NEC、大垣共立銀行に生成AIサービスを提供

2024/03/13  日本電気 

NEC、大垣共立銀行に生成AIサービスを提供

2024年3月13日
日本電気株式会社

NECは、株式会社大垣共立銀行(頭取 境 敏幸、以下大垣共立銀行)向けに、大垣共立銀行グループの共立コンピューターサービス株式会社(代表取締役社長 服部 達也、以下KCS)と連携し、生成AIサービスを提供します。大垣共立銀行では業務効率化や生産性向上を目指し、実証実験を含めた生成AIの利用を3月25日より下記の通り開始します。

本件では、NECの生成AIサービス「NEC Generative AI Service Menu」を導入し、本サービスで提供している「Microsoft Azure OpenAI Service」(以下AzureAIサービス)の生成AI「ChatGPT」を活用します。Azure AIサービスは、ChatGPTをクラウド上で利用できるサービスで、厳格なセキュリティ基準のもと運用されており、入出力情報を適切に管理して二次利用されることなくAIを活用することができます。
大垣共立銀行では、業務の見直しやデジタル化による生産性向上を進めており、デジタルテクノロジーを活用した先進的な取り組みを通じて、大垣共立銀行ならではの「新たな価値の創造」や「業務効率化」を目指しています。今後は、NECが開発した高い日本語性能を有する軽量な生成AI「cotomi」(注)などの導入を含め、利用範囲拡大や機能拡充などの検証をしていく予定です。

生成AI利用の概要

実施内容 NECの生成AI専門組織である「NEC Generative AI Hub」と、大垣共立銀行、KCSが共同でワーキンググループを立ち上げ、生成AIの理解度向上や、今後の活用方法、ユースケースの検証などの実証実験を行い、大垣共立銀行の社内業務を中心に生成AI環境を活用していきます。
活用する業務(予定)
  • 社内業務などの問い合わせ
  • 業務上の文書作成、要約、翻訳
  • マクロやプログラムなどのコード作成 など

以上

  • (注)


    「cotomi(コトミ)」はNECが開発した生成AIの名称です。ことばにより未来を示し、「こと」が「みのる」ようにという想いを込めており、生成AIを軸にお客様と伴走するパートナーでありたいとNECは考えています。
    https://jpn.nec.com/LLM/index.html

NEC Generative AI サービスについて

URL:https://jpn.nec.com/LLM/index.html

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 第二金融ソリューション統括部
E-Mail:nec_dx_finance2@mlsig.jp.nec.com

NECは、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、
誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
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