公共インフラ向けにセマンティック・デジタルツイン技術を開発

2024/07/31  Kudan 株式会社 

2024年7月31日

Kudan株式会社

公共インフラ向けにセマンティック・デジタルツイン技術を開発

Kudanは、3次元空間デジタルツインにおける物体の自動検出が可能な技術であるセマンティック・デジタルツイン技術(注)を開発し、公共インフラ向けに提供を行っていくことをお知らせします。

これまで、3次元空間デジタルツインを活用したアセット管理やメンテナンスにおいては、3次元データ内に含まれる物体の自動検出が、一般的な2次元データにおける物体認識に比べて大きく精度と効率性が劣後しているが故に、3次元データ活用の主たるハードルとなっていました。

この度、Kudanは独自の人工知覚技術を活用して最新のAIモデルと組み合わせることによって、3次元データ内の物体の自動検出に求められる3次元学習データの不足という従来の根本課題を解決し、これまで実用性が不十分となっていた3次元空間データの意味合い付けや物体認識を実現しました。

このようなセマンティック・デジタルツイン技術は、都市・インフラ・建築土木・製造業などの様々な環境でのアセット管理やメンテナンス業務のデジタル化にとって革新的なブレークスルーとなります。そして、特に公共インフラ向けには先行的に需要の立ち上がりが見込まれており、協議中の政府系案件を含めて今期から市場への提供を開始していく予定です。

※セマンティックとは「意味合い」という意味であり、セマンティック・デジタルツインは空間情報に加えて、空間に付属する様々な意味合い情報を併せ持つデジタルツイン技術を意味します

(今後の見通し)
現時点で本件による当期業績予想への影響はありませんが、今後公表すべき事実が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。

【Kudan株式会社について】
Kudanは、人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とする深層技術の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、人工知能(AI)と相互補完する技術として、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。現在、Kudanはロボティクス・デジタルツイン・自動運転などを中心に幅広い次世代ソリューションに対して技術ライセンスを提供しています。詳細な情報は、
Kudanのウェブサイト(https://www.kudan.io/jp/)をご参照ください。

■会社概要
会 社 名:Kudan株式会社証券コード:4425(東証グロース)
代 表 者:代表取締役CEO 項 大雨

■お問い合わせ先は
こちら.

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