中国電力、ロボットやAI・XR技術などを活用して社会・産業インフラ向けDX事業を展開する株式会社イクシスへ出資

2023/11/08  中国電力 株式会社 

中国電力株式会社(本社:広島県広島市中区、代表取締役社長執行役員:中川 賢剛 、以下「当社」)は、このたび、ロボットやAI・XR※技術などを活用して社会・産業インフラ向けDX事業を展開する株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役Co-CEO:山崎 文敬、狩野 高志、以下「イクシス」)へ出資しましたのでお知らせします。


国内では、道路や上下水道、ダム、橋など、生活を支えるインフラの老朽化が進み、維持管理や更新にかかるコストが増大していく一方で、熟練技能者は減少しており、維持管理の高度化や効率化が課題となっています。

イクシスは、インフラ維持管理に特化した製品・サービスの提供を強みとしており、現場作業において省人化・効率化を実現できる技術として、ロボットとAI・XR・3D技術を掛け合わせたデジタルソリューションサービスを建設業界等に提供しています。具体的には、点検ロボットが建物・構造物等の現場で撮影した映像をAI解析し、ひび割れ等の異常箇所を自動抽出するとともに、異常箇所の位置情報を3D図面上に日時データと合わせて表示することで、実際の損傷箇所などを容易に特定することができます。

当社は、イクシスのサービスがインフラ維持管理といった地域課題の解決に寄与するものと考え、出資を決定しました。

また、当社グループにおいても、送電線など電力設備の維持管理の効率化を今後の課題として認識しており、当社グループでのイクシスのサービスの活用に加え、同社との連携による中国地域のインフラ現場へのサービス展開についても検討していきたいと考えています。

当社エネルギア創造ラボでは、今後も、新たな利益の創出とともに、地域への紹介やサービス提供を通じた地域課題の解決を目指し、カーボンニュートラル、DX、スマート社会をテーマに、有望なベンチャー企業への出資に積極的に取り組んでいきます。

※ XR(クロスリアリティ)
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)の総称

株式会社イクシスの概要


会社名:株式会社イクシス(https://www.ixs.co.jp/
所在地:神奈川県川崎市幸区新川崎7-7かわさき新産業創造センター(AIRBIC)内
代表者:代表取締役Co-CEO:山崎 文敬、狩野 高志
創 業:1998年6月



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