京の老舗湯葉店 松山閣×三田久×ゆば泉がクラウドファンディングで初コラボ

2021/12/25  株式会社 松尾商店 

3社の「高級湯葉の食べ比べセット」で滋賀固有の希少大豆の種子保存を応援! ~コロナ禍で料亭の需要が減った希少種を守るため、京の大豆問屋が呼びかけ~

創業60年余り滋賀県産大豆を専門に扱う穀物問屋株式会社松尾商店(本社:京都市、代表取締役松尾喜代榮)は、株式会社松山閣(本社:京都市、代表取締役松山吉之)・株式会社三田久(本社:京都市、代表取締役三田直嗣)・清水五条坂ゆば泉を運営する京阪興業株式会社(本社:京都市、代表取締役磯邊秀雄)と共同で滋賀県在来の希少品種「みずくぐり」を使用した「くみ上げ湯葉の食べ比べセット」を2021年12月25日12時~2022年1月30日18時までマクアケ(https://www.makuake.com/project/yuba3/)でクラウドファンディングによる販売をスタートさせます。


松山閣松山・清水五条坂「ゆば泉」・三田久 高級湯葉の食べ比べセット
湯葉という伝統産業を守る、そして種子を守る
 みずくぐりとは滋賀県内で昔から生産されていた在来品種で、生産量は滋賀県産大豆全体の僅か0.4%です。コンバイン集荷しやすいように品種改良されたものではなく、旨味と甘みが凝縮された本来の大豆の味を楽しめるものとして親しまれておりました。しかしコロナ禍で湯葉業界全体の需要が激減。湯葉は機械で製造できるものではなく、職人の手作業で作られています。その伝統産業と技術を守るため、そしてまた種子保存には毎年作り続けていかなければならない希少な大豆を守るために、4社でクラウドファンディングに挑戦します。
湯葉製造風景
滋賀県産大豆に特化した問屋の強みと各社独自の技術を活
 クラウドファンディングでリーターンとして提供するのは、京の老舗湯葉店3社がそれぞれの製法で作った湯葉の食べ比べセットです。たとえ同じ大豆を使っても、同じ湯葉ができるとは限りません。豆乳の温度・濃度・湯葉を引き上げるタイミング等々、長年培われてきた各社の技術・製法が秘密のレシピとして加わり、「濃厚な甘みの湯葉」「あっさりとした湯葉」などに変化していきます。
 そこに昔から長年生産されてきた「みずくぐり」という希少価値の高い滋賀県産在来品種の生命力と美味しさが加わります。当社が実施したモニターによるアンケートでは、通常の大豆を使った湯葉と比較すると旨味と甘みが突出して高い評価を得ました。
 3社の「くみ上げ湯葉」を食べ比べ、ご自身の「御贔屓先」を見つけて頂ければと思います。
滋賀県産在来品種「みずくぐり」


会社概要: 株式会社松尾商店
      〒600-8111 京都市下京区木屋町通り五条下がる都市町142
      TEL:075-351-7301 Fax:075-351-7380
URL:http://matsuoshouten.co.jp

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