ENEOS・みずほリースによる計57MWの太陽光発電投資事業にafterFITが参画

2022/03/10  しろくま電力 株式会社 

稼働済み4か所で設備管理業務を受託

株式会社afterFIT(東京都港区、代表取締役:谷本貫造)は、ENEOS株式会社(代表取締役社長:大田 勝幸)及びみずほリース株式会社(代表取締役社長 : 津原 周作)の両社が共同で出資参画した延べ57MWの国内太陽光発電事業に参画する予定になりました。これまでドローンを活用した分析や発電量向上のための設備改善分析などのサービスを提供してきましたが、このほど、正式な契約締結により設備管理業務を受託し、本事業に参画する予定です。


今回対象となる太陽光発電設備は青森県十和田市、福島県いわき市、島根県浜田市において稼働済みの4ヵ所の太陽光発電所(合計出力規模:約57MW)は、ENEOSとみずほリースの2社によるコンソーシアムが取得したものです。(※1)

対象となる太陽光発電所の設備管理業務をafterFITが受託し、アセットマネジメント(AM)業務については、プロジェクトの売買交渉サポート、投資ストラクチャー構築支援を進めてきた株式会社ミナトマネジメント(東京都港区、代表取締役 倉本達人 )が担うことを予定しています。

afterFITは、これまでに国内で延べ625MWの太陽光発電所の保守業務に携わってきました。発電所の開発から電力供給まですべて自社で一気通貫で手掛けているのが特徴で、発電量を最大化するための設計・保守・点検・管理のノウハウを有しています。ドローンによる点検を標準化するなどテクノロジーの活用も積極的に行っており、省人化とコスト削減を進めています。また、発電所の価値を維持するため品質管理や発電量の財務的価値を見極めるAM業務にも力を入れています。

ENEOS社およびみずほリース社による今回のプロジェクトは、既存の稼働済み発電所を取得し、日本における再エネ事業拡大を通じて、脱炭素社会への貢献を目指すものです。

世界的に脱炭素が進む一方、日本は国土の制約などから再エネ電源不足が指摘されています。そのなかで、新たな発電所を増やす取り組みはもちろんのこと、既存の発電所をできるだけよい状態に保つようなメンテナンスを行い、長寿命化することが不可欠になっています。同じ立地の発電所であっても、メンテナンス次第で10年、20年後の発電量は大きく異なります。また、近年増えている異常気象や災害などに対して十分なフォローも必要とされます。

こうした背景から、afterFITは今回のプロジェクトにおいても、自社で蓄積してきた保守技術やノウハウを生かし、より質の高い太陽光発電所設備管理業務に貢献して参ります。

[設備管理太陽光発電設備の概要]
・青森太陽光発電所(仮称)
所在地:青森県十和田市
パネル容量:7.2MW
稼働時期:2019年9月

・いわき太陽光発電所(仮称)
所在地:福島県いわき市
パネル容量:26.7MW
稼働時期:2018年4月

・浜田第1太陽光発電所(仮称)
所在地:島根県浜田市
パネル容量:11MW
稼働時期:2015年11月

・浜田第2太陽光発電所(仮称)
所在地:島根県浜田市
パネル容量:12MW
稼働時期:2017年3月

(※1)両社によるリリースは以下となります。
ENEOS社:「国内4ヵ所における太陽光発電事業への参画について」
https://www.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20220310_01_01_2008355.pdf

みずほリース社:「国内4ヵ所における太陽光発電事業への参画について」
https://www.mizuho-ls.co.jp/ja/news/news-1983417025245233009/main/0/link/20220310.pdf

■afterFITについて
グリーンに特化し、発電・送電・売電の電力3事業を展開するグリーン電力会社。自社で開発から保守管理まですべてを一気通貫で行える強みを生かし、発電事業領域で成長。その実績を生かし、AIを活用した発電適地探しや大規模蓄電池をアルゴリズム制御するシステム開発など、グリーン電力の課題解決に力を入れている。売上高(2021年4月期)190億円。国内25拠点のほか、ベトナム、インドネシアにも進出。

【株式会社afterFIT 会社概要】
創業   :2016年10月
代表取締役: 谷本貫造
資本金  :5億2,400万円
本社所在地:東京都港区芝大門2-4-6豊国ビル
事業内容 :グリーンエネルギーに関する課題解決事業(電力事業、太陽光事業、風力事業、メディア事業)
URL   :https://afterfit.co.jp/

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