セカンドパートナー(プラトニック不倫)と「どこで出会った?」を、いる人/いた人400名に聞いてみた!答えは職場?アプリ?趣味?

2024/09/25  レゾンデートル 株式会社 

[レゾンデートル]真のセカンドパートナー実態調査は、約15,000人の既婚者に対する予備調査の結果、肉体関係のないセカンドパートナーと現在付き合っている人/過去に付き合ったことがある人を見つけ出し、謎の多いセカンドパートナーの実態を探るアンケート調査です。今回の第1報では、「セカンドパートナーとどこで出会ったか」を詳しく聞いています。少し意外な結果も、分かりましたよ。

[レゾンデートル]真のセカンドパートナー実態調査は、既婚者向けコミュニティサイトを運営するレゾンデートル株式会社(東京都新宿区、https://raisondetre-inc.co.jp/)が行う社会調査です。

 

セカンドパートナーに関する日本初の大規模な調査になります。

過去の報告は以下の通りです。「既婚者の男女関係に関する調査」で検索いただければご覧いただけます。

 

 

セカンドパートナーとは?不倫との違いについて

セカンドパートナーとは、既婚者男女が妻や夫(ファーストパートナー)と別に持つ、プラトニックな第二のパートナーという意味です。不倫と違って肉体関係は持たない点が重要で、その関係は「友達以上、恋人未満」とも言われます

 

定義を広く取れば親友も含まれますが、少し恋愛に似た感情をお互いに持つのが特徴です。プラトニックでも「手を繋ぐ」「ハグ」までは許すケースが多く、中には「キス」までOKにするカップルもいて、どこまでOKにするかのラインは人それぞれになります。

 

セカンドパートナーは、最近の婚外恋愛ブームの影響により、既婚者の新しい男女関係として注目されています。「セカパ」という通称が広まるほか、最近は「プラトニック不倫」という別名も生まれていますが、不倫とは別ものです。

 

既婚者の男女関係の用語を整理しておきましょう。

 

本物のセカンドパートナー経験者を見つけるのは難しい

「セカンドパートナー実態調査2024 第1報」(レゾンデートル調べ)で約15,000人の既婚者に「セカンドパートナーが現在いるか?過去にいたか?」を尋ねたところ、セカンドパートナーが現在いる人/過去にいた人と回答した割合は4.5%(657人)でした(調査日:2024年5~6月)。

 

セカンドパートナーは肉体関係がない特別な男女関係ですから、まだ実際にいる人/いた人は少ないことが分かります。婚外恋愛の経験者が22.5%に上る(レゾンデートル調べ)のに比べると、大きな差です。

 

なお、他社の調査は肉体関係ありの婚外恋愛と肉体関係なしのセカンドパートナーを混同しているケースが多いので、注意してください。

 

肉体関係がないお付き合いと理解している「真のセカンドパートナー経験者」を見つけ出してアンケート調査ができる人数を確保するには、少なくとも1万人以上の既婚者を対象とした予備調査が必要になりますが、他社はそこまで行っていません。

 

弊社の本調査は探し出した657人のなかから、男女・年齢構成が均等になるよう377人を抽出して調査を行ったため、実態をある程度、正確に反映しているでしょう。

 

セカンドパートナーとどこで出会った?

本物のセカンドパートナーが現在いる/過去にいた377人は、どこで相手と出会ったのでしょうか。尋ねたところ次の結果になりました。

 

図1_どこで出会った?_全体.png

 

なんと、既婚者同士の出会いの定番、「職場」(35.5%)を抑え、「昔からの知人・友人」(35.8%)が僅差で1位となっています。

 

友達の延長からセカンドパートナーに発展している様子がうかがえる結果です。確かに、幼馴染や学生時代の友人が結婚後にセカンドパートナーに変化するケースはありがちかもしれません。

 

2位の「職場」(35.5%)に続く3位は「SNS・インターネット」(17.2%)、4位「一般のマッチングアプリ/サイト」(14.9%)、5位は同率で「趣味の団体・サークル」・「飲み会」(13.0%)となりました。

 

「婚外恋愛に関する実態調査 第3報」(レゾンデートル調べ)で報告した「婚外恋愛の出会いの場」と比較すると、違いが分かります。

 

婚外恋愛の相手とどこで出会った?.png

 

両者を比べてみると、婚外恋愛では「職場」(41.7%)が断トツの1位となっています。

 

一方、セカンドパートナーではSNSやインターネットの割合が婚外恋愛よりも高いのが特徴的です。ブログ、チャットサービス、オンラインゲームなどで出会い、日常的にやり取りするうちに親密度が高まり、セカンドパートナーに発展したということかもしれません。

 

ふきだし1.png

 

続いて、男女別にもう少し詳しくみていきます。

 

図2_どこで出会った?_男女.png

 

「昔からの知人・友人」は男女差が小さいのに対して、「職場」の割合は男性が7ポイント以上も高くなっています。

 

男性は女性に比べて職場でセカンドパートナーと出会う割合が高いようです。

 

その他も全体的に男性が女性よりも高くなっていますが、「子ども繋がり」は男性がママ友と親密になるパターンでしょうか。

 

20代男性は職場でセカンドパートナーと出会わない?

続いて、「セカンドパートナーとどこで出会ったか」を年齢別にみると、20代男性と30代以降の男性に大きな違いが見られました。

 

図3_どこで出会った?_男性・年代.png

 

20代男性は「職場」の割合が極端に少なく28.0%で、「昔からの知人・友人」が54.0%と突出しています。職場におけるコンプライアンス意識が高い、男女をあまり意識せず異性の友人も多いという、令和的な若者の価値観・生活スタイルを反映しているのかもしれません。

 

また、20代男性のSNS・インターネット、一般のマッチングアプリ/サイトでセカンドパートナーと出会っている割合が突出して高いという点も、非常に令和的と言えます。

 

ふきだし2.png

 

次に女性をみると、20代・30代で「職場」の割合がやや低く、40代・50代で高くなっています。40代・50代と言えばキャリアを積んだ女性が多いでしょう。

 

尊敬できる上司、信頼できる同僚と、身体の関係のない「親密な関係」に発展するのは想像できます。最近は年下の部下もよく聞く話です。

 

図4_どこで出会った?_女性・年代.png

 

 

また、30代女性は「昔からの知人・友人」「SNS・インターネット」の割合が高くなっています。乳幼児を抱えて心理的余裕がなかった20代を乗り越え、夫との関係性に満足できず、人生を見つめ直す女性も多いでしょう。

 

そのなかで「他の既婚男性と交流したい」「でも一線は超えたくない」と考える女性が多いあらわれかもしれません。

 

真のセカンドパートナー実態調査 第1報|まとめ

 

今回の調査では以上のことが分かりました。

 

次回以降は同じ「本当のセカンドパートナーが現在いる人/過去にいた人」 377人に、「セカンドパートナーとして付き合うことになった理由」「セカンドパートナーがいて良かったことは?」「ハグやキスなどはしたか?ラインはどこか?」「肉体関係を結んでしまったことはあるか?」「配偶者がセカンドパートナーを持つことを許すか」などを尋ねた結果を報告し、謎の多いセカンドパートナーの実態を解明していきます。

 

今回の調査の詳しい報告は「既婚者の男女関係に関する調査」に掲載予定です。このリリースでは紹介しきれない詳しいデータなども公開しています。また、過去に行った「婚外恋愛」「セックスレス」の調査報告もアップされていますので、ぜひご覧くださいね。

 

「既婚者の男女関係に関する調査」「レゾンデートル アンケート」などと検索していただくと、様々な調査結果をご覧いただけます。

 

<調査対象者について>

下表の通り男女、年齢層ともにほぼ均等なサンプルになっています。

回答者は「和歌山県」がゼロなほかは全都道府県に分布しており地域的な偏りはありません。子どもの有無は、子ども有が311人(82.5%)、子ども無が66人(17.5%)でした。

 



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