高専制度が創設60年を迎えたことをきっかけに全国の高専OBOGらにより発足した一般財団法人高専人会（東京都港区・代表理事 渋谷修太）が、本格的に活動の場を広げるにあたり、2023年8月14日に財団の公式ウェブサイトを公開いたしました。
高専人会は、全国の高等専門学校出身者を総称し、団結して高専の価値を向上させることを目指す団体です。創設60周年を迎えた高専制度の重要な節目に発足し、これまで多くの高専卒業生が培ってきた知識と経験を共有し、更なる成長と発展を促進することを目指しています。
公式ウェブサイトのご紹介
高専卒業生約50万人が団結し、各校の同窓会等と連携しながら高専人ネットワークを構築する「高専アラムナイ」のプラットフォームとして一般財団法人高専人会の公式ウェブサイトを開設しました。
▼一般財団法人高専人会公式ウェブサイト
https://kosenjin.org/
公式ウェブサイトの公開により高専人会はさらなる広がりを見せ、活動の情報発信と共有を強化してまいります。ウェブサイトでは、高専人会の活動目的や理念、主なプロジェクト、参加方法などについての詳細情報が提供されます。各種イベントのスケジュール、参加申し込み方法なども公開され、高専出身者同士が連携し、結束を深める場として活用されることが期待されています。
一般財団法人高専人会とは
高専人会は、すべての高等専門学校出身者が卒業後も終生にわたり積極的に「学ぶ」ことを通じてネットワークを構築し、相互に支援し合うことを目的としています。これにより、高専出身者の社会的な影響力や価値をさらに高めることを目指します。
日本のものづくりを支えてきた高等専門学校制度が再評価され、高専の役割はより一層重要性を増しています。これは、過去に多くの高専卒業生がその価値を築き上げ、向上させてきたからであり、今後は日本社会における中心的な担い手となる人材として期待されています。
高専制度が2022年に創設60年を迎えたことを機に、日本全国に約50万人に及ぶ高専卒業生と関係者を総称して「高専人」と称し、団結して高専の価値を一層高めていく機会と捉え、高専アラムナイを創設しました。
▼高専人会とは
https://kosenjin.org/about
●団体概要：
名称：一般財団法人高専人会
設立：2022年5月
設立者：13名
所在地：東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー9階
●評議員：
田中 邦裕（さくらインターネット株式会社 代表取締役社長）
大蔵 峰樹（株式会社ZOZO 元CTO／神山まるごと高専学校長）
山本 博士（株式会社スマレジ 代表取締役）
●代表理事：
渋谷修太（フラー株式会社 代表取締役会長）
●理事：
福野泰介（株式会社jig.jp 代表取締役社長）
幸田フミ（株式会社FUMIKODA 代表取締役）
兼城駿一郎（株式会社みらいスタジオ 代表取締役）
平良美奈子（株式会社RyuLog 代表取締役）
山崎泰晴（株式会社エニバ 代表取締役CEO）
渡邊友章（株式会社エニバ 取締役COO／高専塾ナレッジスター 事業責任者）
横山和輝（株式会社プロッセル 代表取締役CEO）
山下翔（グロービング株式会社 取締役／CFO）
▼団体情報
https://kosenjin.org/organization
一般財団法人高専人会の今後の活動
一般財団法人高専人会として、主に以下の3つの活動を行います。
１.イベントの開催
様々な経験を積んだ高専人同士がイベントを通じて繋がることで、新たな価値を生み出します。
２.高専生支援プロジェクト(寄付・支援)
集まった寄付金を活用して高専生が活躍できるようにプロジェクトを支援します。
３.各高専人会の活動の促進・活性化
全国の高専同窓会組織（各高専人会）、高専生・高専、その他の高専関連組織の3者間の連携を活性化させる触媒として機能するような活動を行います。
一般財団法人高専人会の活動をきっかけに新たな高専人会が発足し、独自に活動していくことで高専を盛り上げる。そんな未来を目指し、活動して参ります。
