の満足感」や「癒し」などにより、後者を埋めてくれる存在となっているようです。

 

婚外恋愛でも「心理的なニーズ」が目的の大きな部分を占めています。「婚外恋愛に関する実態調査 第4報」(レゾンデートル社調べ)によると、「婚外恋愛の一番の目的は何か」との質問に対し、男性の25.0%、女性の37.4%が「心の繫がり・癒し」と答えています。男性は性的ニーズに続く2番目に多い回答、女性は1番目に多い回答です。

 

 

「一番の目的」との問いにもかかわらず、男性の4人に1人が「心の繫がり・癒しが一番の目的」と回答しているところに注目です。このように考えると、肉体関係という一線を超えないセカンドパートナーという関係性が生まれるのも、納得できるように思えますが、皆さんはいかがでしょうか?

 

 

「良かったこと」に男女の違いはあるか?

続いて、男女別の回答をみてみましょう。セカンドパートナーを求める男性心理、女性心理をあらわしています。

 

 

「性的ニーズ」を満たさない関係のため、男性と女性で「良かった」と考えるポイントに差があるのではと考えましたが、意外なことに男女の差は小さく、男性も「心が満たされる/癒しになる」との回答が66.0%と最も多い結果となりました。女性の71.8%と6ポイントの差しかありません。

 

ほかに男女差がみられるのは「後ろめたくない」「オープンにデートができる」という回答で、それぞれ5ポイント程度、男性の方が多くなっています。いずれにせよ、全体で男女の大きな違いはありませんでした。

 

「良かったこと」に世代間の違いはあるか?

続いて、世代別の回答をみてみましょう。まずは男性から

 

 

有意な差が出ました。若い男性ほど「寂しさを埋められる」との回答が多くなっています。特に20代男性の場合は1位の回答「心が満たされる/癒しになる」と6ポイントしか差がありません。若い既婚男性は寂しさを抱えているのでしょうか。ちょうど子どもが小さく、妻の心が夫から子ども中心になる移行期になります。

 

また、他の回答では「後ろめたくない」「オープンにデートができる」が若い男性に多いです。

 

次に、女性の世代間の差をみていきましょう。

 

 

女性では、20代で「オープンにデートができる」との回答が他の年代に比べて多くなっています。まだ若い女性ですから、結婚してもデートしたい願望があるのでしょう。

 

注目されるのは50代女性の「既婚者同士でいろいろな話ができる」が37.5%と多い点です。「寂しさを埋められる」を超えて2位となっています。ちょうど結婚して数十年が経ったとき、子育てもほぼ終えた時期かもしれません。そんなときに、セカンドパートナーと結婚生活や子育てについて本音でいろいろ話したいというニーズがあるのでしょうか。労わり合いたいということかもしれません。

 

 

調査対象者について──本物のセカンドパートナー経験者を見つけるのは難しい

 今回の調査は、肉体関係のない本物のセカンドパートナー経験者に絞ったものです。そのため、「真の」という名前が付いています。

 

「セカンドパートナー実態調査2024 第1報」(レゾンデートル社調べ)で約15,000人の既婚者に「セカンドパートナーが現在いるか?過去にいたか?」を尋ねたところ、セカンドパートナーが現在いる人/過去いた人の割合は4.5%(657人)でした(調査日:2024年5~6月)。セカンドパートナーは肉体関係がない特別な男女関係ですから、まだ少ないことが分かります。婚外恋愛の経験者が22.5%に上る(レゾンデートル社調べ)のに比べると大きな差です。

 

他社のセカンドパートナー調査は肉体関係ありの人も対象に含めてしまっているので、注意してください。本物のセカンドパートナー経験者を見つけ出してアンケート調査ができる人数を確保するには、少なくとも1万人以上の既婚者を対象とした予備調査が必要になりますが、他社の調査はそこまで行っていません。

 

弊社の本調査は探し出した657人のなかから、男女・年齢構成が均等になるよう377人を抽出して調査を行ったため、実態をある程度、正確に反映しているでしょう。

 

<調査対象者について>

下表の通り男女、年齢層ともにほぼ均等なサンプルになっています。

 

回答者は「和歌山県」がゼロなほかは全都道府県に分布しており地域的な偏りはありません。子どもの有無は、子ども有が311人(82.5%)、子ども無が66人(17.5%)でした。

 

真のセカンドパートナー実態調査 第3報|まとめ

今回の調査では以上のことが分かりました。婚外パートナーを求める男性心理について、世間のステレオタイプは少し違うかもしれません。

 

次回以降も今回と同じ「本当のセカンドパートナーが現在いる人/過去にいた人」 377名を対象に、「セカンドパートナーとどのくらい付き合ったか?」「ハグやキスなどはしたか?OKラインはどこか?」「肉体関係を結んでしまったことはあるか?」「普通の婚外恋愛/不倫に進んでしまったことはあるか?」「配偶者がセカンドパートナーを持つことを許すか?」など、謎の多いセカンドパートナーの実態を解明していきます。

 

今回の調査の詳しい報告は「既婚者の男女関係に関する調査」に掲載予定です。このリリースでは紹介しきれない詳しいデータなども公開しています。また、過去に行った「婚外恋愛」「セックスレス」の調査報告もアップされていますので、ぜひご覧くださいね。

 

「既婚者の男女関係に関する調査」「レゾンデートル アンケート」などと検索していただくと、様々な調査結果をご覧いただけます。

 

 



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提供元:ValuePress!

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